(写真はカトリック玉造教会の明智ガラシャ像)
「真実と思わざるを得ないものがあります」と題しての「たまこ」さんのamazonカスタマーレビュー。『本能寺の変 431年目の真実』を「細川忠興と明智玉」の視点から評価したものです。こうして別の視点からも検証していただけることは大変ありがたいことと感謝しております。
私は以前細川忠興と明智玉について興味を持ち、5~6冊程度ですがこの夫婦にまつわる本を読みましたところ、釈然としない点がいくつかありました。が、この「本能寺の変 431年目の真実」の内容が事実だとすると全て納得することができます。
秀吉が玉が味土野にいることを知っていたことや、味土野隠棲時に玉が忠興の子を妊娠していること、忠興が玉のキリスト教への傾倒をゆるしていたこと、利休が去るときに秀吉を怖れることなく忠興は利休を見送りに行ったことなどです。
また、忠興と玉ファンなので、蛇足ですが、今に伝わる忠興と玉の荒唐無稽な夫婦のエピソード(玉に見とれた庭師を忠興が斬ったとか、それに対する玉の反応や、忠興がキリスト教徒になった侍女達の鼻を削いだとか、、)も、細川家記の藤孝に関する内容が明智軍記から引用されていたことや、この本の通りであれば、細川家家臣達から内心疎んじられていたであろう玉とひたすら玉を庇う忠興については脚色されたか創作された話なのではないかと推測しました。鼻を削いだ話も、忠興が秀吉の禁教令に忠誠をつくそうとした様子を伝えるための子孫達による作り話ではないかと。。実際は忠興は秀吉の元でもある程度は自由にできたのだと思います。
二人のこと抜きにしても、この本の驚異的に緻密な調査と証拠、また、現代の武士と言えるサラリーマンの視点で当時の武士の心中に想いを添わせながらの考察をみても、本当の歴史に限りなく近いのではないかと思わざるを得ません。
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(注)一般的には「細川ガラシャ」と呼称されていますが。当時は夫婦別姓であり「細川ガラシャ」とは呼ばれていませんでした。
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『本能寺の変 431年目の真実』(文芸社文庫)
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秀吉が玉が味土野にいることを知っていたことや、味土野隠棲時に玉が忠興の子を妊娠していること、忠興が玉のキリスト教への傾倒をゆるしていたこと、利休が去るときに秀吉を怖れることなく忠興は利休を見送りに行ったことなどです。
また、忠興と玉ファンなので、蛇足ですが、今に伝わる忠興と玉の荒唐無稽な夫婦のエピソード(玉に見とれた庭師を忠興が斬ったとか、それに対する玉の反応や、忠興がキリスト教徒になった侍女達の鼻を削いだとか、、)も、細川家記の藤孝に関する内容が明智軍記から引用されていたことや、この本の通りであれば、細川家家臣達から内心疎んじられていたであろう玉とひたすら玉を庇う忠興については脚色されたか創作された話なのではないかと推測しました。鼻を削いだ話も、忠興が秀吉の禁教令に忠誠をつくそうとした様子を伝えるための子孫達による作り話ではないかと。。実際は忠興は秀吉の元でもある程度は自由にできたのだと思います。
二人のこと抜きにしても、この本の驚異的に緻密な調査と証拠、また、現代の武士と言えるサラリーマンの視点で当時の武士の心中に想いを添わせながらの考察をみても、本当の歴史に限りなく近いのではないかと思わざるを得ません。
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(注)一般的には「細川ガラシャ」と呼称されていますが。当時は夫婦別姓であり「細川ガラシャ」とは呼ばれていませんでした。
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私も忠興&玉子夫婦に非常に興味があり、色々調べたりしたのですが、玉子さんが遺した手紙の数々、フロイスの脚色に満ちた著述、現実に起こった出来事、当時の武家の一夫多妻制の常識など、色々と見回してみると、この夫婦の荒唐無稽エピソードはやはり創作なのではないか、と思うようになりました。
個人的には、玉子さんは正室として存分に権勢をふるって活躍した人なのではないか、と思っています。決して夫にいじめられたり、みじめで不自由な生活を送ったようには見えません。
それとカテゴリ外の話題で恐縮ですが、桶狭間のことも非常に気になるので、今度の新刊も楽しみにしています!先ほど予約したところです。
『織田信長 四三三年目の真実』のご予約ありがとうございます。桶狭間の戦いの信長の勝利の方程式を初めて公開いたします。ご期待ください。