聖堂内の壁に沢山の松葉杖が飾られている。
1655年 スウェーデン軍はワルシャワ
クラクフを占領し チェンストホーヴァも攻撃したが
ヤスナグラ修道院がある
チェンストホーヴァは占領できなかった。
これは 黒いマリア様の加護により
街が守られた奇跡として ポーランド全土に広まる。
その奇跡のマドンナ のことを知った
足に障害を持つ人々が
ヤスナグラ修道院へ 巡礼に訪れるようになり
祈りを捧げるうちに障害の足が 次第に癒され
帰るときには松葉杖は不用となり
その証拠として置いていったものだという。
しかしながら 先に見てきた
アウシュビッツ(5号棟「犯罪証拠」8月14日)でも
松葉杖や義足を見てきたが
こちらは「生かされた証」
一方は「強引に命を奪われた証」。
同じ松葉杖でも
人間世界で繰り広げられる有様・・・
何とも言えない気持ちなる。
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