オレンジ色のハサミ

フィンランドのフィスカルス村は＜製鉄の村＞だそうです。１９Ｃ始め製鉄所が目覚ましく発達して多くの鉄製品を生み出しました。なかでもこの写真のハサミは有名で、取っ手のオレンジ色が特徴です。
この村には、いまでは色んなジャンルのアーティスト達が集まってきているそうです。それは、製鉄時代から培ってきた文化的創造的な空気でしょうか。老朽化した建物、昔の穀物倉庫、学校などを利用して工房を作り、今もそこで作業をしているらしいです。個人だけでなく、村も土地、建物を安く提供することで村の再生化に協力して、世界でも例を見ないユニークな芸術村ができあがったそうです。
京都鷹ヶ峰にあった光悦の芸術村を思い出しました。もっと規模は小さくものでしたが。
フィスカルス村の周りの風景もナカナカのようです。作品だけでなく、この村の全体の空気が素晴らしいデザインを生み出す元になっているのでしょうか？
一度は体験してみたい空間です！

北欧デザイン

この本はフィンランドの紹介　季節は夏用です。北欧のデザインの興味があったので、フィンランド大使館から送ってもらいました。私は請求したものと、違って送られてきたものですが、この本も頂けると連絡がはいりました。
素晴らしい自然の風景　人々の簡素な生活ぶり　ダザイン、色彩の素晴らしさ　など　見ていてワクワクしてきます。
実際行ってないのに、もうそこにいるかのような錯覚さえも！
飛行機にのれば　わずか９時間半くらいで行けるらしいですが・・・・
今は送ってくださった本で、楽しい気分です。

人間国宝

昨日より滋賀近代美術館で＜森口華弘・邦彦展＞が開催されました。
親子２代人間国宝とは珍しく、まして、お父様の華弘さん御存命の時に邦彦様も人間国宝に認定されるとは・・・・展示室に入ると大きな空間がパット眼を見張るような明るさ　綺麗さ　こんな華やかな展示は今までにあまり見たことがありません。一瞬　ウットリ！
きっと見に来られた皆様もそうお感じになるでしょう。特に女性には。
染めの世界も工芸一般と同様に分業で仕事がなされていたようですが、華弘さんは全部ご自分の手で仕事をされたようです。色んな人達に聴き、失敗して、又工夫を重ねの連続だったそうです。作品の裏にあるいろんなエピソードを聞くと、感心させられることばかりでした。いかに努力を惜しまれらかってか。さして、謙虚なお人柄であったことなど。華弘さんのお顔を思い浮かべながら、作品を見させていただきました。

大でまり

今年の花は早いのでしょうか？もうおおでまりの花が日に日に大きく色も最初は薄緑のような小さな花でしたが、今ではこんなに大きく色も白くなって来ました。昨年より花の数も多くなってきています。植えて４、５年経つのですが、やっとこの頃色んな木々が落ち着いて大きくなりだしました。
昨日のコラーゲンの化粧品。びっくりしたのは・・私の指の皮膚が長い間ひび割れのようで、ゴムのような物が張り付いている感じで、薬も色々試したのですが治らなかったのです。それがあの化粧品を何気なしに少し指の箇所につけると、不思議！あのいやなゴムの張り付いた感じが薄れてきました！！
これは、やはりコラーゲンが効いたのでは。
手の感触に期待をして次は本命のオハダのプリプリ感に大いに期待しましょうか？
春　花一杯のこの頃です。

コラーゲン

新聞広告にフジフィルムが開発した化粧品サンプル、お試価格１０００円と記載されてあったので早速頼んでみました。年齢と共にしわの線が深くなり、老眼鏡で鏡を見ると　思わず目を疑うほどの皮膚です！肌からハリがなくなるのはコラーゲンの減少とか。フイルムの会社が何で化粧品？写真を美しく表現するためにコラーゲンの研究を続けてこられたとか？
物はためし！　ちょっと期待を込めて使ってみます。横目で見ていた主人いわく
明日の朝が楽しみ？　女心わっかてるの？
１本の皺でも薄くなってほしいと多くの女性達の本音でした。

