セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

夕べのドタバタ・・・・

2014-03-23 | セカンドライフ
血の話題、苦手な方はスル―してね。

  私は夜9時を過ぎると、電話をお休みモードにしている。寝付いてからベルで起こされない様に。それが、夕べに限ってセットを忘れていた。深夜11:00過ぎ突然電話がなった。仕方なく出たら「モシモシ、一階のMだけど4階のKさんが階段で倒れて血が流れているんだ、悪いけど来て欲しい。俺は血が苦手なんだよ!」って、誰だって嫌よ、血がいっぱい流れているなんて・・・。
でもまあ行かないわけには、どうしようもないのでコートを羽織って、行って見ると階段の2段位の所から仰向けに倒れたらしい様子。間もなく救急車が来て、血圧を測ったら130-70?(ホッ)、と言っているので、大学病院に送られて行った。後頭部を強く打ったらしく、私にしては大量?と言える出血と思えた。救急車のスタッフは応急処置をして担架で運び去った。
問題は、ドロドロに流れ出した血液を其の侭で「宜しく―」の一言で去って行った。残された私達は茫然としてしまった。
集まった自治会のメンバーも同じく呆然。直ぐに処置の為の行動が出来ない。私は、取り敢えずホースで流す事ばかり考えていた。他の事は全く思い付かず早く片付けたかった。
が、しかし何処にも、頼りになる人はいるものです。「出血した物は触っちゃだめ!」急いで自宅にビニール手袋を取りに戻った。彼女は「階段の下に血液をながしちゃ駄目よ!」と新聞紙を軟らかく揉んで流れ出ていた血液の周りを、土手にして円を作る様に指示し、先ず、おおむね血液を吸い取り、大きなビニール袋に詰め込み、又新聞紙で土手を作り、バケツの水を少し流しデッキブラシでサッサッサと擦ったのだ。皆指示される儘、行動した。そして又新聞紙でどんどん吸い取り、自宅から持って来たぼろ布で拭いた。あっと言う間に奇麗になってしまった。なんて手早い措置・・・皆彼女に指示されるまま動いたが、今思っても最高の処置だったと思う。
その後パトカーが着いて状況を調べ、何と先程まで血の海だった所に寝ころび「状況写真を撮ります」と形を訊きながら、寝ころび撮影し、調査をして行った。夜中にもいろいろ聞きに来たり、午前中も「詳しく聞かせて下さい」なんて何度も警察官は回っていた。私達は事故だと思っているけれど、10%でも事件の可能性が有れば全く違って来る事だし。明日は大学病病院に送られたKさんの状態を電話を頂く事になっている。どんな報告が来るか?良い結果を待っている。倒れた時には意識は無いので会話はしていない。

今考えても、思考の長けた彼女がいなければ一晩中片付かなかったかもしれない。脱帽!