散歩をしていますと山の中に何か赤い物が目に入りました。
近づいて見ますと美男カズラの実でした。
日本の主に関東より西の地方に分布する常緑のつる性樹木です。
みどころは秋になると真っ赤に熟す果実です。
形自体もおもしろく、たくさんの小さな果実がひとかたまりの球状になり、
枝からぶら下がるように付きます。
開花期は夏で、花には雄花と雌花があります。
雌花は粒々がたくさん集まって球形をなした特徴的な実を付けます。
果実は熟すと光沢のある赤色になります。
花色は淡いクリーム色でぱっと見は雄花も雌花もそっくりですが、
開いた花の真ん中の色を見ると雄花と雌花の区別が簡単に付きます。
雌花は中心に淡い緑色の雌しべが小球状に固まって付き、
雄花は紅色の雄しべが小球状に固まって付きます。
花は小さめで色も地味なので、葉に隠れて見落とすこともよくありますが、
じっくり見るとかわいらしい花です。
雌花と雄花は同時期に咲きませんので、盆栽に実を付ける事は大変難しい様です。
しかし自然の中では容易い様です。
今の時期山道を散歩していますと,彼方此方で見る事が出来ます。
近くに多分渋柿でしようが、しっかりと実を付けていました。
自然とは改めて、素晴らしい物だと感心します。
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