カリフォルニアン・キッズ

4年を過ごしたカリフォルニア生活も終わり・・・
帰国子女となった子供たちとの日々をのんびり書いています

学校の登録

2007年05月31日 08時29分58秒 | カリフォルニア生活
サラトガ市は今週からnew residents(新住民)向けの小学校の登録が開始になったので、行って来ました。(クパティーノはもっとずっと遅いと思います。)
息子のキンダーの登録は今娘の行っている小学校で二月にしたのに、またやり直し(涙)。娘のほうも新たに登録が必要。二人分の書類の記入にげんなりしていましたが、やってみたらクパティーノよりずいぶん分量が少なくてほっとしました。クパティーノは、かかりつけの小児科、歯医者、緊急時に引き取ってくれる人2~3人の名前、住所、電話番号が必要で、しかもそれを3枚ぐらいの書類に書かなくちゃいけないんですよね。あと健康調査の記入も面倒だったような。

スクール・ディストリクトのオフィスに行ってみたら、こんな感じの小屋だったんですけど・・・。サラトガって、やっぱり「山の中」というイメージかも。

プレスクールのお友達で、クパティーノのある小学校でキンダーの登録を済ませていたのに、最近になって子供が行くべきキンダーはそこではなかったことが判明。しかも、クパティーノ学区全域でもうキンダーの空きがないと言われた方がいるんです。そんなことありえないよ~!(少なくともうちの息子分の空きは出るはずですし)と思いながらも、サラトガは大丈夫かしらとどきどきしていましたが、特に何も言われなかったので無事に入学できそう。でも日本みたいに事務手続きがしっかりしていないので、いろいろな食い違いからどこの学校にも入れなかったというような話はときどき聞きます。実際に子供たちが学校に行きだすまでは、完全には安心できません・・・。

サラトガ市は小学校が三つしかなくて、しかも親が選べます。ファースト・チョイスは考えていましたが、セカンド・チョイスまで聞かれ、考えていなかったから返事に困りました。とりあえず近いところにしましたが、ちょっと今度見学に行ってみなくては。
また、キンダーに入る子の親は事前に先生と個別に話をすることができるそうで、早速日時を予約してきました。これは良いシステムですね!

もう一つ私のほうから聞いたのは、娘の学年を一つ落とせるかどうかということ。娘は日本の学年では4年生になったばかりですが、8月からは5th gradeになってしまいます。レギュラーに初挑戦となるので、もう一度4th gradeをできれば英語的には楽かなあと思って。事務の人の話では、今娘が在籍している小学校の校長からの「もう一年4thを繰り返すべき。」という手紙があれば、4thに入れるそうです。
なるほど。ただ娘としては、周りのお友だちがみんな5thに行くのに自分だけ行かないのは抵抗があるようで(たとえ別の学校になってしまっても)。もう一度ミッションを勉強するのもなんだかなあと思っているようです(笑)。また、ここで学年を落とすと、在米は後二年弱の予定なので、ミドル・スクールには行けないんですよね。この地域のミドルは6年生からで、まるで大学のように授業は自分でカリキュラムを組み、教室を移動しながら受けます。ダンス・パーティがあったり、娘のお友達のお姉ちゃんたちによるとなかなか楽しいところのようで、娘はちょっと憧れています。10歳でミドル・スクール?、ダンス・パーティ??、早すぎじゃない?!と親は思ってしまいますが・・・。

どうするのか、一週間ぐらい考えてみなくちゃ。ちなみにクパティーノでは学年を落とすことはまず不可能です。他州から転校してくる日本人のお子さんははほとんど学年を落としているところを見ると、この地域だけの特殊な事情のようですけど。

メモリアル・デー

2007年05月29日 12時57分37秒 | カリフォルニア生活
うう、また負けてしまった。スペインの夜の試合はカリフォルニアではお昼になるので、負けると一日気分が悪くて最悪なんですよね。試合が始まるまで落ち着かないし、負けた後は午後中disastrousな気分で、土曜日や日曜日が丸々一日台無しになってしまいます。プロ野球で贔屓のチームが負けて不機嫌になるお父さんの気持ちがよくわかるわ・・・。

一夜明けて、今日は月曜日ですがメモリアル・デーという祝日で学校がお休み。アメリカの祝日は不思議で、学校がお休みでも会社や郵便局はお休みでない祝日と、日本のように学校も会社も全部がお休みの祝日とがあります。メモリアル・デーはたぶん全部がお休みの祝日。(何をメモリアルする日かよく知らないのですが・・・。BBQをする日というイメージですね。)

