おもちゃ

日本にいた頃は木のおもちゃにはまっていました（私が）。ネットで見ていると素敵なものがたくさんあって、見ているだけでハッピーになれるんですよね。たまには右のネフスピールみたいなものを買ったり。これがまた目が飛び出るほど高いんです～。あと、野いちご木のおままごとシリーズとか、こちらは少しは手が届くお値段。

でも、アメリカに来たら、基本的に木のおもちゃは少ない。日本でネットで紹介されているのはドイツのおもちゃが多いのですが、アメリカではあまり見ないです。そのため幸か不幸か私の散財も止まりました。アメリカに来て唯一買った木のおもちゃといえば、カプラくらいかな。
これもおもちゃ屋さんで買ったわけではなく、サンフランシスコのExploratoriumという子供科学館のギフト・ショップで。今、日本での値段を見たら、200ピースで11200円と書いてあります。うちのは50ピースぐらいのだったかな。でも、これは結構遊んでいますね。うちが買ったのは綺麗な青色のもの。

本当は今でもスカリーノ(scalino)には未練があるのですが・・・お値段もすごいし、ここからでは頼めないし、諦めるしかないかな。

アメリカ人はどこでおもちゃを買うかというと、やっぱりトイザラスが一般的なのでしょうか。でもこの前娘が言っていました、「日本のトイザラスに行くときはわくわくするけれど、アメリカのトイザラスは全然わくわくしないよね。」　そうなんです、蛍光灯のわびしい光の下に雑多に品物が並んでいる倉庫のようなお店では、購買意欲も全く湧かないというものです。なので私たちはほとんど行くことはなくて、自分たち用であれ、お友達用のプレゼントであれ、もっぱらおもちゃを購入するときはLearning Expressというお店に行っています。こちらもチェーン店ですが、おもちゃ屋さんらしく可愛い店内。残念ながら木のおもちゃはあまりありませんが、それでもヨーロッパからのおもちゃは結構置いてあります。綺麗にラッピングしてもらえるのも、プレゼントを買うときには助かります。
でも、まあ最近は子供たちも大きくなってきて、おもちゃを買うこともあまりないのですが・・・（淋）。先日は久しぶりに行って、フロアー・パズルを買ってきました。左は以前から持っていたアメリカの州パズル、右がこの前買った海底パズル。アメリカには大判のフロアー・パズルが多いけれど、これは家が広いからかな。日本ではあまり見ませんよね。
　

お誕生日

お堅い話題の後は、お食事の話でも。

先日は娘の誕生日でした。娘の好きなもの（グラタンか手巻き寿司）を作り、食後はケーキというのが誕生日の定番なのですが、今回は初めてレストランで食事というのをしてみました。

お休みの関係で本番の誕生日二日前に行ったレストランは、Los Gatosのステーキ・ハウス、Forbes Mill(Forbes Mill Steak House)。私と子供たちは二年前に一度行ったことがあるだけですが、夫は何度も接待などで利用しているお高いステーキ屋さんです。
ここのいいところは、お高いだけあって雰囲気は結構いいのに（つまりカジュアルではない）、キッズ・メニューがあるところ。ちょっと素敵なところで美味しいものが食べたいなあと思っても子連れで行けるレストランなんて滅多にありませんが、ここは大丈夫です。その代りもちろんキッズ・プレートも高い。クリーム・パスタが10ドル、お子様用ニューヨーク・ストリップのステーキが18ドル。まあ、お誕生日ですからね。

今日のスペシャルが印刷された紙には、ちゃんと娘の名前とHappy Birthday!の文字が印刷されています。担当のウェイトレスさんも、娘の名前を呼んで「今日はあなたのお誕生日パーティーだと聞いているわ。」と予習もばっちりな様子。娘はちょっとしたVIP気分です。

注文したものは、前菜にオイスター、子供用メイン・ディッシュには上に書いたものをそれぞれ、夫がニューヨーク・ストリップ、私は神戸牛のフィレとロブスター。メニューに「Kobe Natural Beef - Tajima Black Wagyu」と書いてあるんです。そして赤ワインはウェイトレスさんの薦めてくれたもの。

