カリフォルニアン・キッズ

4年を過ごしたカリフォルニア生活も終わり・・・
帰国子女となった子供たちとの日々をのんびり書いています

ご無沙汰しています

2008年06月30日 21時04分29秒 | 一時帰国中
日本からこんにちは。一時帰国中です。今年はネットが家で繋げるので(ものすごく遅くてイライラしますが)、暇な夜にでもブログを書こうかなと思っていました。でも、あまりの天気の悪さにぐったりして、何もやる気が起こらず・・・。先週一週間はものすごく具合が悪かったです。時差ぼけだったのか、天候の変化によるものだったのか、なんだったのでしょう。(まだ本調子でないような。)

一年ぶりの日本の感想は・・・

・毎日曇りか雨で気分が落ち込みます。梅雨だから当たり前なんですけれど。カリフォルニアの青い空が懐かしいです。
・自宅が狭く感じられて驚愕。親子三人で肩を寄せ合って住んでいる感じ。でも10日経ったらだいぶ慣れました。
・家のキッチンやお風呂の設備は、我が家ながら素晴らしい♪
・スーパーやコンビニに美味しそうなものが一杯で、迷ってしまう。無人島から帰還した人みたいに、やたらと買い込んでしまって冷蔵庫が一杯。先週は気分が悪くてあまり食べれず悲しかったですが、今週は大丈夫かな。
・それぞれ小学校と幼稚園に行っている子供たちも給食が滅茶苦茶美味しいと興奮。
・道路は狭いね~。駐車は思わず全部前向きでしようとしちゃう。赤信号で左折をしたくなる。右折信号なしで右折するのが怖い。もちろんワイパーはがんがん動かすし、左側から車に乗ろうとするし。
・テレビのコマーシャルが、ものすごく妙!!! 日本人、正気か?!と思ってしまうくらい。でも、アニメ100選やら、夏ソング100選やらアメリカでは見れない番組に子供たちは釘付け。個人的には昨日、浅田真央選手のEXプログラムのシーズンお披露目を見ることができたのが嬉しかったです。
・英語を全然聞かない。将来子供の英語の保持にとても苦労しそうです。ディズニー・チャンネルをスカパーで契約したのですが、驚いたことに二ヶ国語放送になっていないので、日本語でしか聞けません。unblievable!!! ハナ・モンタナが日本語を喋っているのを聞く羽目に。これでは全然英語のキープに役立ちません。

写真は、See's Candy。アメリカらしいパッケージがあるので買って行ったのですが、好評でした。コイン型のチョコもばらして、皆に少しずつ配れるのでグッドです。娘の友達には配布済みで、息子の幼稚園には夏休みに入る前に渡そうと思っています。

スタンフォードの休日

2008年06月15日 11時24分00秒 | カリフォルニア生活
この数日ギラギラとした暑い日が続いていましたが、今日はとっても爽やかでしたね。お日様はまぶしかったけれど、風が涼しくて気持ちの良い一日でした。今は夜の7時近くですが、まだ昼間のように明るくて、庭を吹き抜ける風がうっとりするほど心地よいです。小鳥のさえずりなんかも聞こえたりして♪

今日はお土産の物色がてら、スタンフォード・ショッピング・センターに行ってきました。
まずは、Palo Alto(パロ・アルト)のダウンタウンでお昼。雰囲気の良さそうなレストランがたくさんあって迷ってしまいます。フランシス・コッポラが経営しているというイタリアン・レストランには3年前入ったことがありますが、今回は別のところにトライ。予備知識なしにアメリカのイタリアンに挑戦するのは恐ろしく勇気がいるのですが、ない勇気を振り絞ってMADISON&FIFTHというお店に入ってみました。MADISON&FIFTH 結果は・・・勇気を出して良かったあ(笑)。意外に美味しかったです。パスタもまあまあで、何よりピザがとっても美味。(昨日もチャッキー・チーズのお誕生日会でピザは食べたんですけれどね。)食べたパスタはエビのトマト・クリームソースのタリアッテレとワイルド・マッシュルームのフェットチーネ。ピザはマルガリータです。ついデザートまで行ってしまいました。ティラミスは普通でしたが、フライド・ラビオリというのがこれまたかなり美味しくて、子供たちに好評でした。バナナとチョコをラビオリ生地でくるんで揚げたもの。かすかに中華のゴマ団子に似た味わいです。