朝はまだ落ち込んでいましたが、午後から娘が日本人学校のお友達の家に招待されていたので、送迎をしました。おうちにプールがあるので、一緒に泳ぎましょうというお誘いです。家にプールはいいなあ。今回の家探しでも何軒かプールのある家を見ましたが、プールは良くても家の中が今ひとつなことが多く断念しました。あと下の息子が間違って落ちないか少し心配ですしね。

お友達の家はサンノゼ寄りのキャンベルというところ。娘をdropした後、San Tomas Parkという近くの公園で少し息子を遊ばせました。初めて来ましたが、緑が多くてとても雰囲気の良い公園です。今日もうっとりするほどお天気が良くて、日差しは強いけれど風は涼しくて心地よい、典型的なカリフォルニアの晴天です。敗戦のショックも少しは癒されるというもの。スターバックスで息子とお茶をして(彼が飲んだのはミルクココアですが)、ノブヒルでお買い物をして帰りました。
ただ不満なのは、こんなにも素敵なお天気なのに、お店の建物がマッチしていないんですよねえ。イタリアや、この前行ったメキシコなんかだと、バールやカフェがあってそこでエスプレッソなどを飲むと完璧に幸せな気分になれるのですが、ここでは無機質な巨大ショッピングセンターばかり。スタバも・・・大して美味しくないし、どこにでもあるし。細部まで行き届いた美しさ、ロマンティックさ、地に足のついた落ち着き、そういうものがここには欠けています。何もかもが大きくて大雑把でうわべだけ。ま、それがアメリカの良さなんでしょうけどね。お天気が半年間は最高であることに感謝しなくては。

ところでうちがよく行く公園は:
Memorial Park(広くて、池が緑色。補助輪を取った息子が自転車を乗リ回すのに最適)
Calabazas Park(遊具は古めだけれど、学校からわりと近い。ちょっと埃っぽいイメージ。)
Murdock Park(家から近い。遊具が二箇所にある。大きな木が多く木陰が多いので、親はくつろげる。)
Serra Park(人口の小川が流れていて、夏は水遊びができる。) 

サンノゼ市内だけでも10箇所以上公園があるようですが、行き慣れているところにいつも行ってしまいます。どこの公園も芝生、子供が喜ぶ大きめの遊具、テーブルとベンチ、トイレが完備。夏場は親子でとても長い時間を公園で過ごしているような気がします。

ジップロック入りサンドイッチ

2007年05月26日 16時30分54秒 | カリフォルニア生活
昨日の娘のお弁当は、ミックスベジタブル入り玉子焼き、ちくわ、しらすをかけたほうれん草のおひたし、いちご、ご飯はのり弁と、純粋に日本的なお弁当。日本人のほとんどいない地域だとのりを巻いたおにぎりでさえ奇異な目で見られるので持たせないようにしているなんて話を聞きますが、当地はもちろんそんなことはありません。(今度転校する学校は、日本人がほとんどいないので、また別かもしれませんが。)

でも今日は娘のクラスはフィールド・トリップでミッションに行く日でした。ミッションというのはカトリックの宣教師が伝道の目的でカリフォルニアに建てた教会のことで、全部で17くらいあるらしい。ベイエリアの4th gradeはミッションを一年間みっちり勉強するというのがカリキュラムで定められているらしく、最後は精巧なミッションの模型を作るのが定番です。(ほとんど親が作るらしいけど) 娘はELDクラスなので、ごく簡単なミッションの工作をしただけですみましたが。
日本人からすると、「ミッション? 何それ??」とテンションが低いことおびただしいですが、子供たちはそれなりに熱心に学んだようです。今日娘たちが行ったのは、Mission San Juan Bautistaでした。スクールバスでハイウェイを揺られること一時間以上だった模様。私も付き添いたかったのですが、息子のプレスクールでのお別れパーティが午前中にあったために行けませんでした。

さて、そのフィールド・トリップに持っていくお弁当には注意書きがありまして、「全部捨てられるものであること」。家から学校へは毎日リュックなので、それをそのまま背負っておけばいいのに、なぜか手ぶらでフィールドトリップに行き(娘曰く「リュックは誰かに盗られるかもしれないから。」 まさか!)、お弁当はプラスティックのかごに全員分まとめられて運ばれます。で、食べた後は全部捨ててくるので、お弁当箱などはNGというわけ。「だから、ママ、アメリカ人みたいにジップロックにサンドイッチを入れてね。」はあ、味気ないですねえ。ちなみに息子の報告によると、プレでのアメリカ人のお友達のランチは毎日ピーナツ・ジャム・サンドイッチらしい、もちろんジップロックに入れて。
そこで今日の娘のお弁当は、ソーセージを挟んだミニ・ロールパン、卵サンドイッチ、チョコとマロン・ジャムのロールサンド、オレンジ。

プレスクールでのパーティでは私と息子のお弁当も必要だったので、同じものを持っていきました。日本人ママたちとお弁当を広げていたら、アメリカ人ママに「Hey, you guysのランチはいつもすごくbeautifulだね。」 いや、君たちのランチが適当すぎるだけだって!

