あいらのひみつ箱

2006年の年明けとともにジュリーに堕ちました。日の浅いファンが 勝手な思いを書き連ねるゆるいブログです。

あなたが知らない黄金歌謡伝説:1日目

2009-08-18 12:00:24 | テレビ・ラジオ
2009年8月17日8:30~のニッポン放送「あなたとハッピー」のワンコーナー
「あなたが知らない黄金歌謡伝説」
毎週月曜日は沢田研二オールリクエスト

アテクシは仕事だったんですが、夏季休暇中のダンナが録音してくれました。
ありがとう(←ハートじゃないのかよ

テープから起こしてますが、はしょってる部分とかもあり、言葉もまったくそのままだとわかりにくかったりするので適当に変えたり、言い回しとか正確じゃないです。
まあ、8割くらいは言葉通りだと思います。
あと、垣花アナのトークは、ほとんど省略です!
ご了承の上お読み下さいませ~。
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【コーナーの前にかかった曲】
TOKIO
垣花アナ:「じゅりが『TOKIOの衣装はタケちゃんマンより僕の方が先だからね』と言ってたのが印象に残ってる」そうです。

カサブランカ・ダンディ
垣花アナ:「テレビ番組などでウイスキーを霧吹くパフォーマンスは、しっかり練習してから当然収録に望んでいたようです。」とのこと。

憎みきれないろくでなし


【あなたが知らない歌謡黄金伝説】
垣花アナ:「沢田研二さんが毎日登場するんですが、今回は2回目の登場で、前回登場した時はタイガース時代のお話でしたが、今回はソロデビューしてから更にスターへと駆け上がっていく時期のお話です。」

BGM「君をのせて」

↓以下、カッコ内以外はじゅりのお話です。
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(垣花アナ:沢田さんはソロになるのイヤだったんですって?)
ええ、だって、その当時へたくそへたくそって言われてて、でも、明星とか平凡なんかではソロになるんだろうって解散してからって言われてて、
だけどそんな、事務所からも言われてないし。ヤダヤダと思ってたんですよ。
バンドではなくてフルバンドの前で歌うのがソロ歌手の条件なんですよね。
スマイリー小原さんの前で歌うとか、その当時いっぱいありましたよ。ハラノブオさんのトコで歌うとか。そういうの想像できないから。

そういう人たちは譜面も読めるし、すごい人たちなんだろうと思ってたし。
実際にはそんなこと無いんだけど、そんなトコ行ったらよけい「こいつへたくそだな」とか思いながら、後ろでプーっと吹かれんたらヤダなと思ってね。

でも、人気だけはありましたけどね。
人気だけといわれるのもまた悔しくてね。
だからその当時は人気も実力のうちと思って。
人気ってのは欲しいと思ったってやってくるもんじゃないから。自然発生的に出てくるものでしょ。分析したって誰もわからない。

技術を磨くのは時間がかかるかもしれないけど、それは時間かけたらある程度獲得できるかもしれないけど、往々にして、歌がうまくなった時には人気が・・ってことだってありうるわけだし。僕たちの先輩を見てるとね。
上手くなってきたのに「昔は人気がある人だったんですよ」というようなことになるのも寂しいなと思って。

僕はもう、タイガースがずっと続くもんだと思ってたから。そもそも「解散するよ。もう」って言われたときに「・・ええ!あっ、そう・・」って。
みんな何やんのと思ったら、みんなそれぞれ自分のこと考えてるわけ。
やめていくピーは勉強して大学はいるとかって言ってるし、
サリーは岸部修三グループを作るって言ってたし、
タローはタローでアルファベッツかな、スーパースターかな、バンド作るって言ってるし、
シローはシロー&ブレッドアンドバターっていうのを作って、
で、僕だけですよ、自分で何も考えてなくて。自分で考えるの不得手だし。それまでずっとみんなの言うとおりにきたわけで。
かつみがやめちゃったからシローを入れる「ああ、そう」と思って、
やめる?ええ~、と思いながら「ああ、そう」。

で、実際にはPYGってのをやるわけでしょ。
その時もサリーが言いに来てくれたんですよ。沢田がやったらスーパーグループになるって言って。
解散が決まってから休みの日とか何してたかって言うと、渡辺プロいって松井ビル、有楽町のね。制作の部屋に行ってね、誰か声かけてくれないかなって。
お茶入れたりなんかしてんの。

ソロになれっていうんならソロになれとか、こうするぞとか言ってくれればよさそうなもんなのに、そういうのはなくて。
その当時のタイガースのマネージャーだった中井さんも、サリーのグループをやるっていうソッチの方に神経がいっていて。
まあ実際問題制作部がどうだったのかは知らないけど、ソロにさせようと思ってたかもしれないけど。

