打越通信

日記ふういろいろ

福田農園

2012-03-19 07:12:08 | 熊本の風景

母の病院に行ってお見舞い(お手伝い)、親父の病院に行ってお見舞い。
結構、病院って疲れるもんだ。



気晴らしに水俣で唯一元気な場所だ。
湯の児温泉の高台にある福田農園だ。
別名、スペイン村などと呼ばれスペイン風の建物、管内にはスペイン風の音楽が流れている。
観光農園のはしりのようなところ、高校時代、恩師とぶどう狩りに来た思い出がある。



しかしその当時は、こんな立派な建物も無く、ましてレストランなども無いただの農園だった。
こつこつと一歩ずつ、これが農業の基本なのだろう。



今ではレストラン2つにここ福田農園で生産される商品を販売する物産館がある。
ワイナリーで生産される各種ジュースやワイン、ジャムに地ビール、パンなどがいただける。
なんとウエディングも出来るという。
眼下に広がる広がる不知火海、目の前には天草の島々、そして湯の児温泉だ。



売店でおばちゃんとの会話だ
「社長、亡くなられたそうで?」
「去年の9月13日でした、今は2代目社長が頑張ってます」
その社長こそこの福田農園を、いやいや観光地水俣の発展に努力された方なのだ。



公害の町水俣からエコの町水俣へ、何も無い土地柄で唯一、テーマパーク的な観光地なのだ。



水俣チャンポン、水俣スィーツ、何にも無いところから作り上げる象徴なのだ。
湯の児温泉に湯の鶴温泉など割と知られていない。
山に海に素晴らしいところなのだが、やはり広報が下手のようだ。



まあ熊本県自体が広報が下手で、この頃やっとくまモン効果が出てきた状態だが、まだまだ熊本には素晴らしい所がいっぱいあるわけで、ここ福田農園も水俣の観光地のひとつとして記したい。



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