Character Trait Award

2007年05月24日 10時01分36秒 | カリフォルニア生活
アメリカでは6月が卒業シーズンなんですが、息子の通うプレスクールは本当に稼動期間が少なくて、今週の金曜日でもう今年度が終わりです。息子は8月末からは公立小学校付属のキンダーに行くので、二年お世話になったこのプレともお別れ。(日本で言うとまだ年中さんなんですけどね。)
日本の幼稚園のような卒園式はありませんが、今日は個人賞のセレモニーがあるので出席してほしいと連絡がありました。「Character Trait Award」(個人賞?)ってなんだろう?と思いながら、お部屋に行ってみると・・・。

椅子に座った先生が一人ずつの名前を呼んで、横に立たせ、「あなたのCharacter TraitはKindnessです。」 そして優しく抱きしめながら、「あなたはいつも泣いている子や痛がっている子を見ると、優しく声をかけ、慰めてあげましたね。あなたの親切さは本当にあなたの良いところで、これからもずっとそれを持っていて下さいね。」といった風に、一人ずつの長所を挙げ、詳しく説明し、これからもその長所を伸ばすようにと励ましてから、賞状と子供用聖書を渡すというセレモニーでした! Character Traitとはきっと長所という感じの意味ですね。

「Caring(思いやり)」「Joy(喜び)」「Peaceful(平和)」「Patience(忍耐)」「Creativity(創造性)」などの子供たちがいましたが、息子は最後から二番目まで名前を呼ばれなかったので、どんな長所を言われるのだろうとどきどき。親切でもないし、思いやりも忍耐も平和もないんですもん!
ついに名前が呼ばれ、先生に言われた息子の長所は、「Courage(勇気)」。
「知らない言葉が話されている遠い外国に来て、プレスクールに通うというのはどんなに大変だったことでしょう。私自身だってそんな経験はありません。それでもあなたはこの学校で、いつもいろいろなことにチャレンジをして、本当に勇気がありましたね。あなたのことを誇りに思います。そしてあなたの英語もずっとずっと上達しました。この間は先生にとっても長いセンテンスを言ってくれましたね。」

ビデオを撮りながら、私は涙があふれて・・・。実際のところ、息子は特に勇気があるわけではありませんが(笑)、でも確かに4歳の子供にとって一つもわからない言葉が話されている場所に通うのは、大変なことですよね。二年前プレに入れたばかりの頃はいろいろ心配したものですが、最近では親もそれが当たり前になってしまって「もうちょっと英語を覚えないものかしら?」なんて要求ばかりをしていました・・・。週に三回、息子は勇気を持ってチャレンジをしていたんだなということに気がつかせてくれた先生に感謝の気持ちで一杯です。Thank you so much, Miss Pattie and Miss Sandy!!

このセレモニー、なんて素敵で美しかったことでしょう。「神様はあなたをそういう風に作られたのだから、これからもずっとその良いところを持っていてね。」というメッセージに、子供の性格をありのままに暖かくレストペクトするまなざしを感じて、感動してしまったのでした。

ベイエリアでの家探し(まとめ)

2007年05月16日 10時44分04秒 | カリフォルニア生活
昨日大家さんが家に来て、無事に契約が済みました。やれやれ~。電話でしか話したことがなかったので、いったいどんな方なのかと少し心配でしたが、ちゃんとした方で一安心。今はロサンジェルスに住んでいるんですって。昨日の朝、LAからサンフランシスコ在住の娘とともにサンフランシスコまでドライブして(6時間かかる)、夕方にMother's dayのディナーを食べて、それからサンノゼの我が家まで来て契約。また夜はサンフランシスコに戻ったらしい。中国人の人ですが、「6時間のドライブなんてどうってことないわよ。」と言っていました。

