カリフォルニアン・キッズ

4年を過ごしたカリフォルニア生活も終わり・・・
帰国子女となった子供たちとの日々をのんびり書いています

ミドルのロッカー

2008年09月24日 08時26分09秒 | カリフォルニア生活
最近、娘がやたらとロッカーに入れて使う整理棚が欲しいとか、ロッカーの扉につけるマグネットが欲しいとかねだって、オフィスマックスでたくさんお金を使わせられます。彼女のロッカーは一体どんなことになっているんだろう?とこの前の週末に、娘が忘れ物を取りにミドルに行った際に見てきました。すると・・・うおぉ、なんじゃこりゃ?! いえ、初めて見たときはただの無機質なロッカーだったわけですが、今や彼女の勉強机周りと同じテイストに・・・。 

このミドルのロッカーはよくアメリカのハイスクールのドラマで見るような背の丈の細長いロッカーではなく、その半分の長さのものです。以前書いたように、自分の教室や机というものがないために、このロッカーが唯一私物を置いておけるスペース。ミドル・スクーラーにとってはかな~り重要なスペースであるみたい。ランチボックスもこの中に置いておくようですね。みんな、ロッカーにはずらりと丸い鍵を掛けています。うちは結局鍵を開けるのに時間がかかりすぎるために、ホーム・デポで数字を三つ合わせるタイプの鍵を買い直しました。
娘は、「あとは鏡を貼れば完璧だあ!」などと言っています。他の子のロッカーを覗いて、ああいう小物が欲しいとあれこれプランを練った結果が今のロッカーのよう。

お誕生日の近い子のロッカーには、こんな風に友人たちが飾り付けをするのだそうです。へぇ~~。国が違うと、学校生活の習慣も違うもんだなあと改めてびっくり。高校生のときは私も学校の廊下にロッカーがありましたが、誰も飾りつけなんかしていなかったです。普段教科書を全部入れておいて、テスト前だけ持って帰っていたっけ・・・。


テニス教室

2008年09月18日 14時16分02秒 | カリフォルニア生活
もう一つのブログのカスタマイズをしていて、自分でも何をやったのか忘れましたが、ここのブログのテンプレを利用して何かをしたせいで(ほんと、何をやったんだろう?!)、こちらまで妙なことになっていました。今ちょっと直したから、もう大丈夫かな? HTMLとかCSSとか妙なことに詳しくなっていくけれど、何かの役に立つのかしら・・・。

さて、息子はプレ・スクール時代はサッカーだの体操だのキーボードなどいろいろな習い事をしていましたが、キンダーに入ってからは全然。この間も書いたように上の子の習い事の送迎で忙しすぎて、下まで手が(足が?)回らないんですよね。

でも、最近ちょっと可哀想になってきて、土曜日のテニス・レッスンというのに入れてみました。土曜日はときどきサッカーの試合をネット観戦する必要があるのですけれど、この教室はうちから徒歩5分のハイ・スクールのコートでやっているのでその点グッド。急ぐときは置いてきて、家に帰れるし(笑)。

初日は、最初だからと少し早めに行くつもりが、結局1分遅れぐらいになってしまいました。焦って息子を急きたててコートに着いたけれど、子供の姿なんて一人もありません。アメリカじゃよくあることだけれど、やっぱり心配になって、ぽつんと一人座っていたお兄さんに「ここで子供のテニス・レッスンはありますか?」と聞いてみました。すると、その人がコーチで、ここでOKとのこと。「まだ誰も来ていないの?」と聞くと、「うん、だってまだ1時になったばかりだから。」 って、1時からのレッスンなのに、他に誰もいないのはおかしいでしょ!! 結局10分遅れぐらいでスタート。なんと1時半に来た子供もいたりして。親が「あれっ、このクラス何時開始だっけ?」なんて聞いていました。おいおい、パンフレットぐらい確認してから来なよ~と普通の日本人なら誰でも思うことでしょう。

レッスン自体も、のんびり~。教わっている時間と玉拾いをしている時間が同じくらいだったような。でも、息子は気に入ったようで、次の土曜日を楽しみにしているのでまあいいかなという感じです。
子供たちはアジア人とインド人と白人の子供が三分の一ずつくらいで、ちょうどこのあたりの人種分布を反映しています。しかし、今は亡き(?)レアル・サラゴサTシャツを着てテニスをしている子供は全米広しといえども、うちの息子だけだろうな・・・。

学校が二つになると送迎が大変だあ!

