おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

冬晴れの芥屋海岸 《糸島市志摩》

2016年02月06日 07時00分52秒 | 日記

 

福岡市の西方に位置する糸島半島は、見ようによってはイヌが少し口を開けたようにも見える。

その鼻の部分にぐらいのところに芥屋がある。

昔から夏の海水浴シーズンになると、多くの家族連れで賑わっている。

この先端部は太古の火山活動で、溶岩が冷え固まってできた柱状節理で構成されている。

それらが海蝕を受けることで大きな洞窟になっている。

 日本三大玄武洞といわれている、佐賀県唐津市七釜、兵庫県豊岡市の中でも芥屋の大門は最大といわれている。

六角形や八角形の玄武岩が柱状節理をつくり、見ごたえがある景観が広がっている。

洞窟の大きさは高さ64m、開口10m、奥行き90mあり、4月~11月の間は芥屋漁港から遊覧船が出ている。

ということで、今回は冬晴れの日に遊歩道を歩き上からのぞいていてみた。

上の写真なんとなくゴリラの横顔に見えなくもないのだが、海水面のあたりがもっと浸食を受け丸くなるとらしくなる。

まぁ、それまでは気の遠くなるような年月が必要なのだが。

ヤブツバキのトンネルは、満開の時期だろう。