特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

第四回でらえぇ~友だちつぐっぺぇ2014笑顔プロジェクトin石巻・十八成浜 ご報告

2014年08月12日 23時45分15秒 | [震災孤児遺児交流企画]でらえぇ~友達つぐっぺぇ笑顔プロジェクト
名古屋学生スタッフの小野田依子です。

8月9日~11日まで行われたでらえぇ~友だちつぐっぺぇ。
全日程が無事終了しました。


第4回でらえぇ~実行委員長を経験して、
改めてこの活動を続けていかなければいけない、少しでも多くの人に知ってほしいという気持ちを再確認する事ができました。

私は第1回目からでらえぇ~に参加しています。
そして今回実行委員長をやろうと思ったきっかけが、私自身でらえぇ~を通して多くのことを学び成長し、それを私の友達や家族に知ってほしいという思いがあったからです。

さらに、"同世代の東北の子が寄り添える場所"を作りたいと思ったからです。

それらを実行するには自分がリーダーとなり行動し、今までとは違った目線ででらえぇ~を見るべきだと思いました。

第4回でらえぇ~の活動は約2ヶ月前に遡ります。

6月の第一周目の日曜日から会議がはじまりました。
やはり最初はみんな緊張し、私自身もどう進めていけばわからず右往左往しながらの会議。
しかし回数を重ねるごとにみんなの意見を聞いたり、企画立案をしっかりと行うことができました。
それと同時にスタッフ同士のコミュニケーションも増え、良い雰囲気を作っていくことができました。

そして迎えた当日。
様々な人に支えられながら作り上げた第4回でらえぇ~。
生憎の天気での出発に少々不安を感じながらも、暖かいお見送りに手を降られくぐなりへ出発しました。

今回みんなが口を揃えて言っていたのは台風のこと。
でも心配してもしょうがない!という思いでくぐなりへ到着してから企画の準備を進めていきました。

そして東北の子たちと合流。

"ようこそでらえぇ~へ"という横断幕を掲げお出迎えをしました。

みんな恥ずかしがりながらも名古屋スタッフに歓迎され少しずつ笑顔が増え、想像以上に元気な小学生にスタッフも一緒にはしゃぎ初日から良い雰囲気に包まれました。

2日目は外での企画が多かったため台風を心配していましたが、
でらうま食堂の時は小雨、水鉄砲のときは何と雲間から日差しまで刺し、とことん私たちは何かをもっている!と実感しました。
今回のでらうま食堂は流しそうめん。
くぐなりや鮎川の方を招待してみんなで仲良く食事を楽しみました。
そして東北の子も名古屋の子も念願だった水鉄砲。みんなのキラキラ笑顔が台風に勝ち、予定通り行う事ができました。予想外の水浸しで終わってからはみんなでお風呂へダッシュ。
時折東北の子がいってくれる"でらえぇ~楽しい!"と言ってくれる東北の子の言葉は私たちを笑顔にさせてくれました。

この日の夜はでらえぇ~の企画内でも一番大切にしている語る会を行いました。
感じたことの無い空気感。
出会ってからたった2日間の時間で作り上げらる空間とは思えないほどのものでした。
東北の子のお話を聞いて感じる事は様々です。
心が通じ合ったからこそ言い合えるこの空間は決して私たちから奪ってはならないものだと再確認しました。
語る会が終わってから、みんなの前では言えなかったことを話し合う学生、改めて仲の良さを確認するかのようにトランプはしゃぐ学生。
今回の語る会も、想像をはるかに超える空気と時間でした。

そして最終日。
この日は南三陸さんさん商店街で昼食をとってから東北の子を順に家の近くまでお見送りしていきます。


名古屋開催のときと違って少しずつバスの中の人が減っていきます。
私は一番前の席でみんながバスの中でも楽しそうに過ごしている声を聞きながら、本当に第4回の実行委員長をやれてよかった、みんなが楽しんでくれてよかった、と目を潤わせながら何度も思いました。

でらえぇ~は学生だけではできない活動です。
大人スタッフをはじめ私たちを応援してくださった皆様がいたから第4回の日程を無事終える事ができました。
報告書の作成、報告会もしっかりと行いたいと思います。
少しでも多くの方にこの活動を知って頂けるように。
何年も続いていくように。

第4回でらえぇ~に携わってくれた方へ、本当にありがとうございました。
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