カリフォルニアン・キッズ

4年を過ごしたカリフォルニア生活も終わり・・・
帰国子女となった子供たちとの日々をのんびり書いています

新しいWhole Foods

2007年08月30日 09時13分13秒 | カリフォルニア生活
土曜日だかのサンノゼ・マーキュリー新聞に「クパティーノにWhole Foodsの新店舗がオープン。ベイエリアで最大の規模。」という記事が載っていたので出かけてみました。Whole Foodsは、高級オーガニック系スーパーとでも言えばよいでしょうか。トレーダー・ジョーズよりも、ずっと値段が高くて、厳密にオーガニックというよりは品質へのこだわりを唄っている感じのスーパーです。以前からお店はありましたが、通りの反対側に大きな新しいお店をオープンさせました。長いこと工事をしていて、通りかかるたびに、「デパートでもできるのかな、それともお洒落なコンドミニアム?」と子供たちと話していたら、Whole Foodsだったんですねえ。

右の写真はレジ付近ですが、さすがに綺麗です。内装が綺麗というのは、ポイントが高いですよね。このあたりの無数にあるSafewayというスーパーなど、蛍光灯の光が白々していて、商品が雑然と置かれていて、入っただけでとても気が滅入ります。それに冷房が過剰に効いていて恐ろしく寒いので、とてもゆっくりとはお買い物ができません。その点、Whole Foodsは目に優しいインテリアで素敵です。

でも、食材と言う意味では、まあ普通かな。日本の自宅のそばに3年前にオープンしたスーパーや、今年帰ったら新しくオープンしていた西友の食料品売り場のほうがよっぽど美味しそうなものがたくさんあります。アメリカ人は味覚に絶望的にセンスがないので、仕方ないですね。
チーズ売り場とオリーブ・バー。(←あまり日本人には関係ないけれど)
 

ただここのお肉は美味しいです。(逆に言うと、Safewayなどの鶏肉や豚肉はかなりとんでもない・・・。最近は全く買っていません。)あまり肉が好きでない娘でさえ、「ここのは美味しいねえ。」と言うほど。でも、お値段が目の玉が飛び出るくらい高い! ポンド表示の量り売りで、カウンターでポンドやピースを指定して注文するものですから、包みを渡されてからラベルの値段を見てぎょっとすることがよくあります。(特にピースで頼んだとき。)今日は、皮なし骨なし鶏もも肉を買いました。アメリカでは、もも肉は安いので、普通のスーパーのものよりもちろん割高ですが、日本人の感覚だとそれほどに思えないのが、ありがたいところです。普通のスーパーの鶏もも肉は激安すぎて、心配になるほど・・・。

今日はお昼時に行きましたが、デリ系は充実しています。日本のお寿司&てんぷらコーナーまであるんです。試しにお寿司を買ってみましたが・・・味は普通、でも値段が高すぎ。ワイルド・ライスとカレーのほうが美味しかったです。(カレー・コーナーもあり。もちろん中華コーナーも。)

お寿司、カレー、鶏もも肉、ハリバット(鱈みたいな魚、適当に切ってもらったら10ドルもして大ショック)、インゲン豆、チーズ、卵、トルティーヤ・チップ、今日のコーヒー一杯で、45ドル。ハリバットが失敗でした・・・。


東海岸を旅して考えたこと

2007年08月28日 06時23分55秒 | カリフォルニア生活
ニューヨークもナイアガラも何回も行ったことあるし、なんて油断していたせいか、ガイドブックを一冊も持たずに出かけてしまいました。いざ、娘が希望していた自由の女神を見に行こうとしたら、「ええと、自由の女神、ワールドトレードセンターの展望台からなら見たことあるけど、実際に行ったことはないんだよね。どうやって行くんだっけ・・・?!」 下調べもゼロだったし(汗)。地下鉄を乗り間違えたり、なぜか終点まで行かない地下鉄にびっくりしたり、女神にたどり着くまでかなり苦労しました。結局自由の女神と自然史博物館とロックフェラーセンターとエンパイア・ステート・ビルにしか行かなかった私たち。でも、地下鉄にたくさん乗って、五番街はじめたくさんのブロックを歩いたから、子供たちにもニューヨークの雰囲気はよくわかったんじゃないかな。
私が最後にニューヨークに行ったのは、1996年の末。2001年の911後のニューヨークを訪れるのは今回初めてだったのですが、私が911以前に知っていたニューヨークと特別変わっていないように見えました。思ったよりも昔のままだね、という印象。もちろん、ニュージャージー州の昔よく行ったヤオハン(今はミツワだけれど)を再訪して、ハドソン川対岸のマンハッタンのシルエットを見ると、あのツウィン・タワーの姿だけが欠けているわけですが。本当になくなってしまったんだなあ、と改めてテレビの画面だけを通じて知っていた911を実感。

