カリフォルニアン・キッズ

4年を過ごしたカリフォルニア生活も終わり・・・
帰国子女となった子供たちとの日々をのんびり書いています

暖炉

2009年01月30日 07時47分15秒 | カリフォルニア生活
去年はよく暖炉を燃やしていましたが、今年はわりと暖かいせいもあり(今日も20度近いですね!)、これまでつけていませんでした。でも、先週末は雨模様で肌寒かったので、ようやく暖炉点火。いい具合にぱちぱち燃えました。写真に白いレンガが映っていますが、これがファミリー・ルームと主寝室を隔てる壁となっています。そしてレンガの両側に暖炉がある・・・つまりファミリー・ルームと主寝室の両方に暖炉があり、煙突が共通というわけです。主寝室のほうの暖炉は一度も使ったことがありませんけれど。

うちではファミリー・ルームをダイニングとして使っているので、私はいつも暖炉を背にして座り、ネットなどをやっています。夜みんなの寝静まった時間、ぱちぱち暖炉の火を背中に感じながら起きていると、心が穏やかに温かくなります。でも、今日からしばらくまた暖かい日が続くらしいので、暖炉が燃やされることも当分なさそう。

ただですねえ、夫と子供たちが暖炉となると、すぐにお芋を入れたがるのは、どうにかならないのでしょうか? 別にいいんですけれど、あまりにも日本人的発想じゃないですか?! 焚き火に焼き芋・・・。 この前など「ベークド・ポテトになるんじゃない?」とジャガイモまで放り込んでしまって。結論としては、断然サツマイモのほうが美味しいです。まあはっきり言って、この焼き芋 made in fireplaceは癖になるほど美味しいです。 私もたくさんいただきました・・・。
とはいえ、アメリカ人はマシュマロを串に刺して焼くんですよね? 一度トライしようかと言いつつ、あまり美味しそうでない気がして(それにドロドロ溶けそうで)まだ実行に移してはいません。今度やってみるかな。

英検二級

2009年01月28日 03時44分44秒 | カリフォルニア生活
去年英検準二級に無事合格した娘、今年は二級に挑戦してみました。
ここサンノゼ・エリアでは一年に一度しか英検を受験できないので少し不便です。数年前は2回機会があったのですけれど。熱心な方はLAまで行って、受けているみたいです。

一応娘には過去問題集をやらせてみました。熟語、成句あたりが一番引っかかるところですね。系統だって英語を勉強したわけではないので、今まで聞いたことのない単語、熟語は全く見当もつかないようです。例えば、<due to>。
「ほら、The game was canceled due to the bad weather.とか聞かない?」と言ったら、
「ええっ、普通はさあ、The game was canceled because the weather was bad.じゃん。」
あるいは、並び替え問題で、正解に<No sooner had she left home than it began to rain.>というものがありました。そんな言い回し、聞いたこともないそうで。<~するやいなや~する>の成句ですね。まあ私もアメリカ人がそんなこと言っているのを聞いたことありませんが。
「そういうときは、As soon as she left home, it began to rain.だよ!!」と言われてしまいました。
驚いたのは、娘が<I had better wake up.>、つまり<had better+原型>さえも知らなかったこと。「~するほがいい。」ですが、そう言えばあまり聞かないかなあ、I should wake upやI have to wake upになるかなあ。
こうしてみると、私はアメリカ人がそれほど使いもしない成句を苦労して頭に詰め込んできたのでしょうか?! 文語表現としてあるのでしょうから必要ないとは言わないけれど、そこにではなく他に時間を費やすべきことが(相手に伝わる英語を話したり書く練習とか)あるのかもしれませんね。

娘が試験会場から(いつも行っている日本人学校なのでとっても便利)問題用紙を持ち帰ったので、私が自分で問題を解いて採点したところ、48問中7問間違っていました。リスニングはたぶん全問正解として、マークミスなどがなければ一次試験はなんとかなりそうかなあ。

長文読解問題は、ワインのコルク栓と環境問題について、ピラミッドの建設方法の新しい仮説、インターネットのウェブサイトのアドレスに英字しか使えないことの問題点の3つでした。小学4年生だった去年だとテーマ的にちょっと厳しかったでしょうけれど、5年生になった今では大丈夫だったみたいです。でも、必ず出題されるメール形式の長文は、売り場マネージャーに部下を推薦するビジネス文! どうも内容が完全には把握できなかったよう。小学二年生で2級を受けている子もいましたけれど、英語に問題はなくても、こういう長文はテーマが難しそうですよねえ。ただ、リスニングが文法、長文に比べて極端に易しいので(現地校の2nd~3rd gradeレベル?!)、そこで点が稼げそうです。

California Academy of Sciences

2009年01月21日 08時13分18秒 | カリフォルニア生活
サンフランシスコに新しく開館した(正確にはreopenした)California Academy of Sciencesという科学博物館に行ってきました。激混みだという噂を聞いていたので、日曜日の開館11時の1時間前に行ったのですが、すでに並んでいる人たちがいました。驚いたことにメンバーになっていると10時から入場できるそうで、すでに続々と入場する人たちの列が・・・。もうすぐ日本に帰るのに今からメンバーになるわけにもいかないしということで、おとなしく11時の開館を待つことに。

