カリフォルニアン・キッズ

4年を過ごしたカリフォルニア生活も終わり・・・
帰国子女となった子供たちとの日々をのんびり書いています

映画の感想

2009年09月13日 13時27分43秒 | 家族で映画!
この前書いたように、日本に帰ってきてから、土曜日はFamiliy Nightということで映画をレンタルして皆で見ています。誰かの参考になるかどうかはわかりませんが、ちょっと感想でも書いておこうかなと。一つずつ記事を分けて書いていきたいけれど、これまで見た分は面倒なのでまとめて今書いちゃいます。

Journey to the Center of the Earth(2008)
『センター・オブ・ジ・アース』

個人的評価:☆☆☆

去年の夏公開されていましたよね~。映像は綺麗なんですが、ストーリー展開があまりにもありえなくて、笑ってしまいます。主演の男優さんの顔が個人的にあまり好きじゃない。でも、チープでわかりやすい展開が子供には良いみたいです。自分一人では見ないけれど、250円で家族で見るならまあいいかな。


Night at the Museum (2006)
「ナイト ミュージアム 」

個人的評価:☆☆☆

アメリカを出発する二日前の夜、ボーリングに行くか、映画を見るかで迷った挙句、Cupertinoの映画館(懐かし~)でNight at the Museum 2を見ました。とても面白かったです! そこで日本で、まだ見ていなかった一本目を見てみることに。
子供たちには大受け。私には、ちょっとばたばたnoisyすぎて、「2」のほうが良かったように感じました。でももちろんfamily nightで見る映画としてはOKでしょう。


National Treasure (2004)
「ナショナル・トレジャー」

個人的評価:☆☆☆

この映画は、娘がミドル・スクールの授業で見たそうなんです。だからてっきりNHK教育的な真面目な映画を想像していたんですけれど、全然違うじゃないですかあ! ド派手なアクション、すごいセット。アメリカ史版インディ・ジョーンズみたい? でも前にも書いたように、アメリカ史を知らないとぴんと来ないところがあります。かなり荒唐無稽な展開ですが、主役の2人のBenjamin Franklin Gates(Nicolas Cage)とRiley Poole (Justin Bartha)の人物造形がステレオ・タイプではありますが魅力的なので、見れてしまいますね。ライリーは子供たちのお気に入りです。


Back to the Future (1985)
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」

私の評価:☆☆☆☆
娘の評価:☆☆☆

私が若かりしときの映画ですねえ。絶対子供たちにも受けると思ったのですが・・・息子は面白がってくれましたが、娘には「古い、ださい!」と不評。公開当時は面白かった時事ネタ:映画俳優のレーガンが20年後大統領になっていたり、ダウン・ジャケットが20年前はライフ・ジャケットに見えたり、ウォークマンでびっくりさせたり・・・そのあたりが古くなってしまっているというのが辛い~。娘からすると、「レーガン? 誰それ?」ですし、あんなもこもこのダウン・ジャケットそれ自体が古いし、ウォークマンにいたっては見たことないからそれが何なのかわからない!! でも、そういう小道具はさておき、全体のアイデアとか、ストーリーはやっぱりよく出来ていると思いますよ~。

もっと見た映画はあるのですが、もうすぐ娘が塾から帰ってくるので、今日はこのへんで。



パンケーキ

2009年09月09日 08時24分52秒 | アメリカ思い出すなあ~
息子が「Nate the Great」というペーパー・ブックが好きで、この夏休み何冊も読みました。内容的には、結構易しくて、キンダー向けぐらいかなあ。でも、この本の最後にはFun Activitiesというコーナーがあって、息子の心をくすぐるクッキング・レシピや、工作が載っています。そういうものが大好きなうちの息子は、早速レモネードやら風車などを作ったりしたのですが、特に彼が惹かれたのは、Nate's Pancake Recipe。材料を揃えてくれ、と懇願されたので、唯一家になかったベーキング・パウダーを買ってきて、先週の日曜日家で作ってみました。味の嗜好が完璧アメリカ人になっているこの子は、国内家族旅行で飛行機に乗って、他のみんなが駅弁を食べている横で、一人サンドイッチを食べるくらいですからね~。なので、日本式ホットケーキよりも、アメリカのパンケーキが食べたくてたまらなかったみたいで、絶対に朝食にしてくれとリクエストされました。でも、こんな混ぜたり、一枚ずつ焼いたり、朝から面倒だったので、やっぱり日本式にお昼に。

レシピは超簡単で、本によると、

1 cup of flour
a pinch of salt
2 tablespoons sugar
1.5 teaspoons baking powder
1 egg
2 tablespoons melted butter
1.5 cups milk

これを混ぜて焼くだけ。材料を二倍にして作ってみました。teaspoonとtablespoonって見た目似ていて紛らわしいですよね! それぞれほぼ小さじと大さじなんですが。カップも一瞬どれだけ?と思ったけれど、アメリカで買った計量カップがあったのでそれを利用。

一体どんな味になるやら?と思ったけれど、いや、結構美味に・・・。一応アメリカのパンケーキっぽくあまり膨らまずに(笑)、平らにぴらぴらな感じになりました。ちょっとクレープっぽくて、味はアメリカのより美味しかったりして。材料を二倍にしたらものすごく大量にできちゃいましたが、そこへ塾からお腹を空かせた娘が帰ってきて、ぺろり。うちは10数年前東海岸にいたとき訪れて以来、あるニュー・ハンプシャーのお店からいつもメープル・シロップを買っています。それをかけると、very tasty。夫はそのメープル・シロップの買い置きが少なくなってきたので、注文しようか、と言うんですけれど、ニュー・ハンプシャーから日本まで送ってくれるのかな?? そう言えば、チョコのNutellaをつけてもなかなか。これもアメリカから持ってきたけれど、ここで買えるものなのか・・・。

