羊のあっちゃん

手仕事の染、織物、フエルト‥ に関係した日々の生活

季節のおくりもの

2009-10-31 09:57:43 | Weblog
落ち葉の季節です。これは 柿の葉。何て綺麗な色でしょう!
柿の赤色は 日本の赤色のような気がします。陶工の柿右衛門はこの柿の赤に魅せられて 陶磁器に赤を再現したいと思ったとか?
良く見ると、赤色の中に 黄色 こげ茶 緑 ・・・・色んな色が集まっています。それらが互いに赤色を引き立てているんです。
私達人間も いろんなタイプの人がいて お互いに引き立て合うようになっているのだなー!と 遅まきながらこの歳になって気がつきました。
お互いに認め合う事の大切さとでもいうのでしょうか・・・・
喉の腫れが 良くなったかと思うと 又 痛くなって  十二分に用心してゆっくり暖かくして休んだお蔭で、今日は もう大丈夫!?1日 3日はどうしても キャンセル出来ないので。ゆっくりした時間のなかで 私も微力ながら 周りの人たちを引き立てられるよう そして私自身も輝いていられるように この柿の葉から教えられました。自然界は宝物が一杯ですね!
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ホームスパン

2009-10-30 14:54:05 | Weblog
しばらく織り物もしてなかったのですが、小幅のマフラーを織ってみました。以前 街路樹のエンジュの花で黄色を染めた原毛があったので それを紡いでみました。 今回は織り物なので 糸は単糸です。マフラー用に糸を紡いでいる時は、糸の太さは あまり意識せずにしているのですが、暫く 離れていると また一から思い出すのに時間がかかります。今回は 糸の太さがやや足りないようだした。が。その分 薄く 首になじみやすいかもしれませんが・・・・
それともう一点は 沢山買ってあるチェビオットという羊を色んな色に染めておかなくっては!と 冬 眼の前にして感じています。また 来シーズンに向けて コツコツ 準備しなくっちゃ。今これからでは 間に合いません。 もっと計画性を!! 反省しています。
ナチュラルカラーに随分 はまっていましたから。 自然の色は力強く 惹かれていますが こんな色もアクセントカラーにはいいかも。今度は赤色を 茜・ラックで染めてみたいです。
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羊のミトン

2009-10-29 13:39:19 | Weblog
真っ白のミトンです!スウェーデンで習ってきたものです。 その時はまだ完成してなかったのが、やっと出来上がりました。材料は勿論 ゴッドランドです。
クルクル毛の方を内側に縫って行きます。長くして折り曲げるとこのようなフアフワしたところが出て とてもいい感じ!
この羊 1匹で 大人3人分のミトンがとれました。色はゲレーが多かったのですが、白の方が オシャレかな? と 私の意見が通りました。
後の分は 友人とその旦那様にと買い求められたのですが、きっとまだ完成していないのでは・・・
羊の暖かい毛の中に手を入れると 寒さなんて どこかへ飛んで行きそうです。スェーデンの極寒の所でなら こんなミトンも必要なのでしょう。が 私達の所ではあまり必要でないかも??でも 旅の思い出にと思って・・・
皮を縫い合わせる糸は麻で、勿論単糸だったのですが、それを撚りをかけて双糸にして 後ミツバチの蝋でコーテイングしました。
丈夫にする為の一つの方法 これも昔の人の知恵ですね。
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羊からのおくりもの

2009-10-27 07:46:43 | Weblog
風気味で1日中 家にいた所に こんな葉書が舞い込んできました。 「羊からのおくりもの」差出主は 北欧旅行でご一緒だった方でした。
この羊からの・・・という言葉を見て アー皆・同じ事を感じ考えているんですね。葉書を受け取りながら おもわずニヤニヤしてました。
この会場は 横浜! 残念ながらとても遠いです。会のご成功 祈ってます!
好きなことで一緒になった今回の旅行も 20人位の集まりでしたが、今も何らかの連絡があったりで どこかでつながってるようです。不思議な関係?
私も 自分なりの作品を作って・・・と 励まされた1日でした。
  羊さ~ん 大好き! ありがとう
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プレゼント用に?

2009-10-25 09:48:40 | Weblog
先日 フエルト展でみて 思いつきでこんなものを作ってみました。 3年程前に唐橋ギャラリィーで展示会を開いたときも この手のものは何点か作ったのですが、織り物のマフラーに比べて 伸縮がきかない事もあり その後はあまり作らなかったのですが・・
フエルトの鮮やかな色合に 魅せられて! 
この頃は 黒っぽい色調のファッションが多い中 アクセントに 顔の周りを明るくすると 気分も変わっていいんじゃないかな?
今回は5本作ってみました。 もう少し色数を増やそうと思ってはいるのですが、チョット息抜き! 冷静に作ったものを見て これでいいか?もう少し小さめ?生地の厚さは? よく吟味してからにします。単に思いつきでこしらえる所の多い私ですが、作品の完成度をレベルアップせねば!
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毛糸だま

