特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

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フィリピン・セブから第110回十八成浜活動報告です

2014年02月10日 23時45分43秒 | スタッフのつぶやき

フィリピン・セブから
こんばんは

久世です

フィリピン台風30号被災者に、愛知で集めた応援衣類を
定期航路のない離島キナタルカン島へ届けるべく
徳倉君と6日からセブへ先に来て
関係各所と打ち合わせを重ねています。

皆さんから届く
十八成・名古屋方面の雪の情報は
30度を超えるセブでは驚きです。

さて報告が遅れましたが
第110回の活動報告です。
今回も元気よく活動を行ってきました。

①くぐなり食堂
②こころ配り
③チーム恭一
④鮎川での活動
⑤阿部邦子さんの語り合い

各地方でノロウイルスによる被害が報じられて、愛知ボラセンも十八成でノロウイルスを発症させたら
今後活動が出来なくなるという危機感を持ち、
名古屋での出発式・バスの中での諸注意に、いつもより丁寧に衛生面に関する説明をしました。


対策としてバスに乗る前にはアルコールを手にかけ菌を殺菌。

食堂班以外はくぐなり食堂のエリアには入らないことを徹底致しました。

その甲斐あって、ノロウイルスに感染する事なく
無事に活動を終えることが出来ました。
ご協力頂いた皆さんに感謝です。

①くぐなり食堂メニュー=節分スペシャルメニュー
 高菜ごはん
 節分スープ
 いわしの塩蒲焼き
 かぼちゃ煮
 ほうれん草としめじの梅和え
 じゃこ豆

衛生管理を徹底するルールを作り臨んだ食堂
皆さんの不安とは逆に、順調に進んでいます。
お弁当箱にはいつもより丁寧にアルコールをかけ、準備万端。

 

くぐなり食堂は90回近く行ってきました。皆さんの「次につなげるんだ」という気持ちや行動で、
今まで大きなトラブルもなく提供が出来ました。
これからも十八成の皆さんの為に衛生面には徹底していきたいと思います。


②こころ配り
高台移転へ向けた工事が始まり、トラックが行き交う十八成。
しかしその道路には人影がありません。

そこで、こころ配り班が重要な役割を果たします。

笑顔で道路を歩き
すれ違う車にも挨拶をし、
一軒一軒周り「おはようございまぁ~す。愛知ボランティアセンターで~す」と元気な声で挨拶。
その時だけ特別な空間となっている十八成。
その空間を作り出すのはこころ配りです。
皆さん元気を届けたい、と何もない十八成を歩き回って
心を届け、こころを拾っています。

③チーム恭一
チーム恭一に助っ人(岐阜県羽島市の消防署の隊長グループ)が合流!
隊長は2年前の夏の泊まりボランティアに参加。
職場の後輩を一度は連れてきたいと強い思いを持ち、今回それが叶いました。

老若男女集まったメンバー
意気投合し今まで集めてきた木屑の山をトラックへ乗せます。

そして恭一さんが交渉してくれた木を捨てる場所まで、
沼倉憲一さんからお借りしたトラックで運び、捨てました。
朝と午後では白山神社の周りは見違えるほど。

「これなんとかしたいな」と誰かが言うと、「これでなんとかなりませんか」
とイロイロなアイディアが飛び交う現場。
皆さんの顔を見ているととても満足した顔の方ばかりでした。

 

④鮎川~牡鹿工房
今回は野々山さんと酒井さんが鮎川小学校仮設へ。
野々山さんが持ち寄った企画「洋裁教室~ワンピース」。
「これは一日かかるわ」と、参加された方が語っていましたが
鮎川の皆さんは覚えが早い!
一通りの説明の後は
各自ミシンを使いあっという間に完成。

その後はお茶っこ。
帰りは抱き合ってのお別れでした。
とても充実した一日になりました。

⑤阿部邦子さんの語り合い
邦子さんが語る言葉は、
「みなさんに生きて欲しい」という想いが強くあります。
その思いを受け止め話が終わると
皆さん邦子さんの
「絶対生きてください」という問いに
「はい」と答えています。

この経験は必ず次にいきるものだと思います。
それは帰りのバスの中の感想でも
「私たちがリーダーとなり頑張っていきたい」
という感想があり
すでに皆さんの思いから「必ず生きる」という気持ちが芽生えてきていました。

邦子さんの語り合いの後は
十八成浜白山神社の「結びのお守り」の販売タイム開始
久世が会計、邦子さんがお守りの説明、三姉妹が「巫女」さんとなってお守りを渡すという
連携を取りながらお守りを販売します。

 

その後は
感想からのエールです。
今回は世界一周の途中で、一旦帰国した日置君が音頭を取ります。

フレ~フレ~十八成 
フレ~フレ~愛知
オー

笑いがおきそのままの笑顔のまま
集合写真へと


また十八成に帰ってきま~す

追伸:写真をご提供頂いた皆さん
ありがとうございました。

コメント
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