セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

複雑なみっ君

2014-04-29 | セカンドライフ
   午前中は、少し日差しが有りお花達は喜んでいた。
心持ちペチュニアは、根が付いたのか、ボリュームが出て来た様な感じで嬉しくてたまらない。種類は少ないけれど、アミーズ畑に色気が見えるだけで明るい気持ちになる。

アミーズ畑と言えば我が家では、アミーズ教室なんてのが10年前流行っていたっけ。みっ君みこたんが来ると「はーい、アミーズ教室始めまーす」なんて言うと幼稚園に行ったか行かないかの年齢だった二人共「はーい!」と大きな声を出して飛んで来たものだった。

勉強をするという意識なんて無い幼児二人は、アミーと遊ぶゲームのだと思っているので、ニッコニコで椅子にかける。内容は「りんごが3個有りました。みっ君は1個食べてしまいました。はい、今幾つ有るでしょうか?」と絵を描いて遊ぶ。みこたんは5本の指で一生懸命数えている。「2個です」はい当たり―!シールを一枚ノートにはってあげましょう。なんてのが始めの方で、二人の成長に合わせて、色の事や、かけざん九九をやったり、二人共喜んでやっていたっけ。2.3年続けたかな?

あれから10年、みっ君は中学三年生になった。高校受験の一年のスタートに入った。ママはイライラしているけれど、みっ君は既に自分で考えて遊びを楽しみを知ってしまい、勉強より遊びたくて仕方がない。やっぱり、出来るだけ良い成績をとれば進学の選択肢が広がるので頑張らせたいと思っている。怒られている孫を見るのも辛いけれど、ママの頑張っている事、言って聞かせている事は間違いでは無いと思うし、アミーは複雑な思いで聞いている。
自分から進んで学習するようなら良いけれど、ママに言われないと始めないので、一番大変な一年になるかもしれない。アミーは口を出さないで見守るしかない。