カリフォルニアン・キッズ

4年を過ごしたカリフォルニア生活も終わり・・・
帰国子女となった子供たちとの日々をのんびり書いています

ピアノ・レッスン

2007年11月07日 05時42分37秒 | カリフォルニア生活


ハローウィーンも無事に終わり、やれやれ~。息子のキンダーの先生はポリスウーマンになっていたけれど、はまりすぎで怖いほどでした。
当日は日本人学校のある日で、学校が終わるのが7時近いので誰とも約束できなくてどうしよう?と思いましたが、日本人学校のクラスのお友達とうちの近所をtrick or treatできて良かったです。このあたりは静かなわりと良い住宅地なので、豪華なお家ばかり。息子のキンダーのお友達の家、娘の英語特別授業の先生の家などに偶然伺ってしまいました。

ところで話は変わりますが、今悩んでいるのは、娘のピアノ・レッスンについて。今までついていた先生が帰国することになり、先生を変えなければいけないのですが、今までの先生からご紹介された先生のレッスンに伺ったところ、「理想的には一日一時間の練習を。」と言われてしまったんです。熱心な生徒さんには学年×一時間を薦めていらっしゃるそうで・・・。うちのお気楽娘は、もうピアノを止める風前の灯火という感じで、一日10分の練習も怪しいくらいですから、このギャップに親子ともども凍りつきました。

週に二日の日本人学校の日は、授業の後に7時半まで教室に残って宿題をやることにしているため、帰宅は8時。10時半の就寝時間までの2時間半は、夕食、お風呂、現地校の宿題だけでぎりぎりなんですよね~。更にもう一日は英語の塾に行っていて帰宅は7時。昨晩は日本人学校から帰宅後、Mathとレポートの宿題があり、レポートの下書きはできていたものの、タイプ打ちをして提出のため、PCで格闘する娘。間違って消したり(汗)。10時半になってもまだ半分も終わっていないものだから、私もPCを使いたいし、しかたなく私が残りを打って、その上文章にも手を入れる羽目になりました。娘が寝たのはもちろん11時過ぎ。か、過酷です。この状態でピアノを一時間はおろか30分でも苦しいかも。

でも、ピアノの先生は、日本でも塾や部活で忙しい子は多いから一緒ですよ、と。確かにそれはそうなのですが・・・。ただ、この現地校の宿題から受ける親子共々のプレッシャーはなかなか経験していないとわからないのかも。(ピアノの先生は日本から来たばかり。)なんていうのかなあ、100%無理なことを無理に子供にやらせなければならない責任感というか重荷というか疲労感というか。
算数の宿題だって、日本人からすると?が10個ぐらい並ぶような妙な計算方法、妙な考え方、妙な図が載っているわけです。それを一緒に解読して、分からない子供を叱り飛ばし、時間が刻々と経つことにイライラ。Writingの宿題では間違いだらけの英文を直しているうちに、結局全部自分が書きなおしていたり。子供に要求するには無理なレベルであることがわかっているのに、やらせなければいけないディレンマがあって、結局怒鳴りながらやらせるか、自分が替わりにやるかどちらかなんですよね・・・。

こういうストレスの下に生活していると、ピアノの練習を口うるさく注意する気にとてもなれなくて、ついさぼりがちに。でも、これまで習っていた先生にも言われてしまいました。「どんなお稽古事も真摯な気持ちでやってください。」確かにそうだなあと反省。今まで、ほんとうに一週間全然練習しない、させないこともあったりしました(汗)。一応、毎日ピアノを触ればいいという方針の先生のお話を聞きに行くことにしたのですが、いい加減な気持ちでやっていてはどの先生についても同じですよね。だったら、いっそう厳しい先生にお願いしてみようかなあ、と思いつつも、現実的には無理のような、ストレスがたまるだけのような気もしたり・・・迷います。金曜から日曜だけの練習なら何とかなるのだけれど・・・。