入場してからも、館内は激混み! まるでディズニー・ランドのファスト・パスのようにプラネタリウムのチケットを取りに行ったら、3時30分の入場チケットしかありませんでした。
展示の内容はといいますと、室内熱帯林、水族館、プラネタリウムといったところでしょうか。でもジャングルはカンクンの海洋公園の本物には叶わないし、水族館はモントレーのほうがもちろん大きいし、プラネタリウムもびっくりするほどすごくはなかったなあ。大人25ドルの入場券の高さのわりには、どれもが少しずつ中途半端という感じです。
 

近くにあるExploratoriumのほうが、徹底的にハンズ・オンの展示にこだわっていて良いと思うな。娘も同じ意見でした。
唯一Academy of Sciencesのほうがベターなのはカフェ。Exploratoriumはちょっと倉庫っぽい上に、食事をするところもまさに倉庫の中で食べているような侘しいファースト・フードしかないんです。でも、こちらのカフェはお庭で食べるロケーションもまあまあですし、選べるお皿の種類が多くて、ベトナム料理や中華まんじゅうのチョイスまであるところがグッドですね。ただお値段は高いし、お昼ご飯のためにここに来るわけではないので・・・。
というわけで、まあ一度見れば充分だね、という結論に達した今回の科学博物館訪問でした。

今度のサンフランシスコ訪問では、他に飲茶(お腹がはちきれそうになるほど食べて、4人で20ドル! 採算取れている?と心配になるほど)、冬物のセール品のショッピングなどをしました。
娘の買い物に付き合ってアバクロに行き、お揃いでダウン・ジャケットを購入。結構安くなっていたので、つい・・・。


カンクンの旅

2009年01月14日 08時56分41秒 | カリフォルニア生活
二ヵ月ぶりぐらいにこちらのブログを書きます(汗)。やっぱり毎日書くとか決めていないと、どうしてもさぼりがちになっちゃいます・・・。

今日は珍しく写真主体で。カンクン、とても良かったです。カンクンがというより、今回初めて滞在したPlaya Del Carmenというカンクンから南に1時間ほど下ったリゾートがのんびりしていて、最高に良かったなあ。こちらからのほうが遺跡、海洋公園に近くて便利でしたし。もう帰りたくなかったですよ。

海とプール。
 

カリブ海の色って、本当に目の覚めるようなエメラルド・グリーンなんですよね。マヤの人たちは、海というとこの色しか知らなかったんだろうなと思うと不思議な感じです。
ただ波がちょっと高いので、海水浴やシュノーケリングだけを比べると、ハワイのほうがいいかな。でも、食事の美味しさ、ラテンの雰囲気がmuy bien!! そして空気というか風というのかが気持ちいいんですよね。海から上がった後の体に適度に潤った風が気持ちよくて、日暮れの海洋公園の中のジャングルの小道をパタパタ歩いていると、暖かな空気に意味もなく幸せを感じてしまう。

プラヤ・デル・カルメンのホテルは食事が宿泊料に含まれているall inclusiveタイプでしたが、子連れには良いシステムでした。海洋公園で一日遊んだ後夜帰ってきてからビュッフェに駆け込んでちょっと好きなものを各自食べたり、プールサイドではアイスクリーム食べ放題、カクテル飲み放題、夕食の後で喉が渇いたあと思えば、バーで子供たちはノンアルコールのドリンク、大人はマルガリータやエスプレッソなど気軽に飲めて、幸せな気持ちになれます。

カンクンのいいところは、海やプールだけでなくマヤ遺跡の見学などもできるところですね。アメリカにはこういう古い歴史的名所というものが全くありませんから。
 

世界遺産のチェチェンイツァーに行く予定だったのですが、なぜかまたそちらには行かずコバ遺跡というほうに行ってしまいました。なぜって、チェチェンイツァーのピラミッドには登れないけれど(数年前転落事故があったらしい)、コバのピラミッドには登れるから。すごく疲れてぜえーぜえーしましたが、しっかり登ってきました。てっぺんからの眺めは一面ジャングル。この遺跡では自転車を借りて、建物から建物へマヤ時代の小道を走ることができます。恐ろしく古いおんぼろの自転車でおしりが痛くなりましたが、ジャングルの中を走るのはちょっぴりインディアナ・ジョーンズ気分で楽しいものです。

 

こうした遺跡見学にはホテルから出るツアーに参加するのですけれど、大抵昼食がツアーに付いています。これがアメリカだったら、ピザがハンバーガーに違いないので心底ぞっとするところですが、メキシコではドライブインみたいなレストランでビュッフェとなっていることが多いです。これがまたやけに美味。(日本から行ったらそうでもないのかも。アメリカの犯罪的な外食の味に慣れているからそう感じるのかも。) 上の写真はビュッフェではなく、イスラ・ムヘーレスという島の小さなレストランのお皿ですが、盛り付け方からしてアメリカとは違います。お味ももちろんmuy deliciosoでした。
右の写真はセノーテと呼ばれる地下の泉での水浴。鍾乳洞の中に綺麗な泉があって、そこで泳げるんです。ユカタン半島にはたくさんこのセノーテが点在していて、マヤの時代には生贄が投げ込まれることもあったとか。