2008年09月13日 05時32分45秒 | カリフォルニア生活
学校が始まってから三週間になりますが、まだまだリズムが掴めないかなあ。ミドルの送迎がなかなか厄介で、もう少しスムーズに行かないものかと試行錯誤をした三週間でした。

いつも思うのですが、子供の学校の送迎ってアメリカ生活のうちでものすごく時間を取られることのような気がします。日本で交通渋滞が社会問題になるように、アメリカでは子供の送迎と(それにまつわる渋滞)が問題視されることはないのか?! ないんでしょうねえ、スクールバスが出るところも多いのでしょうし。カリフォルニアは子供一人あたりにかけてもらっている教育費が全米50州の中で確か下から2番目くらいだったと思います。信じられないくらい貧しい州です。

さて、娘のミドルは8時15分開始、息子の小学校は8時半開始です。私の当初のプランでは、まず娘を送って、そのまま息子を小学校へ送るつもりでした。ちなみに二つの学校は家から全く正反対の場所にあります。ところが家から車で7分くらいのミドルにちょうどいいように8時前に家を出ると、ミドルに子供を送る車の渋滞に学校前の道路で巻き込まれ、まったく車が進まないことが判明しました。朝から親子でイライラ~。なので、渋滞を避けるために7時45分に家を出ることに。するとイライラはなくミドルに到着するのですが、そこから直接息子の学校に向かうと、8時ちょっと過ぎにには学校に到着してしまうんです。これがものすごく困りもので。というのも、学校のルールで、8時15分より前に学校に着いた場合は子供は親と一緒にいなければならないから。つまり、私は車を駐車場に停めて、息子と校舎まで行き、息子がプレーグラウンドで遊ぶのを8時15分になるまで監督しなくてはいけません! これが別に困らない人も多いでしょうが、私は朝焦ってお弁当を作り、ほとんどお化粧もせず、髪の毛もあまり整えず、普段着のままばたばた出てきているので、あんまり外に出たくないんですよね(笑)。というわけで今はどうしているかというと、娘を送った後いったん家に戻り、朝食の洗い物など家事を少ししてから、改めて息子を小学校へ送っていっています。いや~、アメリカ人は毎朝よくやっているなあ。だって、これ子供がハイスクールになってもまだ続くんですからね。

その上、さらにお迎えというのがまた厄介で。アメリカの学校では、ロータリーのようになっている場所が、ドロップオフとピックアップ(送りと迎え)のゾーンです。送っていくときは子供を降ろすだけなので、そのゾーンにたどり着きさえすれば問題ありません。(そこに行くまでに渋滞するんですけれど) でも、お迎えのときは、せっかくそのゾーンにたどり着いても、子供がいないことがある! 小学校は終業のブザーがなると一斉にドアが開いて、子供たちが駆け出してくるので大丈夫なんですが、ミドルは授業が終わった後に自分のロッカーに行くので、帰りの時間が今ひとつ読めないんですよね。自分の子供がピックアップ・ゾーンに立っていないときは、そのままそこにいたら後からの車が詰まってしまうので、(なんでいないのよ?!)と怒り心頭しながらロータリーを回って、ずらりと並んでいる車の一番後ろにつき、また一からやり直し・・・。たかが子供のお迎えで、なんでこんな苦労を?? 数日間この虚しい作業をした後で、「やっていられない!」と切れて(私が)、今は学校近くの図書館の駐車場で待ち合わせをすることにしました。ピックアップ・ゾーンを目指してじりじり車を進めるのではなく、駐車場に車を停め、本を読んだり、Ipodでスペイン語を聞いたりしながら待てるので、こちらのほうがずっと快適です。それにしても、このお迎えにかかる時間といったら毎日30分以上になっているような。ということは子供の学校の送迎に親は毎日1時間は取られているんだなあ。(で、夕方からは日本人学校や習い事の送迎が・・・。ま、暇だからいいんですけれどね。)

