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なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

1000局以上

2009-04-25 15:25:07 | Weblog
 もしプロ棋士の公式対局が1000局だとしたら、たとえば週1ペースで打てば年間ほぼ50局だから20年かかることになります。
 アマとは内容が違うので比較にはなりませんね。
  それに、その1局に至る過程には膨大な研究とか、前の対局の振り返りがあるはずですから、全て遊びのアマとは違うのは当然です。
 そういう意味ではプロ棋士の場合は負けたら終わりのトーナメントが多いわけですから年間対局数と言うのは数字だけで意味をもってきそうです。
 そこがアマの対局数とは全く次元が違います。

 アマの場合は・・・対局数が多いと言うことは
  単に暇なので囲碁を打つ時間が人より多い?
 これはそうだとも言えるしやや違うとも言える。
  いくら暇があっても趣味が多ければい碁にかける時間はその人の暇な時間の何分の一かなはずです。
 ですから、概ね趣味は囲碁一筋と言うことに近いはず。
  それとたくさん打つには、一局を終わって次の対局までのインターばるが短い方が効率が良い・・・そういう意味では友達が多い人、あるいは似たような友達がいてデスマッチ状態になりやすい人。
  更にいくら友達が多くても一局の時間が長いようではそれほど沢山は打てません・・・一局に2時間近くかかるようでは碁会所などでは1日3,4局が限度。
 
 さて昔の碁会所の知り合いに年間1000局は打つ人がいました。
 これは会員同士の月例リーグ(これは同じ人と2,3局打てる)の成績を崇敬していたので確実な数字です。
 リーグ戦だけで月に80から90局は打っているのです。
  それにリーグ戦の対戦相手が見つからない時は、お好み対局ですから月に100局はゆうに越えている。
 そのためには土日は当然のこととして平日も半分は碁会所に顔を出していることになります。
 仮にひと月に15日碁会所に来ても、1局2時間ペースあるいは対局は1時間以上だけれど観戦が多い人は1日3局程度ですから月に50局は打てません。
 と言うことは数字上は年間で500局程度。
  しかもひと月の半分顔を出す人は少ないから数字の上限はどんどん下がります。
 ですから年間1000局と言うのはなかなかできない。
  例え「ザル」とか「超早碁」とからかっても、幾分は畏敬の念が含まれている。
 アマの道楽とは恐ろしい!
  一銭にもならない碁を、いや席料から交通費、飲食代をかけてこれだけ打つのですから!
 仮に20才台から50年打つとしたら、5万局!?

  先日ネットでの知り合いの話をしましたが、彼は私が入会した時はすでにいたのでネットでの先輩にあたります。
 ですから通算対局数が私より多いのは当たり前ですが・・・ネットのシステム変わった時にそれまでの通算成績の表示が0からリセットされました。
 それで私の場合は概ね勝ち負けが750を越えたあたりですから1500局を越えたあたり・・・1日1局未満ですからまあこのくらい。
 ところが彼は勝ち負けとも6000をはるかに超えている!!
 対局数が私の8倍以上・・・と言うことは毎日ネットで7,8局は打っている。
  
 碁会所の古い友人の棋力はあれだけ打って・・・数万局打って級位あるいは甘くてもアマ初段・・・これも碁会所の七不思議のひとつでしたが
 ネットの方の知り合いは、高段者から見ればザルには違いないだろうけれど、点数から見ればただのザルとも言えない。
  夜とか、深夜はよくネットで見かける・・・常駐型と言うか
 あるいは性格・趣味が囲碁シンドローム?囲碁依存症?・・・そんなのは無かったか。
 ともかくもう少しで私の10倍の対局数になりそう・・・と言うことは、現在では私の10倍以上の対局数だと言うことになる!!。

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