上本の活躍で連勝、阪神＆小久保引退について少し。

阪神戦について久々にblog書くか…

…とその前に今日の試合後、ソフトバンクの小久保が今季限りでの現役引退を表明した。
度重なる怪我を乗り越えて先日２０００本安打を放ったばかりだったが、４０歳を過ぎて衰えには勝てなかったのだろうな。
良い指導者になってもらいたいな、と一野球ファンとして思う。


さて、阪神の試合だが…
今日から横浜ＤｅＮＡとの「裏」天王山（苦笑）
そしてＤｅＮＡは日曜日のローテにブランドンを入れてまで、頭に阪神キラーの三浦を当ててきた。
一方の阪神は久保。

その立ち上がり。
両投手ともに変化球が若干甘く入るボールが多かった。
それでも打線に繋がりを欠く阪神は３回まで三浦にパーフェクトに抑えられ、
一方の久保は毎回ランナーを出しながら凌いで、という内容だった。

３回裏。
久保はワンアウトから荒波にヒットを許すと、ワンアウト後、ノリにレフト線へ長打を打たれた。
１塁ランナーの荒波は一気にホームへ突っ込んだが、鳥谷が素早い送球を見せて本塁で憤死。
先制されたら追い付くのは中々厳しかっただけにこのプレーは大きかった。

直後の４回表。
先頭の上本がデッドボールで出塁する。
続く平野が送り、鳥谷はフォアボールで歩いてワンアウト１・２塁。
ここで最近４番に入っている良太が初球を上手く捕らえて三遊間を破る先制タイムリー。１点を先制した。

１点の援護をもらった久保は６回で降板するまでの３イニングをパーフェクトに抑えて相手に流れを渡さない。

そして迎えた８回表。
先頭の上本がライトオーバーのスリーベースヒットを放って出塁。
続く平野が右中間を破るタイムリーツーベースで２点目。さらに鳥谷がセンターへのタイムリーを放って３－０とする。

阪神は７回を加藤→鶴、８回は福原、９回球児が１点を取られたものの何とか凌いで３－１で勝利。
８連敗の後、連勝した。


今日は１番を打つ上本の活躍が目立った。
３回まで三浦にパーフェクトに抑えられ、３回裏にあわや先制点献上、というところを凌いで迎えた４回表。
結果はどうであれ、先頭出たら面白いなと思っていたところでデッドボールで出塁した。
それを還した良太の積極性もそうだが、私は上本の出塁を主張したい。
上本は８回表にも、先頭でライトオーバーのスリーベースを放って追加点に貢献した。

９日・東京ドームでの読売戦から１番セカンドでスタメンに定着してから、
土曜日には先制ホームランを放ったり、足でチームに良い流れを作っている。
今日の１打席目も結果はセンターフライだったが、ファールで粘って三浦に球数を放らせている。
今が本当にチャンスなので、上本にはレギュラーを掴んで欲しい。そう切に願う。

今季は難しいシーズンになってしまったが、何か来季に繋がるシーズンになれば、というか、しないといけない。