明野西JFC監督日記

少年サッカーチーム「明野西JFC」の監督所感、活動予定/結果
(明野西JFCを愛し、応援する人々へ)

高校選手権 大分県決勝観戦

2010年11月21日 19時12分56秒 | Weblog
 本日、大分高校vs鶴崎高校の決勝戦を大銀ドームで観戦しました。明野西JFCの卒団生も両チームで先発が予想されましたので。
 幸いにも、大分高校のK君、鶴崎高校のM君が先発でした。
 また、先の県総体準決勝の審判誤審騒動があったこともあり(本来なら大分高校が2-0で勝ちだった)、この対戦は関心が高かったのか多数の方が観戦。

 大分高校は、前線にロングフィードし、FWがボールをサイドに落とし、クロスを入れるという攻撃(ここから二の矢、三の矢と分厚い攻め)。
 一方、鶴崎高校は、俊足両サイドを起点にした中盤の多彩な攻撃、FW福原の高い得点力といったところが、私の聞いていた両チームの攻撃パターン/特色でした。

 大分高校は、春見たのと同じパターンの攻めで、聞いてた話と一緒。
 一方、鶴崎は、前半の前半は予想外にロングフィードを入れて、中盤のメンバーがあまり前に出てこない守備的な立ち上がりでした。またドリブルで攻めても受け手が欲しいタイミングでなかなかパスが出ず(一方、大分高校DFはリトリートしてMFの帰りを待ちながら守り)、苦しい立ち上りに見えました。
 お互いの蹴り合いから段々間延びしたラインになった頃から鶴崎の中盤が前を向いてプレーする時間が増えました。先制点は人数を前線にかけて攻め、福原選手が右の角度のないところから逆サイドのコーナーにころがしたゴールでした。
 前半は、途中から鶴崎の攻勢でした。
 後半は、互いに体力的に厳しくなったこともありラインが間延び、打合いの展開で、インターセプト(パスミス)からカウンターというシーンが多くありました。大分高校も3回ぐらい決定的なシーンもありましたし、鶴崎も決定的なシーンが4-5回はあったでしょうか(2点目を決めれば勝負ありでしたが)。
 最後は、両チームの選手が足を攣るシーンが多く見られましたが、それだけ死力を尽くした戦いだったのでしょう。
 私は、鶴崎高校の攻撃の「引き出し」の多さが、結局勝ちにつながったと思います。大分高校の攻めは、はまれば強力ですが、悪く言えば単純だったかなと。
 しかし、大分高校は2年生のレギュラーも多いので来年も期待が持てますね。

 両チームお疲れ様でした。

 鶴崎高校のM君、おめでとうございます。高校選手権での活躍を期待しています。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。