打越通信

日記ふういろいろ

さりげなくジャズ

2017-09-09 06:38:13 | イベント
早いものであっという間に一週間が過ぎて行く。
何事もなく過ぎて行く事はもったいない事なのか、はたまた、幸せなのか、凡人にはわからない。
気候も良く、会社帰りにぶらりと中州方面に歩いてみた。
「中州ジャズ」があっている。



キャナルに入るとさっそく電子ピアノと何だろ(フルートっぽい管楽器)の演奏があっていた。
ボーカルはあまり良く聞き取れない感じだったが良い雰囲気で会場を包んでいた。



キャナルを出てレッドステージと言われる場所ではビッグバンドらしきグループが重量感のある音を出していた。
何せ人が多くて通路には係員がいて立ち止まり禁止となっている。
会場はすでに人が一杯で入る隙もない感じだ。



重量感のある音を聞きながら進んでいくと中州屋台が並んでいる。
人通りは多いがまだ時間が早いのか客はまばらだった。
出会い橋を渡ったところの会場でも管楽器とピアノをそろえたバンドが演奏をしていた。
去年も確か昔の会社の連中と飲んで来た。
今年で9回目というからそんなには歴史は古くない。
それぞれに名前のある人たちなんだろうがさっぱりとわからない。
人が多くて真正面からは見ることが出来なかったので、舞台の横(というより後方)から演奏を見ていた。
まだ若い細めの外人のドラマーが目に留まった。
きっちりとした背広姿でいとも簡単にドラムを叩いていた。
これがまた見事なスティックさばきでリズムを作っていく。
さりげない技を随所に散りばめる。
これには感動した。
トランペットの人が指を2本立て合図を送ってくる。
うなずきながらも正確なリズムを刻んでいた。



世の中にはいろんな人がいるものだ。
音楽にすべてをかける人たち、それでも名前が売れる人たちは一部なのだろう。
ジャズの良さは、クラシックのようにかしこまった形式ではないところが良いのだろう。
いつ始まったかわからないうちに音が鳴り始め、その音にみんなが引かれていき、各パートのテクニックで頂点をのぼりつめるような感じかな。
まああまり音楽(ジャズ)は詳しくないのだが、そんな感じでさらりと楽しませていただいた。
秋風が吹きだしたなか、ジャズの音と満月に近い月がとてもあっていた。

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