バスは先ほどの遅れを取り戻そうと 国道18号線をハノイに向け下走る。
途中 大規模な「ファーライ火力発電所」を見る。
北部産出の無煙炭を有効活用している
大手電力会社で 発電量では全国3番目だが
ベトナムの急速な経済発展にともない
電力需要も急増しているので その位置は重要であり
日本のODA も社会経済インフラの一つとして支援しているようだ。
先に ベトナムの電力について話題にしたが
ベトナムの電力源は、
天然ガス44% 石炭27% 水力27% 石油火力2%
であるが 急激な電力需要に対し
発電所建設の進捗率は 70%程度と計画通りに行かず
供給が追いつかない状況にあるようだ。
また 電力不足を原子力発電にと 2基ニン・トゥアンに
計画(ロシアと日本を提携先)しているが 建設にいたっていない。