長野・善光寺、東山魁夷館

二日目のホテルも快適に過ごし心地良い目覚め。
あっと言う間に三日目の長野旅。朝はゆっくりホテル食。Ｉ子ちゃんに食べ過ぎない様に、特に炭水化物を少なくと言われているので、これから気を付けようと反省しながら食べた。

目を開けていさえすれば、ずっとお喋りが続く。
パワフルなＩ子ちゃんは四年前のクルーズ時と全く変わらず、私を笑わせてばかりいる。
大金を積んでもこんなに笑わせてくれる人は居ないよね。

ホテルのクロークに荷物を預け、善光寺さんへ。バスに乗って着くと既に観光客で路上は埋め尽くされていた。概ね高齢者が多いけれど、婚礼のカップルを見た時は新鮮な嬉しさがこみ上げた。

　　　　
大抵はお参りをすると帰って行くけれど、私は一回りしたかったので本堂の後ろも周って見ると広い街が広がっていた。きれいな町が隠れていたとは。新緑も鮮やかで広ーい平野も、平和そのもの。

　　

　　　
　　　
Ｉ子ちゃんは、植物好きなので、赤松の枝ぶりがよいとか「Ｍちゃんほら、ちゃんと皮向いて有るでしょ。こうして大事に管理するのよ」ガイド付きの散策となった。
色々な事を良くご存知で、さすが盛岡の名物お婆ちゃん。話題が多く何を話しても説得力が有る。
パワーが有るので、何か反論しても柔道の抑込技で私はぺしゃんこになってしまう。

　　　　　

私の姉と丁度同年齢、正反対の性格なので、私にして見れば何にでも反応して笑ってしまう。
楽しみにしていた、東山魁夷館もゆっくり静かに観賞で来て良かった。
馴染みの絵が沢山展示されていた。九十歳まで生きられたので、作品の数も際限が無い程有り、年に数回替えるそうだが、多分それでも展示しきれないかと思う。

　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＨＰより拝借

　　　　　　　　ＨＰより拝借　

正確には「長野県信濃美術館」の中に有り、同時に堀文子氏の展示もされていたが、今回は東山魁夷画伯の展示を楽しんだ。

後ろ髪を引かれながら、参道で信州そばを食べホテルへ。程良い時間に長野駅を東京駅へ向かった。
盛岡に向かう新幹線は到着ホームから出発なので便利と言えば便利。切り替えの早いＩ子ちゃんは直ぐに岩手県人になり帰って行った。有難う!お世話様でした～～～ 。