ところでなぜ日系スーパーなどに行ったかといいますと、お昼ご飯を食べるため。そもそもサンフランシスコからのノースウエストに乗る際もサンノゼの日系スーパーで買ったおにぎりを持参していた私たち。翌日ニューヨークの夕食は御寿司。ナイアガラではずっとアメリカン・フードを食べるわけだから、今のうちに日本食を食べておこうというわけです。久しぶりに行った旧ヤオハン、現ミツワはとっても大きくてフードコートが信じられないくらい巨大になっていました! 激込みで大変でしたが、うーん、あれに比べるとサンノゼのミツワはあまりにもしょんぼりしているなあ。併設の三省堂は、サンノゼの紀伊国屋より大きくはありませんが、ワールドサッカーマガジンとワールドサッカーダイジェストが売られていたのには羨望。

レンタカーを借りて、4時間のドライブのすえ、Ithacaへ。子供が生まれる前に住んでいた場所を子供と共に訪れるというのは、とても不思議な感覚です。大学の時計塔、登ったことがなかったのに、娘がどうしても登りたいと言うので、ぜいぜいしながら螺旋階段を上がりました。キャンパスを一望できて絶景。知らなかったなあ。周りの世界から隔離されたような雰囲気が懐かしい。豊かな自然と親しい人たちに囲まれ、勉強だけが義務、後は何をしてもよい自由さ・・・そんな開放的な自由は子供を持った途端に遠いものになってしまったのでした・・・。
 
少々センティメンタルになりながら、Ithacaに一泊。車で3時間ドライブするとナイアガラに到着しました。ナイアガラは変わらないねえ(笑)。お天気が悪かったのは残念でしたが、やはりここが一番子供には受けました。「霧の乙女号」も「Behind the Fall Journey」もとにかく呆れて笑ってしまうほどずぶ濡れになるんです。雨の日にわざわざ濡れたがるような子供には最高の観光地でしょう。

今回ニューヨークまで行ってみて感じたんですけど、ニューヨークは本当に日本から遠い気がする。Ithacaもそうだけれど、物理的に心理的にも日本からものすごく離れているような気が心底します。はるばる来たなあ・・・みたいな。だからIthacaに住んでいたときは、周囲がアメリカに囲まれ、アメリカ的なもの-例えばアメリカ的な常識やアメリカ的な価値観-が心身に浸透していくような感じがありました。(そうならざるおえないような。)でも、その点カリフォルニアは全く違います。ここはまるで日本とアメリカの中間にいるみたいな感じ。カリフォルニアに住んでいると、日本人のままで全然OKです。それはとても気楽なことである反面、ある種怠惰というか学ぶべきことがなくて刺激がないような・・・。(でも永住するならカリフォルニアかな。)

学校が始まりました

2007年08月25日 17時28分28秒 | カリフォルニア生活
昨日の木曜日から学校が始まりました。水曜日の真夜中にサラトガの我が家に到着。ニューヨークとナイアガラを回る旅は順調でしたし(お天気はぱっとしませんでしたが)、東海岸にいる間も3時間の時差を最後まで克服できずにカリフォルニア時間のままで過ごしていたので(つまり午前一時に寝て朝九時に起きるという生活を・・・)、学校初日の木曜日の朝もちゃんと六時に起きれたのでした。でもハプニングが起こったのは、お弁当から新しいリュックから何もかも持っていつもの車に三人で乗り込んでエンジンを掛けた時のこと。何度キーを回してもうんともすんとも言わない・・・。ああ・・・バッテリーが上がっちゃっていたんですね。どうしてこんなときに?!とパニックになりましたが、もう一台の車に繋げて(私がやったわけではありません)エンジンを掛けたところ無事復活。車で5分の学校なのに20分前に家を出ようとしていたので、大慌てで学校に駆けつけたところ、例によってキンダーは余裕で間に合い、娘のほうも大丈夫だったそうです。アメリカでは、「しまった、遅れた!」と慌てて行って、本当に遅刻だったことは今まで一度もありません。

