打越通信

日記ふういろいろ

ナンテン

2013-01-08 07:27:47 | 日記ふう
正月用の縁起物としてナンテンの実(実というか木というか)がある。
「難を転ずる」という意味で縁起物とされている。
年末に子飼商店街に買い物に行ったが、正月需要でかなり高値で売られていた。
そういえばわが家の裏庭に2本ナンテンの木あったよな、と思い裏庭に行ってみた。
するとナンテンの木のそばに、今にも1階の屋根裏まで達しようとしている木がある。
カシの木なのか、いつの間にか生えて成長してしまっていた。
ナンテンの木も大きくなってお隣まで越境している。
さっそくノコギリを持ってきて切る。
堅い木なので、なかなか切れない。
上下を切って、根を見ると、なんと家の土台の中まで入り込もうとしていた。
今度はスコップを持ってきて根を掘り起こす。
次はナンテンの木を伐採する。
やっとの事で裏庭に出てみると、灯油のポリバケツに崩れかかったカラーボックス、枯れた草がぼうぼうとしていた。



正月休みの一日は、裏庭の掃除だった。
今年で築25年を迎えるわが家、新築当時は裏庭にごみ用のポリバケツなど置いて活用していたが、妻も全然管理ができていなかったわけだ。
数年間も遠ざかっていた、我が家の秘境中の秘境といわれる場所なのだ。
ナンテンのおかげで、知らずにいたら、1階の天井は突き破っていただろうし、床のコンクリートも壊されていただろう。
難を転じてとはこういう意味だったのか・・・。