羊のあっちゃん

手仕事の染、織物、フエルト‥ に関係した日々の生活

羊のマンタとジャコブ

2009-07-28 20:22:03 | Weblog
この毛糸の正体は・・・大きな角を持つマンタ。紀元前にさかのぼるジャコブ。のMIXです。茶色はマンタで 黒はジャコブを其々に紡ぎ2本を撚り合わせて双糸にして 編物用につくりました。共に膨らみのある性質をもっていて、軽いのも特徴です。手持ちの材料を使ってしまってからでしか 買わないようにしないと、ドンドンと材料だけが増えてしまって・・・何かの形にして何処かに追い出さないとタイヘンです!!
本を見ながら、眼鏡をかけながら、ベストを編み始めました。この糸だと普通のものより 軽いから、材料は少なくて済むかもしれません。
糸に紡ぐ時に、なかな手元の羊毛がなくならないのです。ということは、如何にこの毛糸が膨らみがあって(繊維の中に空洞がある)軽いか!ということなのでしょう。焦らずに編んで 出来上がりが楽しみです。が、先は遠し!!
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ポッパナの織物

2009-07-26 09:19:41 | Weblog
昨日の・たんぽぽ展・で買ってきた小物入れです。真ん中の綺麗な色が並んでいる処がポッパナの織物です。フィンランドにしかないこの糸は、5mm位の幅のテープ状になったものです。 素材は木綿です。
色数が多く、しかも 其々がとても綺麗な色が揃って 織り上がった時、モールのような感じになる。この2点が特徴でしょうか?
色の感覚は全く異なりますが、日本の裂き織りのようなものでしょうか・・・
この作業なら、子供達が色んな色を楽しんで、そして あまり気を使わなくて作業が出来そうです。
ここの仕事は製品に仕立てる作業が、綺麗で 市販の物と何ら変わりなく立派にちゃんとした商品に出来あがっているのです。これは、父兄の方々や、周りの方々の援助でしょうか?神戸の地・革製品などの縫製技術などお得意なのでしょう・・
作業している子供達の真剣な顔つきや、時に嬉しそうな笑顔が浮かんできます。
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たんぽぽ展

2009-07-25 20:25:19 | Weblog
1年に2回開かれる「たんぽぽ展」 今年も神戸北野*工房のまち*3Fの大講堂を使って ひらかれました。社会福祉法人たんぽぽが開催するもので、障害を持っている人達の手創りの発表であり、即売もしています。
北欧のポッパナの織物。フエルト。ペーパーヤーンの作品等々。どれもみな、楽しい感じで、手元に置いておきたいものや、使ってみたいもの‥
障害のある人達ですが、皆とても明るく 楽しんでいる様子が作品から伝わってきて、見ている私達も楽しくなってくるから 不思議です。
私は同じような物を作っているので、余計興味津々です。
フィンランドだ買ってきたペーパーヤーンも、坂田ルツ子さんが 一括して買ってここに送っておられる事をお聞きして、私もその糸を譲っていただくことを承諾いただきました。その時にスエーデンで習ってきた腕輪をお見せする約束をして別れました。暑い1日でしたが、心は軽く楽しい時間が流れた神戸でした。
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チョコット 毛糸玉

2009-07-23 09:50:02 | Weblog
小さな椅子に2個乗る位の小さなクビマキが出来ました。先に編んだマフラーは程好い大きさがあったのですが、これは首に結び付く程度しか用量が無かった為 仕方ありません。普通は双糸ですが、この糸は単糸で しかも撚りもあまりかかっていませんので、触感は柔らかで滑らかです。織り物には糸が太すぎてむきませんでした。
以前のもそうでしたが、買うときは*ワーきれい!*と、もう夢中ですから 機に適当か?長さは?そんなことは眼中にありません!
でも、何らかの形に収まったので これでイイカ?と 時々出してきては眺めて楽しんでいます。これらも 秋冬には御嫁にいってくれれば・・・
暑い中 まだまだこれから 羊さんとのお付き合いです。
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新万葉染め

2009-07-21 13:39:26 | Weblog
今まで気がつかなかった方なのですが、ご近所のおられる染めの先生(学者)の御好意で近くに住んでいる主婦を対象に月1回の講義実習を受ける機会に恵まれました。その先生が考案された天然の素材を使った染めの方法で、従来よりも時間も、材料も手間もすべてにおいて優っている方法だそうです。この写真のオレンジ色は材質は木綿、紅の木で染めたもの。黄色い方は、絹をザクロで染めたものです。
従来の方法なら、材料を煮出して色素を抽出してたのですが、この先生の考案された方法では、石臼で細かく粉砕して色素をすぐ取り出せる状態するという画期的な方法だそうです。今までは本を読んで、失敗を繰り返しながらしてきた方法よりも、ずっと楽な方法を教えていただき それはもうビックリでした。
志村ふくみさんは緑の色は、黄色に染めた後、藍をかけないと緑は染まらないと・・。其のこと先生にお聞きすると、従来の方法ならそれしかないのですが、私の考案した方法なら、緑色は染まります。と、熊笹で染められた布を見せて下さり
眼からウロコ・・!!また次回が楽しみです。待ち遠しく首が伸びる~ノビノビ~
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白夜に紡ぐ

