あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

第65回海上保安大学校 学生祭「海神祭」後編

2016年06月19日 | 海上保安庁ネタ
先日6月11日と12日の2日間、呉市若葉町にある海上保安大学校で
行なわれた、第65回 海上保安大学校 学生祭「海神祭」の模様を
掲載していますが、今回は前回からの続きです。

潜水研修生による潜水実演を見学した後は海上保安シュミレーションセンターの一般公開へ
「うみまる」「うーみん」が上手に描けている。

訓練説明や講義に使用する研修室で今回のシミュレーションの説明を受けます。
今年は関門海峡を通航を想定するものでした。

説明を受けた後は船舶の操舵室を再現した船橋へ

まずはミニ観閲式から始まりました。
巡視船「あきつしま」や練習船「こじま」などがやってきました。

掃海艇とすれ違いました。

関門海峡を通航する定期航路を持たない
新日本海フェリーがやってきました。

関門大橋が見えてきました。
わかりにくいですが、潮流信号も再現してます。

次はタンカーが反航してきました。

風景も夜に変わりました。
夜の関門大橋
シュミレーションとはいえ綺麗です!

唐戸市場や海響館が見える頃から悪天候に切り替わりました。
雨から始まり、海も荒れて船の揺れも再現。
実は実際に揺れてないんですよね。
スクリーンの風景が左右に傾いているだけなんですが、
実際に床が傾いているように感じました。
船酔いする人はキツイかも?

昨年、航空機からの視野に切り替える事も出来る事を知りましたが、
今年も海上保安庁航空機からの視野に切り替わりました。
船文字が見えてきました。

海の「もしも」は118番の船文字

シュミレーションの映像も毎年変わっている様なので、
年1回だけ体験できる「海神祭」でシュミレーションセンターは外せません!


間違えて学生寮(三ツ石寮)裏に出た時にモニュメントを見つけました。
1933年(昭和8年)に旧海軍工廠火工部第二雷管装填場として建てられました。
レンガ造り平屋建ての建物は
1950年に海上保安訓練所(現海上保安大学校)が
設けられ、生徒寮、医務室、病室として使われ、 2009年(平成21年)に解体
されましたが、呉の歴史を伝える貴重な文化遺産ということで
建物の一部をモニュメントで残しているそうです。

旧海軍工廠火工部が有った所だから、弾薬庫跡でしょうか?
一部は火気保管場所として現在も使われてました。

巡視船の一般公開も行われました。
今年も一般公開されていたのは一昨年、昨年と同じく
第七管区海上保安本部大分海上保安部所属
350トン型巡視船「とから」型のPM29「やまくに」でした。
奥側の巡視船です。
手前は第六管区海上保安本部高松海上保安部所属の
特350トン型巡視船 PM「たかとり」型のPM94「くまの」です。
どちらかといえば、「くまの」を見たい!

学生寮(三ツ石寮)前のメイン会場では
ステージでの催し物の他に学生たちが飲食店を出店。
販売されているものを食べて学生さん達に協力。

アグスタAW139型回転翼航空機から焼きそばを伝って下りてくる潜水士(笑)

海上保安庁のマスコット「うみまる」「うーみん」も校内を歩き回り
記念撮影サービス

人気有るのは「うみまる」

艇庫に何故かサーフボードが置いてありました。

カッター訓練に使うボートにも海上保安庁のコンパスマーク入り

海上保安大学校には一般の大学と同じくサークルがあり、
海上保安大学校らしく救難同好会もあるんですね。
レンジャー訓練など披露。

当初は2日目も午後から海上保安大学校前の海面を使って行われるヘリコプターと
特殊救難隊、潜水士による救難訓練も見学する予定でしたが、
2日目は生憎の雨!訓練は中止となった為、行く事はありませんでした。
(画像6月21日追加)

今年は1日目だけでしたが、「海神祭」を堪能する事ができました!
海上保安大学校の皆様ありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。

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