試行錯誤

2009年09月04日 17時52分04秒 | 英語保持
アメリカでそれぞれ1st gradeと6th gradeを終えて帰国した息子と娘、夏の間中いろいろな英会話教室を体験させましたが、首都圏ではない地域だと想像通り大変ですね。まず、英語を話す子供がいない! 某英会話教室の帰国子女クラスを体験させたところ、1~2年ぐらい海外にいたことがあり帰国後2年ぐらいは経っているかな?と思われる子供たちばかり。またインターと銘打っているスクールでも、先生がロシアなど非英語圏出身で、かつ子供たちも全員日本人。もしかして、うちの息子は市内で一番英語が話せる日本人小学生ではないか?!と本気で考えてしまうほど、英語を息子程度に(つまりアメリカ人の5~6歳レベル、まだ年齢相当には達していないので)話せる子供がいません、本当に皆無! カリフォルニアじゃ、あんなにたくさん、どこを見てもEnglish speakingなkidsばかりだったのに!! これが東京だったらまた違うのでしょうけれど、ま、こんな田舎にアメリカ人は来ないかあ。

でも、何をしないのもまずいので仕方なく、一日は、偶然見つけた家のすぐ近くの英会話教室でカナダ人の先生と娘と息子だけのクラス。うちの子供たちのためだけに帰国子女クラスを作ってもらいました。
ただ、本当は息子のほうには2nd gradeの勉強を続けてほしいなあと思っていたので、英会話教室だと少し方向性が違うんですよね。それで、先生がロシア人なのは気になりますが、他に選択肢がないので、週に一日インターのafter schoolのreadingクラスに入れました(息子だけ)。カリフォルニアで見慣れたテキストを使っているのが、「うわー、懐かしいな」なんて惹かれてしまって(汗)。先生の発音も日本人生徒の発音もアメリカ英語からはほど遠くて、んー、息子が影響を受けそうな気もしますが・・・。でも日本人が週に一回アメリカ人の先生に英語を習ってもアメリカ発音にならないのと同じで、週一ぐらいなら影響ないかな? どうせ自分もすごい日本人発音なので人のことは全く言えませんけれど、せっかく自分のものになっている発音が変わってしまうのももったいないかなと。
でも、一つ驚愕したのは、このインターに通っている日本生まれの日本育ちの子供たち、英語の読み書きはかなりレベルが高くて、息子よりも全然できるんじゃ?と思われる子たちがたくさん! この日本でそんなことが可能だとは思っていなかったので、ものすごくびっくりしました。話すことだけがネックなんですよね・・・こうして考えると、私たち日本人ってとことん話すことより読み書きが得意な特性を持っているのかも。

その他に英語保持のためにやっているのは、毎日Disney ChannelとCartoon Networkで子供番組を見る。Nickでスポンジ・ボブも見れると安心していたのに、なんとNickは9月末で放送終了なんです! あのタイトル曲がもう聞けないと思うと、親のほうまで悲しい・・・。MTVで完全日本語吹き替え版はやっています、でも日本語で見るのもなあ。

毎日英語のペーパーバックを読む。今のところ息子は日本語の本よりも断然英語の本を読む方が得意ですが、日本語を読めないのもまずいし、バランスが難しいところ。

車の中では、アメリカ軍放送のAFNを聴く。昔のFENですね。これは私のためというか、いえ私はアメリカ軍なんて全然好きじゃありませんけれど、普通に車の中では洋楽を聴きたいんです! 日本のラジオ局ってほとんどtalk番組で、たまあに流れる曲も日本人の曲なんだもの。
同じ流れで、ミドルに行ってからアメリカン・ポップスに興味を持ち出した娘のリクエストもあり、毎週水曜日はMTVでAmerican Top 20を見ています。いや、センチメンタルになっているってのはわかっていますけれど、カリフォルニアの青空の下で聴いたあの曲をまた聴きたい!みたいな。娘は、「このサビのところで、ダンス・ナイトでは皆が飛び跳ねながら大声で歌いだすんだよねえ。あれがいいんだなあ。日本じゃそういうことはやれないの?」 ダンス・ナイトというのはミドルで月に一回夜に体育館で開かれるディスコ・パーティのようなものですが・・・うーん、日本では小学校はもちろん、中学校でも高校でもそんなものはないですよねえ。大学生になってディスコにでも行くしか・・・。(でもMTVのミュージック・ビデオの映像はセクシーすぎて小学生には不適切。息子まで見たがるのは困ったものです。) 

あと、日本に帰ってからやっているのは土曜日のFamily Night。面白そうな映画を借りてきて、土曜日の夜に家族で見るという催しです、もちろん英語で、字幕なしで。(親のほうが辛いことがあって、思わず子供に聞いてしまったり。) アメリカにいたとき、娘のお友達からそういうことを家族でやっていると聞いたことが何度かあって、へー、いいかもと思っていたんですよね。ポップコーンなどスナックと飲み物つきで、大画面のTVも買ったので、映画館で見るよりも快適だったりします。ただ映画を選ぶのが大変。今までにNight at the Museum、National Treasure 1と2、Back to the Futureなどを見ましたが、子供たちにはBack to the futureは古すぎるとすこぶる悪評でした。National Treasureは私たちには?な部分がたくさんあるのですけれど、アメリカの歴史を知っている子供たちにはすごく面白かったみたい。今週は「スパイダーウィックの謎」にしようと決めています。でもその次はどうしようかなあ、映画評などを検索しても、意外にファミリー向けの映画を見つけるのは難しいです。
小学生を含む家族全員で楽しめる映画というの何があるかなあ?