あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

最近の広島電鉄呉エリアの話題

2014年10月02日 | 広島電鉄(呉エリア)
2014年度も下期に入りましたが、10月1日から呉市交通局から広島電鉄に引き継がれていた
バス路線のうち、利用者の低迷で廃止される恐れがあった4路線が、
地域の人の買い物や通院、通学などでこれから先もバス路線を維持していくために
地元タクシー会社が運行する呉市生活バスとして新たなスタートを切りました。
生活バスに移管されたのは、「音戸さざなみ線」「横路交叉点循環線」
「白石白岳交叉点循環線」「昭和循環線(北・中央・南コース)」 の4路線と
「呉倉橋島線(桂浜・温泉館~室尾 間)」を生活バス事業者へ移管されました。
移管路線の運行経路・運賃は変更せず。
車両もそのまま移管され、塗装もそのままで運行されます。
今まで通り広島地区ICカードPASPY・呉市いきいきパスも引き続き
利用できます。
また、一部路線でダイヤ改正も行われ、所要時分の見直しや路線廃止など行われました。
詳しくは広島電鉄HPをご覧ください。

移管路線の運行事業者は以下の通り。
音戸さざなみ線:有限会社なべタクシー
横路交叉点循環線:富士交通株式会社
白石白岳交叉点循環線:有限会社野呂山タクシー
昭和循環線北コース:朝日交通株式会社
昭和循環線中央コース有限会社東和交通
昭和循環線南コース:呉交タクシー株式会社
呉倉橋島線(桂浜・温泉館~室尾 間):有限会社倉橋交通

移管された路線全ての撮影に行けませんでしたが、住んでいる地域で運行されていた
広地区の循環線を最終日の夕方に撮影。

横路交差点循環(四新開経由便)

横路交差点循環(大広経由便)

白石白岳循環線

呉市生活バス運行開始を前に運行会社により使用されるバスで教習を
行っていた所に遭遇。

10月1日からは地元タクシー会社が運行する呉市生活バスとして
新たなスタートを切りました。
こちらも初日の夕方に広地区の循環線を撮影。

白石白岳循環線 野呂山タクシー運行

横路交差点循環(四新開経由便) 富士交通運行
ご覧のとおり、塗装はそのままで運行されています。
広島電鉄の社名と社番が剥がされ、運行会社の社名が入れられているだけで
車外放送を聞いただけですが、こちらも音声は広島電鉄仕様でありました。

10月1日の一部路線のダイヤ改正では焼山熊野苗代線の平原経由の
呉駅前~苗代下条~熊野営業所間が廃止されました。
廃止後は新たに平原経由の「呉駅前~神山峠」を新設。



先月23日の筆まつりにて熊野町内で撮影

呉市交通局から広島電鉄に移譲後、2年半が経ちましたが、
バス路線を維持していくためにも、今後もバスを利用しなくてはいけませんね。

8月から9月にかけて新車がまとまって10台導入されました。

広島200か1922(94877)ブルーリボンⅡ ノンステップ 焼山営業課
この他に1928(94875),1929(94876)の2台が中央営業課警固屋出張所配置
1930(94878),1934(94879),1935(94880),1936(94881)の
4台が焼山営業課に配置されています。

広島200か1923(90543) レインボーⅡ ノンステップ
呉中央営業課配置

広島200か1926(96770)エルガミオ ノンステップ
広島200か1925(96769)の2台が呉中央営業課警固屋出張所に配置されています。

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (indigo liner)
2014-10-02 20:05:19
来るべき時がとうとうやってきましたねえ…。
民営になったらすぐに赤字路線が廃止される…、とすぐ思いがちですけど、ただ、市営バス時代は公営という立場上、赤字路線でも簡単に縮小したり廃止できない事情もあった事でしょう。それを考えると公営事業者と民営事業者を同じ物差しでの比較は出来ないと思います。
もっとも、利用者からしたら公営や民営といった形態は関係ないのも事実です。
いずれにせよ、普段から利用する習慣を身につけること、バスの必要性について理解を深めていくこと、行政も住民も考えていかなければいけませんね…。

長々と失礼しました…。
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Unknown (のんた)
2014-10-04 18:44:23
緑縞への塗装変更に少なくとも推定1千万円を掛けたのが、早々に突っ込まれかねない事態となりましたね。
費用負担が呉市か事業者だったのか知りませんが、いずれにせよ市民・利用客の財布から強制徴収ですから。
最近ではラッピングで全車体広告が増え、高速・貸切など用途別塗装も当たり前になりましたから、昭和30年代のように会社毎の塗色統一に拘る時代でないはずなんです。
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Unknown (あきじ)
2014-10-07 19:58:18
>indigo linerさま
遅レスすいません。
来るべき時がとうとう来ましたね。
呉市の場合は2年は現状維持でしたからね。
2年目以降は事業者側が決める事ですから
呉市と話し合って今回の様な結果になったので
仕方ないとはいえ、普段から利用するよう心掛けないと
いけませんね。

>のんたさま
遅レスすいません。
塗装変更の費用は呉市持ちですが、広電側からの
要望もあり、塗装を変えた筈かと・・・
他の公営が民営化された際の塗装変更の費用負担は
どちらが負担したかはしりませんが、
問題になったという話は聞いた事が有りません。
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Unknown (のんた)
2014-10-08 22:38:21
失礼しました。1桁間違えていました。推定7千万~1億円です。
これだけあれば増便社会実験、バスロケ、今回のような早期撤退を防止する基金など、結構いろんなことができます。利用客がボデーカラーの統一を望むならそれでいいんですけど、アンケートなどしていないでしょう。

問題にならなかったから妥当という判断も難しいかも。在京マスコミがセンセーショナルに取り上げることがなければ、エンドユーザーにとって理不尽なことも「問題」にならない、そういう時代です。井笠はその代表例でした。
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Unknown (あきじ)
2014-10-09 20:08:21
>のんたさま

増便社会実験、バスロケ、今回のような早期撤退を防止する基金などは呉市がやる気があるかどうかの話になるでしょうね
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