でも、気分的に「はあはあ」してしまって、回りのアメリカ人たちが晴れの息子や娘のキンダー初登校を祝っている中、胸がどきどきしてちょっと余裕がありませんでした。カメラも忘れていったし。

実は、日本人がいたとはいえアメリカ人用プレスクールで過ごしてきた息子よりも、初めてアメリカのメインストリームのクラスに入る娘のほうが心配だったのですが、とりあえず先生の言うことはわかって、特に不自由はなかったそうです。でも、途中で頭痛がして、保健室で少し寝ていたなんて言うものですから、「えっ?! 急に英語の中に放り込まれて頭が痛くなっちゃったんじゃないの??」 本人は「そんなことない、頭痛以外は思ったより楽しかった。」と言い張りましたが・・・。寝不足や暑さもあったのでしょうか。今日は大丈夫だったみたいです。

Math(算数)は4th gradeの復習、Scienceでは娘曰くものすごい実験をし、languate art(国語)では「I am a girl who~」で始まるポエムを書いたとか。そのポエムを家でタイプしてくることが宿題でした。ちらっと見たところ、大体は書けていたようですが、先生にかなり直してもらったのかも。これからどれだけ宿題の山が来ることか・・・恐怖です。予定表では来週から「Native American Unit」の勉強が始まると書いてありました。インディアンについての勉強って、日本人にとっては苦労して学んでもほとんど意味がないんですよねえ(鬱)。ディズニーランドのトム・ソーヤー島に立っているインディアンのテントも、娘に言わせると何とかと言う名前があるそうなんですが・・・。アメリカのどこだかに住んでいた部族特有のテントなんですって。ほんっとに日本では役に立たない知識です。アメリカ人にとっては日本人が縄文土器や弥生土器を覚えるようなものなのでしょうね。
 

もうすぐ学校が始まるというのに

2007年08月17日 11時46分03秒 | カリフォルニア生活
明日からニューヨークとナイアガラの旅を巡る旅に出て、帰ってくるのは学校が始まる来週木曜日の前日の夜遅く。今までの学校ならば勝手を知っているので問題はないのですが、初めての学校、初めてのキンダーで、これって大丈夫かなあ。
火曜日の夕方にクラス発表の紙が貼り出され、水曜日にはキンダーの顔合わせがあるのに、どちらの日も不在なわけで・・・。

しかたなくクラス発表の紙が貼り出される場所を今日聞いてきました。おととい子供たちと教室の位置を調べに学校に行き、キンダーの教室、5th gradeの教室の大体の場所は把握済みです。当日の朝クラス発表を見て、それぞれのクラスルームに向かうしかありません。娘のほうは、私とは全く違って方向感覚が恐ろしく良いので、多分一人で大丈夫でしょう。息子はキンダーなので、どちらにしろ私が教室まで連れて行かなければなりません。私&息子のペアのほうが迷いそうで心配だ・・・。

そういえば、どこでランチを受け取るのかはわかりませんでしたが、それくらいは娘は聞けるだろうと期待。どちらにしろどんなメニューがあるのか最初の一ヶ月は様子を見るために、毎日お弁当を持っていくなんて娘は言っていますし。
ランチ・メニューをスクール・ディストリクトのホーム・ページで見たところ、クパティーノより2品ほどチョイスが多いようですが、お味のほうが変わるとは思えませんねえ。息子のほうは12時で終わりなので、幸か不幸かランチの心配をする必要がありません・・・。

一年生以上はドロップオフができるので、親が車から降りなくていいのですが、キンダーは車を停めて、教室まで連れて行かなくちゃいけないのが厄介です。おととい下見をしたところ、あまり駐車スペースがなさそう。何時頃家を出ればいいのか、最初のうちは試行錯誤が続きそうです。

昨日、娘のスター・テスト(カリフォルニア州統一テスト)の結果が郵送されてきました。英語と算数があるんですけど、去年英語は、「far bellow basic」でした(笑)。春先に実施されるので、一年近く勉強した後でこの評価って、たぶん酷いものだと思います。それが今年はなんとか「basic」に入っていて、おおっ! よく見ると、一分野でだけ点を稼いでいるせいでbasic入りをしているようではありますが、まあ一年で曲がりなりにも成長があったことがわかって安堵しました。
この成績で5thのレギュラーは相当厳しいでしょうが、頑張るしかありません。マイペース、お気楽、度胸満点な娘の性格を見込んで放り込むわけですが、登校拒否になったらどうしようと親のほうがどきどきです。でも私が替わりに頑張るわけにもいきませんしね。

