カリフォルニアン・キッズ

4年を過ごしたカリフォルニア生活も終わり・・・
帰国子女となった子供たちとの日々をのんびり書いています

初めてのプレイデート

2007年11月21日 07時39分07秒 | カリフォルニア生活
日時を約束して遊ぶことを、アメリカではプレイデートと言います。日本人のお友達となら数え切れないくらい家に呼んだり呼ばれたりして遊んできた娘と息子ですが、実はアメリカ人とは一度もプレイデートしたことがありませんでした・・・。それが、息子はキンダーで何人か仲の良いお友達ができて、家に呼んでくれとそれは毎日うるさいんです。そこで先日、お迎えのときに息子のお友達のジャックのママに会ったために、誘ってみたら、「OK! ジャックもずっと遊びに行きたいと言っていたのよ~。」 おお、ジャックに息子の英語が通じていたんだとちょっぴり感動。

先週の金曜日はお昼でキンダーが終わりだったので、私が息子とジャックをピックアップし、二人にお昼を食べさせて、娘のピックアップの3時まで遊ぶという段取りになりました。大喜びの息子、でも、私は実はかなり憂鬱に。だって、普段上の娘の交友関係優先なので、女の子には慣れていても、あまり男の子に慣れていないんです。しかも5歳のアメリカ人のboyなんて! 彼の英語がわからなかったら、彼が私の英語がわからなかったら・・・。前日の夜から思いっきり緊張してしまいました。

さて当日息子たちを迎えに。ジャックはママが来なくて変とか思っていないかなあと心配していたんですけれど、教室から一番にジャックが出てきて「今日は、○○○のママが僕を迎えに来るんだ。」とニコニコ。「I am ○○○'s Mom.」と言ったら、「Wow! Let's go to ○○○'s house!」
すっかり興奮しているジャックと息子を車に乗せ、家に向かいます。途中、Saratoga High Schoolの前を通るのですが、ジャックは「ここで前、ダディとフットボールの試合を見たよ。」と教えてくれました。息子は、「違うよ、ここでやっているのはサッカーだよ。」なんて反論していましたが。(息子はアメフトを知らない・・・。)

家に着くと、二人は息子の部屋に直行してレゴ遊び。遊びを中断したがらない彼らを説得して、用意したピザなどを食べさせました。
食べながらジャックに聞いたのですが、この日はキンダーで消防署にフィールド・トリップ。消防車の助手席に乗ったのだそうです。消防士さんがポールを滑って降りてくるところを見学したり、お土産に鉛筆をもらったり。「フィールド・トリップの他には、キンダーでは何もやらなかったの?」と聞いたら、ジャックは真面目な顔で、「We are doing art project about native Americans. You know,Thanks Giving will come soon.」と答えてくれました。
ジャック、すごくしっかりしています。3月で6歳になるそうですが(自分で教えてくれた)、これだけ大人の質問にきちんと応対できる5歳児は日本ではあまりいなそう。ジャックのママが「Jack will be nice.」と言っていたのもうなずけます。(そのときは、日本人なら「いたらない息子で、悪いことをたくさんすると思いますが~、よろしくお願いします。」と言うよね、とジャックのママの自信に驚きましたが。)

その後、お庭で少し水遊び、部屋でまたレゴ、おやつ、別の部屋で積み木や恐竜遊びと、日本でと同じように遊びの時間は過ぎていき、2時半過ぎにジャックのママがお迎えに来ました。ジャックは帰りたがらなかったのですが、「また今度遊ぼう」と約束して、連れられて行きました。次は息子を家に呼んでくれるそうです。ジャックはBMWとシボレーとポルシェが家にあると言っていたけれど、もしやお金持ち?! ゴージャスなお家なのかもと楽しみです。このあたりに持ち家がある人はみんなお金持ちでしょうけれどね。

さてこの日わかったことは、私の英語は5歳児と話すのにはちょうどいいということ。ボキャブラリーが平易で、5歳の子となら対等に話せるわ~。でも、一部ジャックの言っていることがわからなかったけれど・・・。
息子のほうは、かなり適当な英語ですが、特別ジャックとのコミュニケーションに困っていなかったみたい。男の子同士に複雑な会話は必要ないみたいですね。