明石混声合唱団のマネージャー日記

明石混声合唱団のマネージャーのうだうだ話を掲載

明石第九演奏会

2007-12-23 21:09:19 | Weblog
今日は明石第九演奏会でした。私は昭和58年の第1回目から病気でやめる10回目まで運営委員としてかかわってきましたので、それ以後できる限り聴きにいくようにしています。今日は田中 良和 指揮 大阪センチュリー交響楽団でした。版が違っているせいか、全体にテンポが速く抑揚のないさらっとした演奏で聞いてて面白くなかったです。メリハリがなく合唱もなんだか歌わせてもらってないようでしたし、第1楽章の冒頭の旋律もなんだか緊張感がなくこれから始まるぞという感じもありませんでした。第3楽章もどうもしっくりきませんでした。ひとつ心配なのが観客も、合唱団員も平均年齢がずいぶん高くなってしまい、これから続けていく上で若い人たちの参加を考えなくてはいけないのではないでしょうか?市のほうでも何か対策を採るべきではないでしょうか。タコフィルやその他のコンサートを計画するのもいいでしょうが、一般の老若男女がクラッシクに触れるチャンスなのですから、こんなことから、明石市の文化水準も上がるのですから。半分プロのような音楽家の演奏を聞くだけでは文化向上にはならないのではないかな。一般市民のやっているたくさんの音楽団体を盛んにしてこその「音楽の町」明石なのではないでしょうか。