ハリー・ポッターとThe Deathly Hallows

2007年08月15日 04時41分25秒 | カリフォルニア生活
先週読み終わりました。まだ日本にいるときに最終巻が発売になったと聞いて、アメリカにいる夫に買ってもらい、日本出張時に持って来てもらおうかと思ったのですが、連絡が取れずに断念。結局新宿の紀伊国屋でUK版を買ったのでした。でも少し小ぶりのUK版が買えたから、日本で買ってよかった。アメリカではUK版なんて手に入りませんもん。アメリカ版はかさばるし表紙の絵があまり好きじゃないんです。

ハリー・ポッターは一巻からずっと読んでいますが、特に熱烈なファンというわけではありません。物語設定のアイデアは秀逸!と感心しますが、ストーリーがエピソードのつなぎ合わせっぽいような感じがして、読んでいて少し苦しく感じます。また特に四巻以降は、ストーリー、表現ともにホラーばりの暗さ、おどろおどろしさ、悪趣味さが好みではありません。セドリックが死ぬ場面、杖から死人が出てくる場面を読んで、15歳以下の子供には読ませたくないなと思ってしまいました。(自分がホラー系は一生読めないし、見れない正真正銘の怖がりというせいもあるのでしょう。)

でも、この最終巻は、どきどきしながらも一気に読めました。ストーリー展開が以前の巻よりもスムースでダイナミック。キャンプ生活の部分は少し長すぎですけどね。ハリーが17歳になり、読者も17歳ぐらいかなと思うと、ホラーっぽい部分が前ほどには気になりません。この巻で一番良いなと感じたのは、以前の巻からのエピソードが綺麗にストーリーに挿入され、全体として一つの複雑に組み合わさった物語となっていたこと。そして、これまで出てきた登場人物が全員この巻に集合し、それぞれが様々な形でHarryの力となったこと。Harryが久しぶりに見る顔に驚くのと同じくらい私も驚いて、じーんと胸が熱くなるものがありましたよ。LunaやNevilleなどの活躍が嬉しい。

HarryとGinnyを始め、いくつかあるラブシーンは、あまり気持ちがこもっていなくて、リアルではありません。それに、Voldemortがそこまで強力な敵なのかどうかも、あまり説得力のある描写はされていません。そういう欠点はあるにしろ、ハリーが愛と友情と勇気の力でVoldemortを倒すシーンは、これまでの巻でハリーが多くの登場人物と共にした長い長い冒険というバックグラウンドがあったからこそ、とても説得力のあるエンディングとなりえていたと感じました。

逆に言えば、1巻から6巻までを全て読んでいないと最終巻は読めないということですね。
このシリーズが、児童文学史に残る作品となるのか、私にはわかりません。大体、ゲド戦記は大好きだけれど、「ナルニア」や「指輪」は好きでないというように、もともとファンタジー文学への適性がないものですから。「床下の小人」シリーズのようなもう少し現実的なお話のほうが好きなんですよね。ただ、ハリー・ポッターは、この数年間作者が刊行するそばから読めて、アマゾンの書評などを通じて全世界の読者と感想を共有できるリアル・タイム感が、今までに経験したことのない面白さでした。ナルニアなどのように昔の名作を読むのと違い、ハリーを物語の進展と共に数年間に渡り見守ってきたような気がして、物語がこれで終わることに寂しさを感じてしまいます。これはきっと世界中のハリーの読者の共通の気持ちでしょうね。

家を飾るのは楽しいけどお金が・・・

2007年08月14日 03時56分23秒 | カリフォルニア生活
相変わらずゴージャスなお天気が続いているシリコン・バレーです。でも、朝夕は冷え込んで、家が広くなったせいか、朝起きるととても寒いんです。一応二重ガラスですが、アルミサッシの窓もあるから、断熱が少し弱いのでしょうね。斜天井というのも良くないのかも。(デザイン的にはグッドなんですが。)
夫が言うには、8月のベイエリアは6月、9月よりも寒いのだそうです。なんでもベイエリアから山を越えたところにあるセントラル・バレーがものすごく暑くなるせいで、気圧の関係で冷たい風が太平洋からベイエリアに吹くのだとか。真偽のほどは知りませんが、この前サンフランシスコに住んでいる方のブログを読んだら、「サンフランシスコは厳しい寒さです。」と書いてありました~。今が8月とは思えませんね。このあたりは、サンフランシスコのように一日雲に包まれているということはないので有難いです。

