植物は人の目を楽しませるために、様々な色合いを出しているのではないだろう。
人の目から見る花びらの一枚一枚の微妙な色合いや、姿かたちなど花によって創意工夫がなされている。
花からすれば、その時期に花たちの周りを飛んでくる昆虫たちの目を、いかに引き付けるかが子孫を残せるかにかかっている。
受粉を手伝ってくれるかわりに、甘い蜜を用意し虫たちと共存共栄を図っている。
人は目通じて脳でRGBの光のセンサーが刺激され、色を認識するといわれている。
昆虫たちが何色に見えているのかはわからないが、花が咲くとカラフルな色で満ち溢れる自然界には只々感心させられてしまう。