小樽の玄関口 小樽は1903(明治36)年開業し
現在の駅舎は 1934(昭和9)年に建てられた3代目で
北海道最古の駅舎となっている。
現在 耐震補強工事のため改修中で 2012年春に
完成とのこと。
1923(大正12)年9月に発生した関東大震災で
多くの建物が被災したのを契機に 日本では世界に
先駆けてそれまでのレンガや石に替わって 耐震に優れた
鉄筋コンクリートが多用されるようになり 小樽駅も重厚な
鉄筋コンクリート造りなっている。
正面からみて三本柱の外観は、上野駅や岡山駅(2代目)など
同時期に建設された駅舎ともに似たデザインになっている。
2006(平成18)年に国の有形文化財に指定された。