あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

リトアニア・カウナス 39 カウナス大聖堂

2018-04-08 | バルト三国紀行

 

 

市庁舎広場の東北側に  15世紀前半に建造された、
カトリック教会の「カウナス大聖堂」がある。


正式には「聖ペテロ&パウロ大聖堂」と呼ばれ,
聖ペテロと聖パウロに捧げたカトリック教会。


当初、赤レンガ造りの ゴシック様式で建築されたが、
17世紀半ばに 
ロシア=ポーランド戦争の際に一部が破壊され、

その後 修復され ルネサンス様式の建物となった。

 

 

    大聖堂の内部

 

内部は 18世紀後半
ポーランド=リトアニア共和国の
最後の国王、
スタニスワフ2世アウグストにより
施された 彫刻やフレスコ画の装飾が残されている。

また、聖書台や聖歌隊席も設けられ,
現在の形態になったのは
19世紀からの再改築によるという。

主祭壇には、磔刑のキリスト像を中心として
上部と周囲に13体の聖像が祀られている。

先に見てきた ヴィリニュスの
聖ペテロ&パウロ教会は白一色だったが,

こちらは壁や柱に彩色され,
所々に金箔があって 華やかに見える。

 


聖堂のヴィリニアス通り側の壁には、

この教会の神父であった詩人のマイロニスの墓がある。

ユーロ前の 20リタス紙幣の顔にもなってる

 

 

 


コメントを投稿