カリフォルニアン・キッズ

4年を過ごしたカリフォルニア生活も終わり・・・
帰国子女となった子供たちとの日々をのんびり書いています

プリウス

2009年03月13日 09時42分15秒 | カリフォルニア生活
車の定期点検のためにトヨタに行ってきました。いつも1時間半ぐらいで済むので、待合室みたいなところで待つのですが、今日は「最低でも2~3時間かかるよ。」 えーっ! 周りに何もないところで車なしではどこにも行けません。「じゃあ、ランチをちょっと買って、またここに戻ってきてもいい?」と聞いたら、「それより一日車を貸せるけど、どうする? 無料だよ。」 そりゃ、そっちのほうがいいかなというわけで、代車を借りることに。でも、出てきた車を見たら、プリウスでした。係りのお姉さんが、「今までプリウス乗ったことありますか?」と聞くので、「ないです! 普通の車と違うんですか?」と尋ねると、「ちょっと違うんですよ~、説明しますね。」 そんな特殊な車を代車にするなんて! やだなあ、英語の説明よくわからないかもしれないよ~、とちょっとネガティブになりましたが、真剣に聞いたらすごく難しくはなかった。(って、そんなに難しかったら誰にも運転できないですもんね)

電気製品みたいに電源スイッチがあるのが珍しいです。パーキングに入れるのもスイッチ・ボタンを押します。最初は使いにくそう!と思ったけれど、ちょっと走ったら慣れました(笑)。エンジン音が全然しないのでとても静か、お姉さんが「音はしないけれど、それが普通なので心配しないで」と言っていたのもわかります。加速は弱いので、Uターンのときなど注意が必要です。「Cool!」「Awesome!」と子供たちには好評でした。トヨタはそれが狙いなんでしょうか。

プリウスに乗っている人というと、白人、インテリ、環境問題に関心がある、というイメージがあります。(新聞にそう書いてあった。)どちらかというとスノッブなイメージ。 これに乗っていると外からそう見えているのか?とどきどきしました。実際、日本よりもカリフォルニアでのほうがプリウスはよく見るような気がするし、ベンツやアウディなどの高級車とは違った意味である種の主張を感じますよね。最近ではライト・グリーンやライト・ブルーなど綺麗な色のプリウスもよく見かけます。私の観察では、ベンツは中国系の人が好み、アウディは白人の人が好んでいるような気がしますね。

さて、トヨタに最初行ってから5時間後、夕方娘を英語塾に送っていったついでに自分の車を引き取りに行きました。すると担当の男性が困惑気味に「まだ、できていないんだよ~。」 ええっ~、まだですかぁ?? 2時間以内に終わると言われたけれど、また来て出来ていなかったら困るので、翌日取りに行くことに。他にも「3時半には終わるはずだったでしょ?!」と怒っている女性がいたり、現場はなんだか混乱している様子。「今日は特別混んでいるの?」と係りの人に聞いたところ、「問題は、あまり仕事がないんで、この前メカニックをほとんどfire(解雇)しちゃったんだよ。そうしたら今度は車がどかーっとやって来て、仕事が追いつかなくて、みんなが今では文句を言っているわけさ。」 そ、そういう事情なんですか・・・。というわけで、今もうちのガレージにはプリウスがとまっています。




お誕生日パーティー

2009年03月07日 10時57分50秒 | カリフォルニア生活
アメリカに来て一番驚いたことの一つが、子供のお誕生日パーティーが派手なこと。たいていは遊戯施設で開かれ、招かれた人が持って行くプレゼント代は20~30ドル。(でも、自分が主催したことがないので、本当に皆これくらいのプレゼントをあげているのかどうかわからないのですが・・・。)

下の息子の6歳くらいは、どうやら一番お誕生日パーティーが盛んな年代らしく、ほとんど毎月、時には月に二度もご招待を受けます。大体はEviteという電子メールでのご招待カードが届くんですけれど、これは他に誰が招待されているかもわかって便利ではあります。でも、「行きます」「行きません」にチェックする以外にコメント欄があって、そちらも招待者全員に公開されるので、最初の頃はどんな文章を書いたらいいんだろ?とドキドキしていました。最近は招待が多すぎて書き慣れたせいで、3パターンぐらいを常備できていますが。ええ~、Thank you for the invitation. ○○○ is so excited!とか、Happy Birthday, Robbie! ○○○ is looking forward to the party.とか・・・。

上の写真は昨日行って来たアレックスのパーティ会場のPump It Up。巨大なジャンプハウスが並べられた二つの部屋で45分ずつ遊んだ後、ケーキを食べて、お土産をもらって解散でした。
クラスのママたちはお誕生会開催にあたり会場が重ならないように頭を絞っているらしく、見事にいろいろな施設が選ばれていて、よく知っているんだなあと感心します。息子が1st gradeになってから招待されたのは、Sky High(トランポリン施設)、チャッキーチーズ(屋内ゲームセンターのようなもの)、ジャングル(屋内遊戯施設)、ボーリング場、レーザークエスト(レーザー銃で人を撃つゲーム!)など。息子はレーザークエストが一番面白かったそうですけれど、アメリカっぽいというか、教育的にどうなんでしょう?!

これが娘の年齢11歳になりますと、もうお誕生日会はこういった施設ではあまりしなくなります。多いのは、お誕生日の子の家でのスリープ・オーバー、つまりお泊り会ですね。仲の良いお友達5~6人ぐらいが夕方からお呼ばれ、ピザの夕食をいただいて、ビデオで映画を見て、持参した寝袋で寝て、朝はパンケーキの朝食、午前10時頃に親が迎えに行きます。このあたりは豪邸が多いのでね~、娘にとっては「わお!」みたいな経験ができるようです。プールは当たり前なので水着持参が多いですが、日が暮れてからのプールは下からライトが当てられていて豪華だったとか、山の上の豪邸のお宅で、眼下に見下ろすサラトガやクパティーノの町の光が綺麗だったとか、パパとママの寝室が信じられないくらい広かったとか・・・。話を聞いていると、私も見たかったなあなんて。でも、夕食はほんっとにお店から取ったピザだけ、朝ご飯のパンケーキもはっきり言ってまずいそうで・・・。変わっていますよね、アメリカ人って。

それにしても、もう最後だから息子のお誕生日会はやってもいいかなあと少し思っていますけれど、娘のほうのスリープ・オーバーはハードル高いです。娘のお誕生日は10月だから、やらずにすむはずですが・・・。