何で僕だけが違う、別の世界に置き去りにされてるの?
俺一番人気あるんと違うの?と思いながら。
どうしろともこうしろとも言われない。

で、話がきたのが、PYGっていう。ショーケン、大口ヒロシ、スパーダースからは井上さん大野さん。
タイガースからはもうサリーは自分で決めてると。沢田が来たら全部二人ずつでって。
断る理由なんかないし。そんなん断ったら悪い。
タイガースからは僕が行かなかったらタイガース1人だけになっちゃうし。
ジュリーとショーケンが一緒でツインボーカルって、そういうことあっていいのかな?と思ったけど。「(話に)のせて。のるのるのる」って。

PYGは楽しかったですよ。
ものすごい楽しかったの。いろんな作戦を練ったりなんかして。
ほとんど毎日みんな一緒に居たの。飯食うのもいっしょで。
まだ、皆それぞれ人気があるでしょ。週刊誌が取材をしたがって追っかけてきたらわざとけんかしたフリしてて別れていく。ばらばらに散らばったり。今考えたらしょうも無いことをして。結局は決裂かな?みたいな(フリをした)。
「けっ、冗談じゃねーや」ってとか言って。
実際にはすっごく仲良くてたのしかったんですよ。
でも、そのころ全然興味なかったですね。それを週刊誌にどういうふうにかかれるのかとかは。

面白がってやってて。
仕事ととしては「とう・はん・めい」(←東京、大阪、名古屋だと思われる)くらいかな。それ以外ではほとんどお客さんが入らない。
普通で行けばスーパーグループだったし、掛け算になっていいんだけど、カンペキ割り算になってたんですよね。
テンプターズのファンは不満があるわけです、なんでおじさんのスパイダースと一緒にって。
なんでサリーとジュリーといっしょにやんなきゃなんないの?とか。
じゃ無かったらもっと歓迎されてるはずなんですよね。
だから僕らは楽しかったけど、結果としてはヒサンなものでありましたよ。

でもぼくにとってはものすごくその時期が貴重な・・・
(例えば)コピーして誰かの曲をやるとなると、タイガースの頃はみんなヘタだからコピーできない。わかってても技術が伴わない。
ところが尭幸さんと大野さんがいることで、どの曲持っていってもカンペキにコピーしてくれる。演奏してくれる。それでまあみんなが付いていってるって状態で、すごく楽しかったですよ。

そのことから多少なりともというか・・・・ショーケンがぬけて映画の方とか行っちゃって、
僕は僕はソロで、僕と井上バンドの形になって。
井上さんと大野さんたちと一緒にやることで僕は(音楽的に)すごく勉強になったんですよね。
リズムの取り方だとかそういうのしょっちゅう・・・・飛行機乗るときでも新幹線でも、僕はいつも尭幸さんの隣だったので、いろんなこと言ってくれて、上手くなってきたとか、歌のノリとか、そういうのいっぱい教えてもらった。

無駄なことは何もないと今はそう思えるけど。
タイガースとか皆それぞれすごいことになってたわけだから、スパイダースだって、テンプターズだって。
そのあとまた美味しい目がそんな来るわけけないって、あきらめもついたんですけどね。

僕はわりとシビアだったですよ。タイガースのメンバーが「日本一になる」といってても「そんな甘ないで」と思ってた。でもそれがことごとくそうなっていくから「すごいわこの人ら」ってだんだん尊敬に変わったんですけど。
最初はただのビックマウスだと思ってたけども。

(垣花アナ:君をのせてはあまり売れなかったんですよね)
ええ、これは嬬恋のポピュラーコンテストに参加しろって言われて、へたくそだって言われてるのに、なーんでそういうとこに出すかなと思いながらね。
審査されるのはものすごくイヤ。どうせ入りっこないしみたいな。
歌難しいし、高いトコ出すしやだなあとか思いながら。

正直なこと言うと宮川ひろしさんの作曲も、このサビに入るところなんか、「オンリーユー」やんって。「ああ~ああ」って、これオンリーユーやんって。(←繰り返し言ったww)
今となってはいい曲なんですけど、だから、大人っぽいでしょ。
いかにも大人のシンガーを目指してるジュリーみたいな。
正直言って「ハタチになったって、べつにまだ子供だしさあ」って思ってた。

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君をのせて 

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個人的にはPYGとか、井上さんのお話、ツボりましたわ。
じゅり、終始穏やかにお話してましたよ~。
18日は「許されない愛」のお話だそうです。

今日は夕方外出なので、昼UPします