朝が寒いこと以外は、この家は今のところ快適です。アメリカに来る前、日本で「海外に持って行ったほうがいいもの」を調べていて、「自分の好きな絵や飾り物。趣味でないものに囲まれて過ごすのは苦痛ですよ。」というアドバイスを読み、なるほどと、特に好きな額縁入りの絵を二枚と小さなリトグラフ数枚を持ってきてありました。でも、前の家は、絵を飾るという雰囲気ではなかったし、「いつか引っ越すかも」という気持ちが常にあって、絵を掛ける気にならなかったんですよね。それがこの家に来てからは「もう大丈夫ね!」と絵や写真をばんばん飾りだしています。壁面が多いから、絵でも飾らないと淋しいというのもあるんですけどね。日本の自宅で見慣れていた絵があると、やっぱり気持ちが落ち着くし、自分の家のような気がしてくるというものです。

昨日は、去年ヨセミテに行ったときに買ったアンセル・アダムスの写真をフレームに入れてもらいました。アダムスはヨセミテの自然を白黒の写真で撮った有名な写真家です。毎年アメリカではカレンダーも出ていますね。
Michael'sという手芸と籠と画材用品を扱っているお店(チェーン店で市内にたくさんある)で頼んだのですが、フレームって高いんですね! 木のフレームにしたのがいけなかったのか、全部で130ドル近くかかってしまった。しかも、これで半額セール適用なんです。普段だと260ドルするということ?! どんな出来上がりになるか楽しみではありますが・・・。
アメリカの小学校やプレスクールでは毎年子供のきちんとした肖像写真を取ってくれるので、額に入れたい写真が貯まっていますが、このお値段ではね。でも、息子のプレスクールで取ってもらった写真なんて、クリスマス・プレゼントに囲まれて座っているところ(3歳のとき)やりんごの転がる秋の農場をバックにして(4歳のとき)など、セッティングがものすごく凝っていてとても可愛いものばかり。ついまた高いお金を払ってフレームを買ってしまいそうです。(写真自体も目の玉が飛び出るほど高かったけれど。)


小学校の定員が一杯

2007年08月11日 10時27分25秒 | カリフォルニア生活
息子は鬼門の三日目を過ぎても、なんとか無事にキャンプに行けています。ほっ。三日目と四日目が公園遊びで、それぞれミニ機関車に乗ったり、消防署を訪問したりして、目先が変わったのが良かったのかもしれません。City of Saratogaのやっているキャンプですが、去年大泣きだったYMCAのキャンプよりこちらのほうが良いかな。(お値段も高いようですが。) 今までの習い事はcity of Cupertinoのparks & recreationのプログラムを取っていて、大体メジャーな公園の場所は把握していました。でもサラトガ市のプログラムだと、やっぱりサラトガの公園を使うんですよねえ。行ったことのない公園ばかりで、グーグルマップのお世話になりながらも、毎朝どきどきして運転しています。娘の学校が8時45分、息子のキャンプが9時からなので、サラトガをぐるぐる走り回って結構忙しい。

ところで、ショックなことが。サラトガは小学校を選べて、ファースト・チョイスとセカンド・チョイスの学校を事前に提出してありました。ところがおとといスクール・ディスクリトから来た手紙を読んだら、第一希望の学校の定員が一杯で、第二希望のほうに回されることになったと書いてあります。あらら~。事前の情報では、私が一番に選んだ学校はそれほど人気がなく、二番の学校のほうに人気が集中しているので、問題なく入れるだろうとのことだったのに!! 実際去年娘のお友達は私たちの第二希望の学校に入れず、しかたなく私たちの第一希望の学校に入ったそう。今年は一体なんで?? 

娘と息子を入れようと思っていた小学校は、アジア人比率が7割くらい、カリフォルニアのスターテスト結果が州で5番以内に入っている学校です。お勉強が大変そうなのは非常に困りますが、やっぱりアジア人が多いほうが気楽だろうし、お友達が一人でもいるほうがいいかなと思ったのですが・・・。
行くことになった小学校のほうはアジア人と白人の比率が半々くらい。APIスコア(スターテストの点)は州内で11番だから、あまり変わらないですね。(高すぎ、絶対についていけない・・・鬱) 家からの距離はかえってこちらのほうが近いくらいなんですけれど、うーん、せっかくファーストチョイスにした学校は行き方を練習したり、オープンハウスの日に見に行ったりしたのになあ。娘ももちろん、がーん! ただ、学校のマスコットがイルカなのは気に入ったとか。イルカで行ってくれるなら、有難いのですが・・・。(前の学校は山猫だった)

