「ヴィエリチカ岩塩坑」は ユネスコの世界遺産に登録において
1978年 史上初めて登録された 12件のうちの一つである。
その 12件が 塩の岩盤に刻まれている。
因みに 7か国 12件(自然遺産4件 文化遺産8件)は
・カナダ 「ランス・オ・メドー国定史跡」「ナハニ国立公園」
・エクアドル 「ガラパゴス諸島」「キト市街」
・エチオピア 「シミエン国立公園」「ラリベラの岩窟教会群」
・ドイツ 「アーヘン大聖堂」
・セネガル 「ゴレ島」
・アメリカ 「メサ・ヴェルデ国立公園」「イエローストーン国立公園」
・ポーランド 「クラクフ歴史地区」「ヴィエリチカ岩塩坑」
*「ヴィエリチカ岩塩坑」は
2013年に名称が
「ヴィエリチカ・ボフニャ王立岩塩坑」
に変更された。
なお これらの遺産は 都市遺跡 宗教建物
国立公園など いろいろな価値観から
保護されるべきとして登録された。
しかし この岩塩坑は 美しいとか建物が
素晴らしいわけでもないのに登録されたが
ここで採掘された岩塩は
ポーランド大国に莫大な富をもたらし
それによって世界を変えたことが評価されている。
しかし 登録後地下水や人の呼気による
湿気により岩塩の溶解が進み
1989年に危機遺産リストにあがってしまった。
その対策として換気装置が導入された結果
1998年にリストから削除された。
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