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あかない日記

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ポルトガル紀行44 ポルト14 サン・ベント駅2

2019-05-20 | ポルトガル紀行

 

 

  「サン・ベント駅」を有名にしているのは
  
  駅構内の壁一面に彩られた約2万枚の「アズレージョ」。

  ポルトガルを代表するアズレージョ画家

  ジョルジュ・コラコによって

  11年もの歳月をかけて 

  ポルトガルの歴史や文化

  人々の生活が描かれている。


  アズレージョが張り巡らされたホールは

  まるで駅とは思えないほどだ。

  列車を利用しない人もこのアズレージョを

  見学しているので 駅は混雑している。

                   

  ホールの左右両側の壁には 
  
  ポルトガルの歴史が描かれている。


  先ず右壁から

 

          ジョアン1世のポルト入城

 

  ジョアン1世(1357-1433)が
  
  フィリパ・デ・レンカストレ(1359-1415)との


  結婚(1387年)のためにポルトに入城する場面。

 


        「セウタを征服したエンリケ航海王子」 

 

  1414年 21歳となったエンリケは

  父ジョアン1世とともに


  ジブラタル海峡に接しイスラム勢力が立てこもる都市


  アフリカ北岸にあるセウタの攻略戦に参加する。


  
  翌年にはセウタの攻略が完了し

  ポルトガルはアフリカ一帯への

  進出への足掛かりとなった。


  この武功によりエンリケは騎士に

  叙されヴィゼウ公の位に就いた。

 

  その後フェリペ2世がポルトガルを併合し

  1580年から現在までスペイン領となっている。

 

 

 


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