Hotel Review

2008年09月05日 09時11分59秒 | カリフォルニア生活
9月初めのLabor Dayまでには冬休みの旅行先を決めるのが慣例だったのですが、今年はちょっと遅くなってしまいました。一瞬フライトが一杯で焦りましたが、なんとかゲット。ホテルも押さえたので、とりあえず安心です。今回で最後の旅行かも~ということで、またメキシコ、カンクーンに行くことにしました。前回は霧でサンノゼ空港が閉鎖されてしまって、飛行機が4時間以上遅れたために乗り継ぎができず、ダラスの空港ホテルで夜を明かす羽目になったんですよね。カンクーン5泊のはずが4泊しかできずに、世界遺産のチェチェンイツァー遺跡も見学できなくて残念でした。、今回はカンクーンに加えて、カンクーンの少し南のリビエラ・マヤというところにも滞在することに。右の写真はトゥルムというマヤ文明が終焉を迎えたカリブ海に面する遺跡の町から撮ったものですが、リビエラ・マヤもそう遠くはないはずなので、きっとビーチは綺麗なんだろうなあと期待しています。

旅の自由度という面からは、英語が通じて、レンタカーで自由に動けるハワイが素晴らしいのですが、海の綺麗さはカンクーンです。それから食事の美味しさ、雰囲気のエキゾチックさなどもカンクーンかな。(私がラテンの国が好きなだけなんですけど。)

ホテルはポイントを使って泊まることが多いため、有無を言わさず決まってしまうことがほとんどですが(今回のカンクーンのホテルもそう)、ポイントを使わない場合は(今回のリビエラ・マヤのように)、このサイトを使ってホテルの評判を調べています。:tripadvisor
値段と子連れ家族向けかどうかで少し絞り込んだ後で、Reviewを読破して吟味するわけですが、結構時間はかかりますね。それにどんなホテルにもものすごく意地悪なネガティブ・コメントが大抵二つか三つは付いているもので、「どれもこれも悪く言う人がいて、どこがいいのかわからない!」と頭が混乱することもしばしば。ただ総合的に評判がいいホテルで、子供向けそうなところを注意深く探せば・・・たぶん良いホテルに当たるだろうと思っています。今までにメキシコのコロニアル都市に行ったときとサンタフェに行ったとき、このサイトで選んだホテルに泊まりましたが、両方ともとても満足のいくホテルでした。今回もそうだといいなあ。

ところでレビューを読んでいると(実際、私がアメリカで一番たくさん読んでいる英文といえば、このサイトのレビューだったりして)、アメリカ人って面白いなあと思います。メキシコのホテルについて一番多い不平は「ベッドが固い。」 そうだったかなあ、特にそういう記憶はないけれど。
あと、傑作なのは「メキシカン・レストランの食事がひどいから、食べないほうがいい。」 おいおい、カンクーンはメキシコだよ~。メキシコのメキシコ料理がひどいって、あなたたちが普段食べているメキシコ料理が偽者だってことなんじゃ? 日本に来て、日本のレストランの和食はひどいと言っているようなものですからね。
メキシコ料理だけでなく、総じて「料理はまずまず」だの「料理が悪い」だの料理に関してのコメントが多いのですが、普段これほど殺人的に不味いものをレストランで食べているアメリカ人が思う「ひどい食事」「まずまずの食事」って、一体どんなもの?!と心底不思議です。
もう一つ笑ったコメントは「プール・サイドでのアイスクリームの飲食が禁止されていたのは困った。ホテル側はプールサイドの綺麗さを保つことに熱心なようだが、アイスクリームが食べれないとは。」
うーむ、これを書いた人は大人ですよね・・・。