というわけで、まああまりこのブログを見る人なんていないと思いますが、ベイエリアでの家探しをまとめておこうかと。
日本の業者を使わずに自力で探す方法ですが、絶対このほうが簡単だし、希望に合った家が見つかると思うんですよね。

まずは、craiglistを毎日チェックが基本中の基本。s.f. bayarea craigslist
でも一日にたくさんの貸家がアップされるので、大体の自分の希望をまとめておかないと、迷ってしまいますね。
家族4人だとすると、まずは一軒家かアパートメントかですが、これは見ながら決めていってもいいかも。私のお薦めは一軒家。子供たちのうるささを考えると騒音に神経を使わないほうがありがたいですし、ガレージから直接家に入れて荷物などを運ぶのにとっても便利。アメリカ北東部だと雪かきの問題などがありますが、ここベイエリアはもちろん雪なんか降りませんからね。ただ、スプリンクラーの水道代はかなりの額になるので覚悟が必要。日本人はぎりぎりまでスプリンクラーの稼働時間を絞り、芝生を枯らす直前にまでして大家さんに注意されたりしているようです(笑)。アパートは設備が新しく、共有のプールなどがあるのは魅力的です。

Brとはベッドルームのことで、4人家族だと3Br以上。理想的にはお客さんが来たときにもいいように4ベッドかなあ。
そして地域ですが、子供がいるとやっぱりスクール・ディストリクトを考える必要が。クパティーノとサラトガは超優良学区。サニーベール、サンノゼでもクパティーノ学区に含まれるところもありますし、キャンベル、サニーベールの学区でもクパティーノ、サラトガ寄りだと良い地域のようです。なのでチェックする地域はCupertino, Saratoga, Sunnyvale, San Jose south, Campbellあたりでしょうか。ただしクパティーノ学区では、外国人生徒はELDクラスに集められ、そこで一日の授業すべてを受けるために、クラスの半数以上が日本人という状況が生まれています。最初からレギュラーのクラスに入れたほうが英語は早く上達するのはたぶん確かなので(その代わり最初子供は辛い)、親は熟慮する必要が。日本人のお友達とばかり遊んで英語をさっぱり習得しない子供に業を煮やし、わざわざ引越しをするというのもわりとよく聞く話です。

さて、そのあたりの地域の家ですと、2500ドル以上でないとまともな家はないかと思われます。最近だと3000ドル以上と考えたほうが無難かもしれません。

こんな風に絞っていくと、それほどたくさんの貸家は候補にならないことがわかるはず。これは?!と思う家が見つかったら、本文とグーグルマップをプリントアウト。それから記載されている電話番号に電話して、家の中を見るアポイントメントを取ります。
"I am interested in your house posted on craiglist and I would like to see the inside.”っという感じで良いかと。「いつ見に来たいのか?」と聞かれるので、どんどん自分の希望の時間を指定しちゃいましょう。(そのほうが相手にも好都合のようです。)クレイグリストには普通家の住所は記載されていないので、通りの名前と番号は忘れずに聞いておくことが大事。ほとんどの大家さんは、中国人かインド人なので、電話で話しているとお互い英語が訛って聞き取りが大変ですが(笑)、スペルはよおく確認しておきましょう。

実際にお家を訪問する段になったら・・・チェックポイントは人それぞれですよね。
私は、床がフローリングか(古い家はカーペットが多い、今の家もカーペットでお手入れが超大変)、窓は二重ガラスでサッシが新しいか、日当たり(暗い家が多いんですよねえ)、キッチンの設備(残念ながら古いことが多い)、バスルームの綺麗さ(今の家が悲しいほどぼろいので綺麗なバスルームが憧れ)、洗濯機がどこに置いてあるか(ガレージに置いてあることが多いのですが、家の中だと嬉しい)、エアコンが付いているか(なくても大体大丈夫ですが、去年の夏は殺人的に暑かったので)、そして小学校までの近さを主にチェックしました。

なかなか希望の全てを満たす家というのはないものですが、許容範囲だと思われた家については、アプリケーションフォーム(申し込み用紙)が用意されているので貰っておきます。家に帰って落ち着いて考えを巡らし、他の家との比較した結果、住んでも大丈夫そうな家に思えたら、アプリケーションを書き込みファックス。この後が日本の業者に紹介してもらうときと違う点なのですが、日本の業者さんの場合は基本的に即決が求められます(どうしてなのか知りませんが)。この家に住みたいと言えば、それで決まりになるわけです。でも大家さんと直接交渉する場合は、大家さんは一番確かなテナントを複数の申し込みの中から選ぶので、申し込み=決まりというわけではありません。ですから、とりあえず申し込みをしておいて、後日もう一度家を見たりすることもできます。でも選んでもらう立場ですから、もし本当にその家が気に入ったならば、はっきりと「この家にどうしても住みたい。」とアピールすることがとても大切ですね。コツとしては日本人であることを強調、もし家賃が会社負担ならその旨を申込書に明記して電話でも再度念を押しておく、名の知られた会社なら(うちは残念ながら違うんですけど)それもアピール、クレジットスコアが高かったり(650から800が良いらしい)、クレジットレポートが優良な場合はそのコピーを送るとよいでしょう。