2009-10-24 08:09:54 | Weblog
紳士用のベストのご注文をいただいて、やっと毛糸が作れました。材料の羊さんはジャコブとシェットランドをブレンドしました。
ジャコブは1頭の毛のなかに黒、茶、白全部の色が入っている 所謂「ブチ」です。私が使ったのはこの黒に近い茶色。
ジャコブ1頭分 買ったときに 白・茶・こげ茶 と大まかに取り分けておいたものなのですが。羊の箇所(首の部分 お腹の部分 お尻の部分・・)によって毛の質が異なります。今回つかったのは 少し剛毛に近いようだったので、柔らかさを加えるために シェットランドをMIXしました。
いずれも 軽い毛でしたので 出来あがった糸はビックリするくらい軽い!少しシャリっとした感じはありますが、それがかえって紳士用で良かったのではと感じています。後は 編んで下さる方にお願いして・・・どんなものが出来上がるかお楽しみです。
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ご馳走

2009-10-23 09:09:38 | Weblog
先日 金沢近江町市場で買い求めた鯖を お寿司につくりました。鯖はすでに店で2枚におろしてもらったので 仕事は少し楽です。
鮮度のいいものでしたから、生を買って 塩を多めにして2,3日置きます。身の色が白っぽくなってきますから その所をみて 骨を取り 次は酢でしめます。
これも私は2日位 冷蔵庫の奥のほうでねかせます。この時酢の中に砂糖はもちろん入れますが、生姜をすってしぼり汁をいれるのがコツ。生臭さが消えます。
今回は 鯖の上にのせる昆布もあり お味も良くなりで・・・乾物類を常備しておくと 便利です。昔の家庭では当たり前の事だったのでしょうが、今は何でもすぐお金をだせば買える時代 便利なようで貧粗なように感じます。
母がお祭りや親戚が来る時 喜びがあるときは 我が家でも沢山つくっていた思い出があります。ご馳走だったのです。
今の私達の食卓は 何と贅沢なものかもしれません。
;天高く 馬肥える 秋: 上手く作れて心地よいのですが 体までも膨らんでは・・・
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戴きもの

2009-10-22 07:53:51 | Weblog
ご近所の奥さまから このような生地をいただきました。私が下手ながら自分の洋服は仕立てると言っていたことからなのですが。
それも3点も。いずれもとても高価な生地なので 初めはお断りしたのですが、ご厚意に甘えていただきました。その中の一つがこのチェックです。
一目見たとたんにイギリス製の手織りのものとわかりました。
ガンクラブと言う名前のチェックで 沢山あるチェックの元になったものでしょうか。
昔 羊毛を買ったときに羊飼いも一緒に来て その時 着用していたものが色黒のチェックだったそうです。そのチェックが アメリカのガン(銃)クラブが使ったために この名前がついたと聞きます。
戴いたのはとても嬉しくて・ウレシクテ・なのですが 私の下手な腕前で綺麗にお仕立てが出来るか? それが問題です!
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チェックの展示会

2009-10-21 07:38:37 | Weblog
もう過ぎてしまいましたが、東京でSCTLANDチェックの展示会がありました。DMをいただいた時から、行ってじっさいにこの目で見てみたいと思っていましたが、残念 実現出来ませんでした。この方はSCTLANDで本場で修業され、教室を持って お弟子さんたちにも教えておれれるスーパーウーマン
私も 4,5年前に スコットランドでお世話になった方です。
多くのお客様がお見えになって 盛会だったようです。チェックにも 歴史があり調べるととてつもなく奥が深いそうです。
これらの素敵なチェックの布を 実際の生活で使ってくださる方はほんの1分でしょうが。でも 彼女はめげずに 織り続けて・・すごいエネルギーだと感心しきり
彼女が輸入しているスコットランドの毛糸で 私も習ったチェックをマフラーに沢山織りました。横にくる色と経糸の交差で 思わぬ色の物が出来あがったりで面白いです。チェックも飽きがこないし 大好きな物の一つです。次回の展示会には是非 見せていただきたい個展の一つでした。
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リストウオーマー

2009-10-20 07:34:40 | Weblog
北欧旅行で一緒になったお友達から このような物が届きました。お願いしたのをすっかり忘れていたのですが うれしい事! 手首を温めるリストウオーマー   彼女は編み物の先生で 旅行中も絶えず編み物をしながら・・・という程の方でした。スェーデンでも、これを習っている方はありましたが、私には出来ないと思い片目で眺めていた物です。
材料はシェットランドから直接買っておられるとか・・・
やはり外国の色のように感じました。 模様は 伝統的なものらしいです 手首の所が伸びてしまわないように、その箇所は伸縮出来ないような編み方がされています。これから秋~冬に向けて 温かくすごせそうです。
何気ない日常を 必要性からでしょうが 楽しく 綺麗に 過ごすために作られた愛すべき小品だと思います。大切に使わせていただきます。
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