あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

坪内 逍遥(逍遥忌)

2020-02-28 | 人物忌


2月28日は 小説家
坪内 逍遥(しょうよう)
(1859-1935)が亡くなった逍遥忌。

評論家 翻訳家 
劇作家などの肩書を持つ。

代表作に「小説神髄」
「当世書生気質」や
シェイクピア全集の翻訳があり
近代日本文学の礎を築き
演劇改良運動に影響を与えた。

逍遥の旧居跡が
新宿区余丁町に
区指定史跡としてある。

説明文には

坪内逍遥旧居跡
(文芸協会演劇研究所跡)

坪内逍遥は、
明治22年(1889)から熱海の
双柿舎(そうししゃ)へ居を移す
大正9年(1920)まで、

余丁町に居住した。
 この約30年間に坪内逍遥は、
早稲田大学で教鞭を執る傍ら、
雑誌「早稲田文学」の発行、

シェイクスピア作品の
研究・翻訳等を行なった。

 また、後期の文芸協会を主宰し、
明治42年(1909)には敷地内に
文芸協会演劇研究所を設け、
基礎理論のほか、
実際の演技指導が行われ、
後に日本の演劇界を担う
多くの人材を養成した。

 現在、自宅として使用した
建物や演劇研究所は
滅失しているが、
この地は、日本近代文学及び
演劇史上重要な場所である。

 平成21年3月 新宿区教育委員会

 説明文の写真



 シェイクスピアの講義する姿の逍遥像(早稲田大学構内)


早稲田大学は 2007年
創立125周年を機に
逍遥の偉業を顕彰し
「早稲田大学坪内逍遥大賞」を
創設して 文化芸術活動に
貢献した者(団体)を
隔年で表彰している。