お昼だけですっかり満腹・満足して危うく帰宅しそうになりました。一応スタンフォード・ショッピング・センターで、Pottery BarnとCrate&Barrel(クレート&バレル)に。両店ともインテリアと食器などのお店です。セールをしていたので、お土産を探すつもりが、自分の家用のものばかり買ってしまいました。
右のお皿はCrate&Barrelで。普段子供たちが食べるおやつ用のお皿にいいかなと思って。果物を載せてみたらなかなか可愛かったです。
Crate&Barrelは綺麗な色の食器と、シンプルでシックな感じの食器と二種類あるんですが、両方ともそんなにお値段が高くなくて気軽に買えます。クッションなどファブリックもの、家具、キッチン用品などもあります。

同じような品揃えで、もっと値段設定が高く、上品さと高級感を出しているのがPottery Barn。ここの子供用インテリア家具はため息が出るほど素敵なのですが、いかんせん高すぎて手が出せません。今日もCrate&Barrelのほうはずいぶんディスカウントされていたのに、Pottery Barnのほうではセール対象品がほんの少ししかありませんでした。
それなのに夏用のクッションを買ってしまった私。日本でお金を使うことはわかっているのに・・・。



Day Off

2008年06月12日 09時55分10秒 | カリフォルニア生活
今日で子供たちの学校は終わり。娘の卒業式も今日でした。この数日は行事が目白押しでとっても忙しかったです。卒業式のことは短く明日にでも書くとして、先週あったDay Offについて書いてみたいと思います。

娘のクラスではチケット制が取り入れられていると以前書きましたが、これは良い行いをしたり、宿題を期限どおりに出したり、ランチのときに静かに座っていたりするたびに、何枚かずつチケットがもらえるというもの。反対に宿題を忘れたりすると容赦なくチケットを取られます。ちょうどハリー・ポッターで「Gryfindorに10ポイント!」というのと同じ感じで、ただ個人がチケットを集めることができるというわけです。そのチケットでStudent Storeでお買い物をしたり、宿題をパスできるHomework Passを買えたりするのですが、子供たちの究極の目的はチケットを250枚集めて、年度末にDay Offを買うこと。Day Offの日は、なんと授業に出なくてよくて、一日学校でぶらぶらできるというのです!

このたび娘もめだたく250枚を集めることができて、お友達3人でDay Offをすることができました。クラスでは9人の子がやったそうです。でも、学校でぶらぶらってどうやって??と思ったら、なんと校庭にテントを張って、その中でボード・ゲームをしたり、お菓子を食べたりして一日を過ごすのだそうです。そんなのあり?! 日本の常識じゃ考えられないでしょ!!と目が点です。
当日の朝、手伝おうかと思っていたのにテント担当の子がなかなか来なかったので、一旦家に帰り9時ごろもう一度様子を見に行ったら、ちゃんと立派なテントが張られていました。子供たち7人で自力で張ったのだそうです。右に見えているのが娘たちの教室なのですが(笑)。休み時間は、お友達がテントに押し寄せてきて大変だったらしい。

中はこんな感じ。インド系と中国系(帽子をかぶっている子)のお友達です。三人とも山のようにボード・ゲーム、お菓子、ジュースを持ち込んでいました。中には遊び道具もテントも用意せずにDay Offを過ごした子もいて、意外に詰まらなかった、授業のほうが楽しいと言っていたとか。案外そういうものかもしれませんねえ(笑)。娘たちはそれを聞いて周到に準備をしたので、楽しく過ごせたそうです。
帰りのお迎えのときに、テントを畳むのを手伝ったのですが、中国系の子には双子がいて手伝ってくれました。これは彼らのテントで、前の晩に家の庭でちゃんとテントを張る練習をしたのだそうです。その成果か畳むのも手際が良くてびっくり。ほんと、アメリカの小学校では不思議な経験ができるものですね!



コメント承認制にしているよ!

2008年06月05日 07時40分51秒 | ブログ
今日はブログを書いている人にしか興味のなさそうなことを・・・。

先日こんな記事を読みました:もうコメント欄を承認制にしますよ。みなさんもそうしたほうがいいですよ。
一読して、ああ、わかるなあと勝手に共感。特に、
ブログというのは、やってみるとわかるけど、奇妙に孤独な世界です。いやそんなことはないという人もいるかもしれないけど、少なくとも、ある一定以上の人気が出ると、それに比例して奇妙な孤独がやってきます。

