特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
お申し込みフォーム

NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について

9月18日 紀宝町活動報告

2011年09月20日 01時32分15秒 | [平成23年(2011年)台風12号]三重県紀宝町ボランティア

スタッフ石田です。
遅くなりましたが、9月18日の紀宝町活動報告をいたします。

今回、我々は4件のお宅に入り活動をしてきました

主な活動内容

チームA
隣のタイヤ工場から流れ着いたタイヤを撤去する

チームB,C
住宅床下のドロだし、住宅付近のドロ撤去

チームD
水につかってしまった家財道具の撤去、それによる生活スペースの拡大

っという形になっております


活動詳細

チームA ~バラ畑のタイヤ撤去~


隣接しているタイヤ工場から、水害でタイヤが流れてきて
バラ畑だった場所にタイヤが散乱していました。
そのタイヤを集めて、トラックに積み込み集積場まで行き積み降ろすというお仕事です。

タイヤの内側にはまだ泥水が溜まっており、その泥水を浴びながらも
タイヤを転がし、除去していきました


↑作業開始直後
↓作業終了直前

見事にタイヤが除去されました。
綺麗なバラ畑が復活することを願います。


チームB ~床下のドロだし、終わらない家財運び出し~

チームBの担当したお宅は写真の右側上のほうのお家です。

少し、小高いところにあるように見えますが、手前小屋の屋根にドロが積もっていることでわかるように
水位はそれ以上のところまできています。

この日は、ボランティアで大工さんの一団が来てくださっており、床板をはがしていってくれました。

床下に高く積まれたドロ、まだ水分が抜け切っておらず粘度をもっていました。
畑の土も混ざっているため匂いもありました。
懸命にドロかきを行いましたが一日では運びきれない量のドロがまだ残っているとのことです。
別れ際、車で遠ざかるお家の庭で
お母さんが作業をしながらも手を振ってくれたこと
作業をしながらじゃないと間に合わない量の仕事があることが、印象に残りました
継続した活動が必要です。

チームC ~床下のドロだし、高いドロの壁~

チームCの担当したお宅はチームBの活動場所の奥にありました

屋根にドロの積もった小屋の『道』を入っていったところにあります。
お家の人の話では、被災当初、この『道』はなかったそうです。
重機でドロを掻き分けて『道』を作ったとのことです。
壁になっているドロの高さまで堆積していたという事でしょう。


庭にも泥が詰まっており、最近何とか車が出入りできる程度には除去ができたとの事です。
チームBのお宅に大工さんが入っている間に庭の領域を少しでも広くできるようにドロかきをいたしました。

大工さんに床板をはがしてもらい、床下のドロだしです。
結構、乾いてひび割れしており手で持って運ぶことができました。
隣に川が流れていたのですが、土砂で川の流れが変わってしまい少し低い林の中に川が流れています。(見えにくいですが↓写真奥に川があります)

それでも、川が流れていた名残の流木が高く積みあがっていました


床下のドロだしがひと段落した後、お家の周りのドロも除去しました。
「これで床下にも風が通る」と非常に喜んでいただけました。

帰るギリギリまでお庭の掃除をしました。
帰り際に『また、復興したとき、遊びに来てください』とお声をいただきました。
そのときは、よろしくお願いいたします!

チームD ~家財道具の運び出し、生活スペースの整備~

チームDの担当したお宅は、ご年配夫婦のお家でした。
1階部分の半分は何とか片付いていたのですが、2階部分がほぼ手付かずの状態(たんす等が横倒しになっている)でした。
1階部分の残り半分も木材で埋まっており、生活スペースは1階の半分と2階の1部分のみという状態でした
そこで、2階窓から下に向かって家財道具をおろし(人がいないこと等を十分確認して行いました)
広くなった2階部分の1部屋を綺麗に掃除しました。もう1部屋はゆっくり片付けていくとの事です…。

1階の木材で埋まった部分も道を作り、搬出しやすいように整備しました。
ドロで汚れた玄関や部屋をきれいにして
『乗りたいの』でと言われた自転車をぴかぴかに
少しでも暮らしやすいように配慮を重ねて
自転車に乗って買い物などに行って少しでも元気になっていただけたらっと思いました
注:チームDの活動写真はありません。2階の半分を1人黙々と片付ける姿を見ていたら『写真取らさせてください』とはどうしても切り出せませんでした。
申し訳ありません



最後に今回、チームA、DとチームB、Cの活動場所が若干離れていました。(徒歩5~10分ぐらい)
何回か歩きで往復した中で撮った写真です

台風2号が上陸したときの水位が記録されていました。
今回の台風はこれを上回る水害でした…。


通り道の田んぼの写真2枚です
よく晴れた1日でした

日中、気温がどんどん上昇していったため
熱中症の心配などもありましたが、
区長さんや地元社共の方々が気にかけてくださり
飲み物を分けていただきました

支え、支えあえるように
これからもがんばっていきましょう


紀宝町ボランティアセンターのブログに活動内容の写真が掲載されていました。
あわせてご確認ください

紀宝町ボランティアセンターブログ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紀宝町へボランティアバスが出発しました!!