2009-07-20 19:35:53 | Weblog
志村ふくみさんの最新の本「白夜に紡ぐ」を読みました。県立図書館で予約していて、1~2か月経って 手元に届きました。何冊か彼女の本は読んだのですが、今回では、ドフトエフスキーに傾倒されていたこと。若いころ読んだものをもう一度読み直され、それも夢中になって。色んな人間の高貴な部分 卑俗な部分 眼をそむけたくなり様ないやな部分・・・を描き切っていて・・・
それともう一点は、信仰の事。愛する=許すこと・・ この言葉は何度も耳にするのですが、 私には何と難しいことでしょう!
若い頃 聖書も随分学びましたが いつもこの点で挫折しては。の繰り返しで。 草木で染めた手織り物の紬の背後にある彼女の意思の強さや 大きさなど今回の本で少し理解できたように思いました。
今まで忘れていた事 再び、許すということ それも完全に許すということが 一瞬ではありますが、心に深く 鋭く 突き刺さります。
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手のぬくもり

2009-07-17 07:40:15 | Weblog
昨日の義兄の手のぬくもりが今も思い出されて、何とも複雑な気持ちです。呼吸は自力では出来ずに、のどの一部を切って人工呼吸器のパイプが入っています。当然の事でしゃべれません。何かを訴えているのでしょうね。 体を動かし 手で呼吸機を外しそうになったりで 眼が離せません。手を握ると義兄もギュっとにぎります。それもとても強い力で・・時には爪をたててにぎるのですが
何かしてあげたい気持ちはあるのですが、何を どうすれば良いのか 全く解らず、ただ手を握ったり、背中の一部をさすったりで どうする術もなくて・・・
義兄さん ごめんね!
生きる事は本当にすごいこと 現実を目の当たりにみて どうしょうもない無力に複雑な気持ちです。今もあの手の暖かさ強さを感じて昨日の事を思い出しています。1日も多くお見舞いに行こう! 
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オリーブ石鹸

2009-07-16 16:37:30 | Weblog
手のひらに丁度乗る位の大きさのオリーブ石鹸が送られてきました。今回旅行でルームメイトからの贈り物です。純正のオリーブオイルから作られていて、防腐剤などの添加物ナシ。しかも何と、彼女のお手製です!私は長い間 指の皮膚が乾燥?するのかヒビわれに近い状態で、薬を塗ってはいるのですが、なかなか良くならずにいました。旅行中も薬と、指の保護のためのガーゼのサックは持っていったのですが、不思議なことにあまり必要なっかたのです。その理由はこの彼女のお手製オリーブ石鹸にあったのです!!
皮膚を潤すリノレイン酸がたっぷり含まれているそうです。この貴重な石鹸を私の為にプレゼントしてくださって 何と感謝したらいいのでしょうか・・
今、旅行中にいただいた石鹸がなくなったら、大切に使わせていただきます。
今回の旅行の後のお土産でした!アー ウレシーイ・・・
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腕輪

2009-07-14 07:31:52 | Weblog
紙糸で作った腕輪です。色とりどりで8個作りました。縦糸を2回(黒とブルー)はり、横糸を其々に変えましたから、皆 違い物が織り上がったのですが・・・・
ここまでの作業は簡単なので喜んで仕事が進みました。が、!腕輪を留める箇所の作業がそれはそれは マー大変でした!!麻の生地で端を包み、ホックをつけましたが・・・・その作業でかかりきり1日中でした!
デザインは紙の撚ったものを、ある個所だけ解くのも 結構手間です。もう1つのデザインは針金をコーティングしたものに、ビーズをいろいろ通しておきそれを織りこんでゆくものです。この針金がなかなか見つからなく 一苦労でした。細いものじゃないと、ビーズが通りません。
こんな小さな物ですが、出来上がるまでには色んな苦労があるものですネ!
このペーパーヤーンの撚りを解いた時の面白い表情。私は惹かれました。
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梅雨の晴れ間

2009-07-12 10:47:11 | Weblog
昨日 雨の心配もないようだったので、久しぶりに金沢まで魚ドライブです。心配していたことが的中!長い間雨が続いたので、漁もさっぱりダメだったらしく、市場の店頭も活気がなく 今回は残念!
我家から240km程のドライブ小旅行とでも考えて・・・・近江町の市場の中にあるコーヒ豆も売り、そこでも飲める美味しいコーヒー屋さんも立ち寄り 一服!
豆もいいが、フレシュの美味しいこと・・・スーパーで売っている常温でも保管できるクリームはダメ!だって牛乳でも腐るのに、あれは乳製品ではなく、油の成分なのでしょうか?美味しいコーヒはストレートでもいいのですが、おいしいクリームを加えると又 違う美味しさですね。 秋になっての金沢行はお天気をよく考えて行かないとダメです。失敗の1日でした。 でも車の窓からは稲の元気な緑が眼に沁みこみました。
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