自分が正しいと思って書いたことをみんなが嘲笑しているのではないか。そんな悪魔の囁きどおりに探すとなるほど嘲笑ばかりです。その嘲笑のほうが正しいのかもしれません。
この筆者の方と違って、自分のブログが人気があるわけではありませんが、やっぱりある程度以上のアクセスになってしまうと、どういうわけか孤独だし、人々の中傷は気になるし(苦笑)。というわけで、私はとっくにコメントを承認制にしています。ここのブログはひっそり書いているだけなので、ブログを承認制にしているのは不特定多数のブログに送られた妙なコメントを載せないためだけ。でも、もう一つのブログのほうは、二年近く前に悩んだ末に承認制にしました。なぜかって? それはもちろん「死ね」とか「きも~」とか書かれたからですよ。

上に引用した記事の筆者の主旨は、自分がそうしたネガティブなコメントに耐えられないのではなく、人のブログにそのようなコメントをすることが当たり前になっている風潮を正したいということのようですね。
これに対して、「コメント欄を閉じるなんて臆病なのでは?」「承認するコメントと不承認のコメントの選別が大変なのでは?」といった疑問が出ているようです。

では、承認制にしている私のようなごく普通のブログ主の気持ちでも。
私も最初悩んだのは、なんとなくコメント欄を閉じると自分が何かに負けたような気がして抵抗があったから。それにせっかくコメントしてもらうのに、すぐに書いたものが反映されないのは申し訳ないような気もしました。そのうえ、コメントの承認、公開をする手間も意外とあって面倒。でもでも、やっぱり「死ね」なんてコメントに書かれるのは、ほんっとに気分が悪いものです。こればかりは、経験してみないとわからないと思うな。もちろん自殺まではしないけれど、かなり気分は落ち込むし、次に記事を書くときにびくびくしてそれは嫌な気持ちになります。ブログなんて、別にお金をもらっているわけでもないし、趣味でやっていることなのに、どうしてこんな嫌な気分にならないといけないの?と考えると、もう迷う必要はなくなりました。

承認制にして二年近くになりますが、非常に快適です。コメントを書いてくれる人が減るかな?と思ったのですが、そんなこともなかったです。びっくりしたのは、承認制にしたら、例の「死ね」「きも」「うざっ」といったコメントが一切なくなったこと。たぶん一件もないかも。つまりこうしたネガティブ・コメントというのは、ブログを書いている本人に言いたいのではなく、ブログを読んでいる人というか、周囲に見せたいのでしょうね。家の塀にする落書きのようなものでしょうか?

なので、コメント承認問題で心配されているような、コメントの承認を巡って迷うことというのは意外にないものです。もちろん、私のようなファン・ブログと普通のブログは違うでしょうけれど、ブログを書いている人なら大抵、ただの中傷かブログ主に向けて書かれた内容のある批判かは即座に見分けがつくはずです。ちなみに私が削除対象と考えるのはネガコメを語る際は、自分にとってのネガコメを表明してからでいう、3悪口・罵声と4誹謗・中傷・侮辱ですね。5のコピペというのは経験がないし、1と2はもちろん全然OKなので承認します。

コメント承認制の便利なところは、秘密の連絡にも使えるところ。読者の方から、「これは秘密の情報です。詳しくは以下の私のメルアドまで。このコメントは承認しないでください。」というコメントが届いても、まったく周囲に知られることがありません。またあまり自分のコメントを読まれることを好まない読者の方も「公開しないでください。」と但し書きつきでコメントを書いてくれたりします。

ただ、一つ確かなのは、コメントを承認制にしたところで自分のブログ記事への批判がなくなるわけではないということ。承認制にすると、中傷や批判などのいわゆるネガティブ・コメント全般が減るだけに、かえって自分への批判が見えなくなって不安というのはあるかもしれません。結局自分の見えないところで話されているだけですからね。それが気になる人は気になるでしょう。でも私自身はあまり知りたいと思わないです。アクセス解析のリンク元からなんとなく傾向はわかっていますが・・・。面と向かって言われないのなら気にしないようにするのが心の平安のためにはいいし、そういうバランス感覚は絶対に必要ですね。全ての人が気に入るブログ記事なんて書けないですもん。大の大人ですらこれほど気を遣うのですから、ブログは簡単なように見えて子供には難しすぎるツールだと言えるのかもしれません。

Walkthrough the American Revolution

2008年06月04日 12時18分44秒 | カリフォルニア生活
タイトルのとおりの催しがあるから、親が見に来いと言われても、一体何のことやら~と五里霧中でした。子供たちはそれぞれ割り当てられたアメリカ独立戦争時の有名人(といっても日本人にはほとんど聞いたこともない人ばかり)に扮装しなければいけません。タイトルを訳すと、「アメリカ革命を体験」という感じ?