おおむね大家さんは日本人にとても良いイメージを抱いているので、競争相手が他の国の人ならば、高い確立でテナントとして選んでもらえると思います。ただ相手が同じ日本人だったら・・・やっぱり早いもの勝ちでしょうか。

あれっ、なんか無茶苦茶長い記事になってしまいました。誰か読む人はいるのかなあ(苦笑)。

ようやく決断

2007年05月14日 17時09分24秒 | カリフォルニア生活
はあ、完敗。今日はMom's Dayだったのに、一日気分が悪すぎ。むしゃくしゃするので気晴らしにまた家の話でも。

最終的に次の二軒で迷っていました。

1)隣の市。大きくて広いけれど、間取りは少し妙。衛星テレビOK。今の家よりかなり南にあるので、娘の習い事は遠くなってしまう。隣のスクール・ディストリクトで、家から小学校まで車で1~2分。小学生は8時半から3時までの授業。キンダーは、月・火が8時半から2時、水~金が8時半から12時。

2)同じ市ですが、スクール・ディストリクトは今と一緒。家は古いけれど、可愛い感じで間取りは最高。ケーブルテレビ。今の家の近く。小学校がハイウェイの向こう側にあるので、車で7分ほどかかる。しかも8時始業。キンダーは毎日8時から11時半。

家自体は2)が気に入っていたのですが、小学校まで遠いのが気になってしまって。キンダーとfifth gradeの娘が終わる時間は違うので、毎日3回学校に行くことになる私としては、どうしてもね。小学生はドロップオフでよいのですが、キンダーは教室まで送り届けなければなりません。お弁当を作って、子供たちと家を出て、車を運転して、教室まで歩いていって、それを毎日3回、しかも朝は8時までにかあと思うと自信がなくて、結局1)の家にしてしまいました。
そんな理由で?! いえ、他にも理由があり、今の衛星テレビをそのまま使えるのはグッドです。ケーブルテレビだとまたGolTVを見る方法を探さなければならないのが大変。それに毎晩スペインからのニュースを読まなくてはいけない私は、今より早く寝るのは不可能なんですよね(いえ、別に読まなくてもいいんだけれど)。あれ、滅茶苦茶な理由ばかり・・・(汗)。まあ、今その家に住んでいるイギリス人は「これはグレートな家だ。」と言っていましたから。

とはいえ、まだ契約はしていなくて明日の予定なので、どうなることやら。大家さんとは電話で話しただけで、明日初めて顔を合わせることになります。

家探しの途中経過

2007年05月13日 17時08分14秒 | カリフォルニア生活
先週投稿してから一週間近くが経ちますが、家探しのほうは怒涛の勢いで進み、我ながらよく頑張ったと思うのですけれど、二軒に申し込みをして、両方の大家さんからOKのお返事。先週末は、お弁当と子供の自転車とヘルメットを車に積み込み、クパティーノ、サラトガ近辺を走り回りながら、家を見て、途中お昼を車で食べて、空き時間には公園で子供たちにジャンバ・ジュース(お高いフレッシュなフルーツ・スムージー、普段は買いません)をあてがい、自転車で遊ばせて・・・。夫は日本出張中ですから、アポ取りから何もかも自分でやる羽目に。普段日本人とばかりお付き合いしているので、英語が錆付き気味でしたが、なんだか急に上手くなったような気がします。(間違いなく錯覚です、あは。)