午後は晴れてきました♪

2007年08月07日 07時25分38秒 | カリフォルニア生活
うわーい、午後になったらすっきり晴れてきました。よくこういうことがあるんですよね。

一ヶ月日本にいてから、カリフォルニアに戻ってきて感じるのは空気の違い。日本のはしっとりしていて、草や土や風の匂いを含んでいるような少し重たげなもの。特に夏の夕方のだいぶ涼しくなってきた頃の空気は、夕焼けやひぐらしの声が溶け込み、なんともいえず風情があって落ち着けます。何十年も前から自分の記憶の中にある夏の夕暮れそのもの。
それに対してカリフォルニアの空気は、ドライでライト。あんまりにも透明なので、日光がまったく遮られることなく空気を透過して直接ぎらぎらと照りつけているような印象です。でも風はどこまでもクールで心地良く、空はまぶしいまでに真っ青で、これはこれで幸福感で一杯に。どちらが好きなのか・・・難しいところです。

さて、息子がサマー・キャンプ一日目を終えて帰ってきました。キャンプといっても、午前9時から午後1時までのちびっ子用スケジュール。今後の予定表を見たところ、週二日はプレスクールの建物で遊び、週三日は近くの公園いくつかに行き、電車に乗ったり、水遊びをしたり、BBQをしたりするようです。今日は「Pirates Day」(海賊の日)で、紙で作った海賊の帽子を持ち帰りました。Piratesはここではやけに子供たちにポピュラーで、Treasure BoxやMapなどに息子も夢中です。他に「Dinosaur Day」(恐竜の日)もあるよう。大体何をするか想像がつくような。
息子は「キャンプ、面白かった。アメリカ人の男と遊んだ。」と言っていましたが(←男じゃなくて男の子でしょ!)、彼の場合いつも最初の二~三日はいいんです。その後で「行きたくない。」とか言い出すんですよねえ。今回は大丈夫だろうか。

サンノゼのダイソー

2007年08月07日 03時37分32秒 | カリフォルニア生活
カリフォルニアに戻って参りました。
帰ってからの三日間は、これぞカリフォルニア!という感じの真っ青な空だったのですが、今日は珍しく曇ってとても寒いです。気温が18度しかない・・・。サンフランシスコをいつも覆っている寒い雲が下のほうに降りてきているのでしょうか。

帰ってきて気がついたのですが、日本に行く前、この新しい家にはたった四日間しか住んでいなかったのでした。家にも近所にもまだ全然慣れていなくて、二年前日本からアメリカに来たときと同じように、何もかもが珍しく見えます。まあ少し走れば見慣れた道路に出るのですが・・・。
以前は住宅地のど真ん中でしたが、今度は林の中に住んでいるような感じで、ずいぶん雰囲気が違います。10年前に住んだことのある東海岸の内陸の田舎町と似ているかなあ。子供たちは、「家の中がシーンとしているね。」とちょっとびくびく。家も近所も行く学校も変わってしまい、何もかも一からやり直しなので、大丈夫かしらと少し心配だったりします。

さて昨日はサンノゼに新しくオープンしたダイソーに行ってきました。二ヵ月ほど前にDaily Cityというところにできて話題になっていたのですが、サンノゼにまでできたとはびっくり。でもサンノゼといっても、市の東側で、うちとは反対方向の場所。高速道路を使って所要30分もかかります。日本で100円ショップに行くのに高速道路って考えられないですよね!
Eastridge Mallという巨大なショッピング・モールの中にありましたが、黄色いお店を想像していたら、渋い紫とグリーンのお店だったのでなかなか見つけられず苦労しました。モールを歩いている人たちの8割は中南米系の人で残り2割くらいがアジア系。でもダイソーにいたお客さんのほとんどはアジア系でした。結構たくさん人が入っていたかなあ。知り合いの日本人に二組会いました。みんなはるばると(笑)。日本から帰ってきたばかりだというのに、どういうわけか山のように買い込んでしまった私たち。ここでは一品が1ドルではなく、1ドル50セントなので、ずいぶんな出費に。(ちょっと恥ずかしい~!)と赤面していたら、お会いした日本人に「僕たちは先週も来て、そのときたくさん買いましたから。」と慰められました。何をそんなに買ったかといいますと、S字フック、金属たわし、トイレ掃除シート、お絵描き帳、色画用紙、セロテープ、名前ペン、子供のお箸などなど・・・。