さて、会場の図書室に行ってみたところ、王党派、独立派、よくわからない派にクラスがチーム分けされて座っていました。正面には華々しく国旗が。そして劇あり、各自の科白の暗唱あり、クイズあり。司会者が繰り出す質問にグループの子が正しく答えると、チーム全員がいっせいに立ち上がって、「ホレー、ホレー、ホワイト・トリー、ホレー!!」とかなんとか熱狂的に叫ばなければいけません。そしてまたその質問の中身が、日本人からするとマニアック。「アメリカ独立戦争の行方を決めた戦いの場所は?」「Saratoga!」「本当に大事だった戦いは?」「SARATOGA!!」「もう一度!」「SA-RA-TO-GA!!!」 といっても、このサラトガはここのことではなく、ニューヨーク州のサラトガです。しかもサラトガの戦いなんて聞いたこともないし。その他、私が生まれてから一度も聞いたことのない地名や人名や船の名前がたくさん出てきました。

この一年に学んだアメリカ独立戦争の歴史の総仕上げという感じでしょうか。学校主催ではなく、サンフランシスコの教育財団のプログラムです。司会者も専任の人のようで、手慣れた様子。音楽から効果音からライフル銃(おもちゃの)からご褒美のロリーポップ・キャンデーまで何でもあります。最後はアメリカ国歌をみんなで立って歌って終わりました。

うちの娘が質問に答えていたのもびっくりですが、なんといっても白人のアメリカ人はクラスの三分の一しかいません。あとはインド人とアジア人。彼らがマニアックな質問に正確に答えているのを見ると、この独立戦争の時代、君たちの先祖はアメリカ大陸ではなくてインドや中国にいたんだよねえととても不思議な感じ。

それからもう一つ感じたことは、スクール・カウンセラーに娘はちょっと笑顔が足りない、元気さが足りないと言われているのですが、うーん、他のクラス・メートのテンションが高すぎるだけかも。娘は、日本人の標準からすると、全然おとなしいほうではなく、かなりテンションも高めです。その娘ですら引いてしまうクラスの子供たちのあののり・・・。普通の日本人の子供では到底ついていけないって。

メモリアル・デーのショッピング

2008年06月01日 04時38分01秒 | カリフォルニア生活
ル・クルーゼの写真なんか載せて、私のブログもアメリカ在住者らしくなってきたでしょうか?!

メモリアル・デー当日は、Gilroy(ギルロイ)のアウトレット・ショッピング・モールに行ってきました。シリコン・バレーに住んでいる人なら誰でも知っている有名巨大アウトレットで、家からは車で40分弱くらい。今まで何度か行ったことがありますが、こういう休日当日に行くのは初めてです。サンクス・ギビングほどではないのでしょうけれど、結構値引きしていましたねえ。すごく混んでいましたが、やはりこういう日に行くほうがいいのか、でも、最近急騰中のガソリン代を考えるとどうなんでしょうね? (先日満タンにしたら、70ドルを超えてしまった!)

ここのアウトレットの困るのは、とにかく巨大すぎてお店を全部見るのが不可能なこと。敷地が広すぎて車で移動しないといけないので、混んでいる日は駐車スペースが見つからず、とてもイライラします。結局いつ行っても決まったお店しか入らず、全部で145店あるそうですが、そうだなあ10店ぐらいしか入ったことがないかもしれません。

今回もお買い上げしたお店は、ラルフ・ローレン(日本の家族へのお土産と、自分と子供たちの服)、Bath and Body Works(お土産追加)、ギャップ・キッズ(娘の服)、ロイヤル・ドルトン(ここは全部半額になっていてお買い得感が。今思えばもっと買えばよかった)、そしてル・クレーゼ、たったそれだけ。入ったお店が5店だけって・・・。あっ、スターバックスのコーヒーは飲みましたが。

ル・クルーゼのお鍋は日本にいるときから持っていて、ほとんど毎日のように使っています。煮物は本当に美味しくできますよね? ギルロイでサイズ違いのお鍋をを徐々に買い足していますが、今回は全然買うつもりはなかったんです。でも、お店に入ったら、写真の可愛いキウイ型のものがあって、娘も「可愛い~。買おうよ!!」と騒ぐので、つい・・・。でも、何を入れたらいいのでしょうね。今は最近お菓子作りにはまっている娘がベーキング・パウダーを入れていますが、何か違う気がする。(ええと、他にもトマト型やぶどう型などがあり、揃えたくなってしまいそうな嫌な予感が。)