しかし! なんとなくメドが付いたと言うか、大家さんからOKをもらい自分で選べる立場になると、急に迷いが・・・!! 日本から来たばかりだったら、家だけを見て即決できたと思うのですが、下手に学区のことなどを考えると決められないんです(涙)。気に入っていた一つの家のほうは、娘の日本人学校のクラスメートが行っているので、お母さんにお話を伺ったところ、「ここはインド人コミュニティーで、インド人のお子さんたちがクラスの7~8割よ。」って。そうなんだ・・・。インドの人に特別何もありませんが、それにしてもクラスにそれだけ多いとなると、娘はなじめないんじゃないかなあととても気になってしまって。結局こちらは止めることにしました。
残るもう一つの家は、スクール・ディストリクトが今娘が行っている学校があるクパティーノとは別になるので、ESLクラスはなく、ランチのシステムからキンダーのシステムまで何もかも全く違うことになります。なじめるのかなあ、大丈夫かなあ??とこれまた心配に・・・。こちらは、アジア人が全体の三分の二くらい。このへんではアジア人の割合が少ないほうですね、これでも。今娘が行っている小学校は85%以上がアジア人ですもん。

こちらにこのへんの事情が:(別ウインドウでは開かないのでご注意を)ベイエリアの学校教育ー二極分化と理系離れー
ここに出てくるクパチーノが今娘が通っているスクール・ディストリクトで、サラトガ高校は、今候補になっている家があるスクール・ディストリクトの高校です。もちろん娘が高校生になるまではここにいませんが。

割安で良い家というのはクパティーノ、サラトガを外せばあるのはわかっているのですが、どうしても学校のことを考えると不安感があるんですよね。なのでスクール・ディストリクトは限定されてくるわけですが、その中でも学校により、授業開始時間、キンダーの授業時間などがばらばらで・・・悩みます。そのへんはまた後ほど。


家探し・・・

2007年05月05日 11時24分19秒 | カリフォルニア生活
メキシコ旅行の話でも書きたかったのですが、なんと三日前の夜、今住んでいる家のオーナーさんから電話がかかってきて、この家に戻りたいので立ち退いてほしいと言われてしまいました! ええっ!?! そんなこと急に言われても! ぼろい家ではありますがアメリカには後たぶん一年少ししか滞在しないと思われるし、小学校まで歩いて通えるのは大きな利点なので、もちろんずっと住むつもりでいましたから、寝耳に水とはこのことです。 第一、同じ学区で家が都合よく見つかるなんてまず無理ですから、娘はいきなりまた転校することに? 登録済みだった息子のキンダーも変更? テレビ契約も変更になってサッカーは見れなくなる?(←結構これも心配だったりする。)頭の上に難題がどかどかと落ちてきたような気持ちです。

しかたなく昨日から急遽家探しをしておりますが、これまた良い家が全然ない!
今日は三軒見て、明日とあさっては四軒ずつ見る予定ですが、北向きの暗~いじめじめした家だったり、日当たりはいいけれどキッチンなどの設備が気が滅入るほどぼろかったり、設備は良くて新しいけれど、巨大ショッピングモールの隣だったり・・・。そして今まで見た家の家賃は全部月に3000ドル以上。私は感覚が麻痺していますが、これって家賃30万以上ということですよね? 今日見た北向きの暗い家は、築40年以上、10年以上前のキッチンやバス(15年以上かも)、使い古しのカーペット、ぼろぼろのドア、エアコンなし、洗濯機なし。それで家賃が月3600ドル、家賃40万円近くってありえません!! 

アメリカの他の場所は違うと思いますが、ここベイエリアの家の価格はどう考えてもクレージーとしか言いようがないですね。驚愕したり呆れたり・・・。しかし、こんなんで家が見つかるのか・・・。
どんな風に家探しをしているかというと、まず朝一でクレイグリストというネット上の巨大情報板をチェック。ここの不動産板のSouth Bay Areaに新しくポストされた家の情報を読み、とりあえず良さそうな家の電話番号に片っ端から電話をかけて訪問のアポを取り、実際に見に行くという感じ。おとといからサンノゼ、クパティーノ(アップル本社がある市)、マウンテンビュー(グーグル本社がある市)を車で走り回っています。でもとにかく家探しをしている人は多く、良さげな家に電話をすると「今朝ポストしたのに、電話をかけてきたのはあなたで45人目くらいよ。」と言われたり、私が家を見せてもらっていると、日本の不動産屋さんに連れられた日本人のお客さんが見に来たり。一般的に日本人は家主さんに評判がいいらしいですが、これでは日本人同士で家の奪い合いをしているようなものです。

明日の朝はサラトガという隣町の家を見に行きます。昨日下見をした感じでは素敵そうでしたが、家賃がまた目の玉が飛び出るほど(鬱)。中が家賃に見合うほどのものならば、かなりの自己負担もやむをえませんが、どうでしょうか・・・。
最悪家が見つからなかったら、私と子供たちは日本に帰るかなあ。少なくとも日本には家があるので。