あかない日記

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ポルトガル紀行190 リスボン32 リスボン        

2019-09-25 | ポルトガル紀行

 

 

前回 リスボンの市章に触れたので
リスボン市について。

コルシオ広場から
トラム15・18番線が走るコルシオ通り
その一角「リスボン市役所」がある。

左隣は「貨幣博物館」
また通り右は裁判所 
この界隈は官庁街になる。

 

リスボンは 大西洋に面した
ヨーロッパ大陸最西端 ポルトガルの首都
ポルトガル語では「リジュボア」と発音する。

人口約270万人  面積85㎢。

テージョ川の河口から
上流12km右岸にあって 
港を見下ろす七つの丘陵の斜面に拓けた街。

 

歴史的には 古代からフェニキア人などが
利用する良港として栄え、アリス・ウボと呼ばれた。


ローマ、イスラム教徒の
ムーア人に支配されていたが

レコンキスタ(国土回復戦争)で
キリスト教徒の手に戻った後

1260年 アフォンソ3世が
コインブラから遷都して
ポルトガル王国の首都になった。

15世紀から始まる大航海時代には
アジアや南米との交易によって
莫大な富が持たされた。

 

1569年に大流行したペストで
6万人の死者を出し

1531年と1755年には大地震に
見舞われ甚大な被害を受けるなど
これまでに数々の苦難を経てきている。

 

しかし ポルトガルの
政治、経済、文化、教育の
中心として今日まで続き
その街には 大航海時代の名残を
留めるジェロニモ修道院 
ベレンの塔などの歴史的な
建築物を残している。

観光的地域から区分すると

・リベルダーテ通り周辺:
  リスボンの目抜き通り

・バイシャ周辺:
  ロシオ広場とコメルシオ広場の間の広がる

・バイロ・アルト周辺:
  バイシャの西側の高台

・アルハマ周辺:
  バイシャの東側

・ベレンと市西部:
  市中心部からテージョ川に沿って西へ

・市北部:
  新市街 近代的なオフイスビルが建つ


現在は 商工業都市として
石油は 大きな部門を占め
テージョ川を流域では
製油所や織物工場、製粉所、
造船所、漁業などがみられる。

また 主な輸出品はコルク、
魚の缶詰、オリーブ油、樹脂など。

 

 


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