お味のほうは、オイスターはちょっと生臭かったかな。ポイント・レジェスまで行かないと駄目みたい（サンフランシスコのオイスター・カンパニーでもいいけど）。でも、神戸牛のフィレのほうは最高に柔らかくて美味でした。軽くかかっているソースがかすかに甘すぎ？と思ったけれど、まあ許容範囲というか、フィレ自体が美味しいのであまり気になりません。ロブスターはもちろん美味しい。（これはまずくなりようがないですもんね）このお店は付け合せのポテトがなかなかデリシャスなんです。私は娘のプレートの付け合せのマッシュ・ポテトが美味しいと思いましたが、娘は私の付け合せのグラタン風ポテトが気に入ったそうです。

お料理の前に出てくるパンもとても香ばしくてパクパク食べてしまったので、メイン・ディッシュを平らげる頃にはお腹いっぱいでしたが、もちろんデザートはMustでしょう。オーダーしたのは、「サンプラー」という4種類のデザートが盛り合わせになっているプレートを二皿分。すると、ウェイトレスさんが運んできたのは、一つのお皿に綺麗に盛られ、チョコレートで「Happy Birthday！」と書かれたデザート・プレートでした！　ちゃんとろうそくも立てられています。（11本はなかったけれど）　アメリカ人だったらここで大声で歌いだすところでしょうけれど、私たちは日本人なので、娘が騒々しくろうそくを吹き消した後は、ケーキを食べることに専念したのでした。誰がどのケーキを食べるかで、争い、交渉、駆け引きがあったのはもちろんです。

お金はかかりますが、お誕生日にレストランというのもいいなあと思った一晩でした。しかし！、結局その翌晩は手巻き寿司、その次の夜はたこ焼きと、延々と娘のリクエストによる食事は続き、「いったい何日間あなたのお誕生日をやっているのよお～？！」ということに。しっかりSaturaでお誕生日ケーキも買わされたしね。（これは安いのにしたけど）

珍しく、アメリカの政治経済について（笑）

経済のことは何にもわからないし、普段は大して関心もないのですが、この数日の状況にはさすがに、おいおい、アメリカ大丈夫？！と心配になってきます。日常生活で接しているアメリカ人たちに（多くはないし、アジア系の人も多いけど）特に変化があるわけではないのですが。一日雨が降った後、また夏のような暑くて良いお天気が続き、話題はフィールド・トリップのことやプレイ・デイトのことなどばかり。でも、テレビを付けると、CNNなどすごいです！　一日「Economic Meltdown」についてやっている。このタイトルを見ただけで不安な気持ちになりますよね。それで、さっきは「心配で夜も眠れない。ついテレビにかじりついてしまう。」という投書が紹介され、精神科医が出てきて「テレビを一日中見ているのはよくない。朝と夜チェックするだけにして、昼間は運動などをしなさい。」なんてアドバイスしていたので、笑いました。CNNとしては視聴者がテレビにかじりついてくれるのが狙いなんでしょうね。今、ニューヨーク市場が閉まったところみたいですが、CNNの見出しは「Interest Rate Cut and Roller Coaster」。

大統領選のほうも、もちろんド派手に扱われています。実はこれについては娘のほうが詳しくて。学校で、授業の一環として大統領候補の討論を見せられているみたい。副大統領候補についても「John McCain（英語のアクセントで）のほうはおばさんで、ObamaのほうはMcCainみたいなおじいさんだよね。」と言っていました。アラスカ州知事の女性は知っていたけど、おじいさんは知らなかった私です。学校ではマケインよりもオバマのほうが人気があるらしい。（以前、女の子にはヒラリーがすごく人気があったそうです。）　そりゃそうだろうなあ。昨晩も二人の討論がありましたが、私が聞いてもオバマのほうが明晰な感じがしていいかなと思うもの。今の時代、40代、せいぜい50代まででないと世の中の動きについていけなさそう。CNNによると、昨日の討論で視聴者が付けた成績は、オバマが平均B、マケインはなんとD。Dは・・・まずいね。娘の成績表を毎日チェックしているからよくわかるけど。