明野西JFC監督日記

少年サッカーチーム「明野西JFC」の監督所感、活動予定/結果
(明野西JFCを愛し、応援する人々へ)

ワールドカップ雑感(その1)

2010年07月01日 22時30分38秒 | Weblog
 眠い目をこすって毎日TV観戦したワールドカップも暫し休憩。
 背負っている重さからか真剣勝負の凄みを感じます。
 日本代表の選手も頑張りましたが、決勝トーナメントを勝ち抜くには守りだけでは無理があったと思います。
 客観的にみてもパラグアイの方が上だったと思っていますし、絶好のチャンスは彼らの方が多数あったと思っています。
 岡田監督は、勝ち上がる確立の少しでも高い戦い方を選択したつもりでしょうが、これが次のステップにつながる戦いであったかと言えば、私はノーです。
 日本人らしい攻撃とは何かを深化させる方法論を勇気を持って貫いて欲しかったと思っています。
 次期監督にチリ監督のピエルサの名前がも上がっていますが、チリの戦い方に(ブラジルには敗れましたが)、私は日本化したサッカーのヒントがあった気がしました。
 オシムは、パラグアイ戦のハーフタイムに『(前半の内容は)率直に言ってちょっとガッカリした。重要な試合だと分かっているが、選手はミスをしたくない恐れから、動きが固い印象がある。このままでは後悔することになりかねない。』とコメントし、試合後、『シュテータ(残念だ)』とため息をついたとのことでした。
 「骨を切らして命を絶つ」といった攻めきる勇気が、日本には足らなかったということでしょうし、自分達の変わらぬスタイルを貫く自信がなかった(スタイルも出来なかったのかもしれません)のだと思っています。
 日本人にしか出来ないサッカーとは何か? この解を求める作業がまた4年間続きます。