長塚 節の生家
常総市石下庁舎(地域交流センター)と銅像
銅像はいずれも すげ笠に草鞋の旅姿
2月8日は 歌人・小説家
長塚 節(1879-1915)が
亡くなった「節忌」。
現在の茨城県常総市国生の
豪農の家に生まれる。
茨城師範学校卒業。
郷里に戻って自然に親しみ
読書する生活を送りながら
療養に努めるなかで
さまざまな文学への
関心を高めていった。
正岡子規に共感し
入門「アララギ」の
創刊に携わる。
子規の死後も
子規の後継者とも評された。
散文の執筆を手掛け
写生文を筆頭に
数々の小説を
「ホトトギス」に寄稿。
さらには、当時の農村を
写実的に描写した「土」を
東京朝日新聞に連載する。
これは農民文学の
さきがけとなる重要な
作品と評価され
彼の代表作となった。
しかし 明治末頃から
喉の痛みが進み
治療を重ねるうち
1915(大正4)年に没した。
享年35。