余市から 札幌へ 札幌といえば 時計台
時は丁度 夕方 6時の鐘の音を聞くことができた。
この時計台に正式名称があった「旧札幌農学校演武場」で
1878(明治11)年に建設されている。
札幌農学校は 北海道大学の前身で近代技術を導入し
北海道開拓の指導者を養成する目的で開校。
時計台は 農学校生徒の兵式訓練や心身を鍛える
体育の授業に使う目的で「演武場」として建てられた。
1888(明治21)年には札幌の標準時計に指定され
農学校の大時計として市民に親しまれてきた。
しかし この時計台が街の真ん中にあるのに疑問に
思ったが 1903(明治36)年農学校が現在の
北海道大学の場所に移転し 1906(明治39)年に
札幌区が買い取り解体せず曳屋で現在地に
移転していたのだ。
1970(昭和45)年国指定重要文化財に指定され
、1996(平成8)年には、環境庁の「日本の音風景百選」
にも認定された。
修学旅行当時の時計台