美術館ボランティア

今日は美術館のボランティ。あいにくの雨降りで企画展は今はなく、常設展のみですから、きっとお客様は無いだろうと思っていｔました。が、展示会場に行くと若い女性が１人解説の始まるのを待っておられビックリしました。
現代美術はわかりにくくて・・とおっしゃっていましたが、短く解りやすい解説によって楽しめました。そして何と私１人の為に贅沢な事！と喜んでいただき、私達も僅かながら責任を果たしたような？気分でした。
大きなガラス窓から、前庭の新緑が眼に鮮やかに飛び込んで来ます。贅沢な風景です。
４月２５日から　森口華弘、邦彦　親子２代人間国宝の展示が始まります。きっと女性の来客が多いかもしれません。
作品解説の責任　充分果せるかな？今から心配です。

白い山吹

一重の白い山吹が沢山の花を咲かせています。この花の苗をくださったのは、京北町にお住まいだった素敵な女性でした。最初は辞退したのですが、一重の白は珍しいから是非持って帰ってと。花が終わって真っ黒いつややかな４，５個程の種が出来ますが、それがこぼれて今では山吹が沢山咲くようになりました。
彼女の家はご主人と２人でて作業で建てたもので、今も完成してないけれど・・・とおっしゃっていました。北イングランドの田舎家をイメージしたもので、ストーブも２個設置して、キッチンではストーブの上でオーブン料理が出来るとか・・
とても素敵なお家と、そしておもてなしの上手な事　感心しました。憧れの彼女は今どうしてるかしら？
お家に入るまでのアプローチ　イングリッシュローズが咲いていました。今もさいてるかしら？

毛糸の前身

大きな竹のザル一杯の羊の毛です。一見　グレー一色に見えますが、色んな色が入ってるんです。白っぽいゲレー　焦げ茶ぽいグレー　黒っぽいグレー　・・・
撚りをかけ引き伸ばして糸になっていきますが、この段階でもすでにグラデーションありですが、単糸を２本合わせて双糸にすると、またこのグラデーションがもっと出て不思議な機械ではできない糸が出来上がります。こうなってくると、手間　時間がかかっても手作業の仕事の面白さです。
約７００ｇあまりあるでしょうか。１日わずかしか糸は作れませんが、気長に糸車を回しましょう。機械製品の無い時代は　きっと着る人の事を想って愛情込めて作業したのでしょうか？時代を遡っての仕事　ゆったりとしてかかりましょう・・・

糸つむぎ

先日のお天気の良い日にチャコールグレーの羊毛を洗って、それをきれいにカードかけを主人に頼みました。このカードをかけるしごと結構腕力が要ります。私は苦手！思ったよりすぐにほぐれ（繊維が揃う）仕事が楽でした。
デンマークにしかいないゴッドランドという羊の毛とＭＩＸして糸にしようと考えています。ＭＩＸするとお互いの良いところ、悪いところカバー出来て・・・
男物のセータ１枚分　これから作ります。小山のような羊毛の塊が毛糸玉になっていくのですが、焦らず！　楽しんでしなくっちゃ！

かんじる比良

５月２３、２４日（土、日）かんじる比良　２００９初夏　が開催されます！
比良山麓にお住まいの方々が比良さん付近をもっと楽しんでいただきたいとの思いから毎年企画されているそうです。芸術作品　ワークショップ　ギャラリィー　ショップ　飲食店　宿泊　温泉　レジャー　カルチャー・・・色んな個性的で魅力あるお店が沢山この日は解放されて　楽しい時間が持てそうですよ。
私は昨年初めて友人に誘われて行きましたが、都会の喧噪を離れてのんびりと楽しんできました。その時の不思議な出会いから、先日の展示会に発展しました！
時間を作ってぜひ行ってみたいです！