あかない日記

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スペイン紀行 25 大聖堂 「聖なる門」

2019-03-25 | スペイン紀行

     「聖なる門」 24聖人が両脇に並ぶ

 

  大聖堂内から外へ 聖堂の角を左に折れると
  鉄格子のはまった大聖堂の
    「聖なる門」(1611年)がある。


  聖年になる年には、ふだんは開かずの扉が開かれる。

  その聖年とは 7月25日の聖ヤコブが
     生まれた日が日曜と重なる年いう。


  この門を通り抜けた者は 
     全ての罪が清められると信じられており
  
  このことから 
    別名「免罪の門」とも呼ばれている。


  前回の聖年は2010年で 次の聖年は2021年になる。

  聖年の年の祭りは例年と違い  
  前年の大晦日に聖なる門が開かれて
   祭りが始まる。


 

         中央・聖ヤコブ像 左右・弟子のテオドロとアタナシウス像

 

       地元の伝承では 
  夜の広場には 大聖堂のバロック様式の時計塔の下に

  巡礼者の像が立っているように見えるそうだ。
  
  巡礼者に見えるのは 大聖堂の影であるが

  地元では この影の巡礼者は
  恋人である近くの修道院の尼僧に会うために
  変装した司祭で 
恋人に会うことができず
  巡礼者は 彼女を見つけるまで
  毎夜戻って来るのだと言われているそうだ。

 

  


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