2011年09月18日 04時07分31秒 | [平成23年(2011年)台風12号]三重県紀宝町ボランティア

愛知ボラセン公式HPはこちら


こんばんは☆副代表の山田です!!
ご報告が送れましたが、先程、23時少し前に紀宝町へ向けてボランティアバスが出発しました!!

明日、一日活動をし、明日の夜22時頃に東別院に帰ってくる予定です!!

紀宝町の皆さん待っていて下さいね!!

チーム愛知ボラセンの皆さん、頑張ってきて下さい!!
山田は名古屋からエールを送ります!!

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日(17日)出発の紀宝町ボランティアは予定通り実施します

2011年09月17日 10時32分50秒 | [平成23年(2011年)台風12号]三重県紀宝町ボランティア

本日17日、午後11時出発(午後10時集合)の
台風12号豪雨被害・三重県紀宝町現地ボランティアは予定通り実施します。

昨日16日出発の紀宝町ボランティアは、台風による強雨、国道42号線の不通で中止しました。
国道42号線は、本日午前7時に片側交互通行できるようになりました。

和歌山県新宮市では土砂ダム決壊の危険性が高まり、全域に避難勧告が出ていますが、
紀宝町を含め三重県では避難勧告は出されていません。

また、本日午前10時の紀宝町の天気は晴れ間もあり、明日も晴れの予報です。
紀宝町では今日もボランティアセンターは開設され、活動は行われています。

こうした状況から、本日(17日)出発の紀宝町ボランティアは予定通り実施することにします。(雨対策は怠りなくお願いします)

なお、ご不安な方はご自身のご判断でお取りやめ頂きますようお願い申し上げます。

キャンセルにつきましては
 cancel.aichiborasen@gmail.com 
 090-6590-3117
 の両方に必ずご連絡下さい。

愛知ボランティアセンター
 代表 久田光政

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紀宝町台風12号豪雨 第2回ボランティアは中止します

2011年09月16日 11時17分09秒 | [平成23年(2011年)台風12号]三重県紀宝町ボランティア

紀宝町台風12号豪雨 第2回ボランティア参加者の皆さんへ

明日は台風15号の影響で、現地は強雨が予想されています。
午前10時に紀宝町災害ボランティアセンターに問い合わせました。
その時点では明日の休止は決まっていませんでした。
そして公民館などの室内の活動はあるかもしれない、とのことでした。

しかし、ボランティア活動が必ずあるということは担保されているわけではありません。
いろいろと判断に迷いましたが、今夜のボランティアバスは中止します。

明日17日出発の第3回ボランティアバスの座席は余裕があります。
ご都合のつく方はぜひとも第3回にご参加ください。

なお、このブログをご覧になられた方は、
ずお名前を記載の上、確認メール(aichiborasen@gmail.com)をご送信ください。
また、17日の第3回ボランティアにご参加頂ける方はその旨もお書き添えください。

愛知ボランティアセンター
 代表 久田光政

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【急募】台風12号 紀宝町活動 今週まだまだ人手必要です!!お力お貸しください

2011年09月15日 08時41分39秒 | [平成23年(2011年)台風12号]三重県紀宝町ボランティア

事務局長の久世です。

活動報告をさせて頂きましたが
私たちが一日で出来る活動は限られています
まだまだ手の届かない地区が沢山ありますし
支援を必要としている方は沢山います

愛知ボランティアセンターでは
引き続き地元、三重県の応援活動をしていきたいと思います。
ぜひご参加ください

◎日時 申し込み人数は、15日午前現在の申し込みされた人数です。
  台風12号被災地ボランティア第2回(定員 50人)←申し込み人数が足らず、50名に変更 
  出発 9月16日(金) 集合時間:午後10時 集合場所:東別院
  帰名   17日(土) 解散場所:名古屋駅 午後9時30分頃・東別院 午後10時頃(予定)
     申し込み人数:22名

  
  台風12号被災地ボランティア第3回(定員 50人)←申し込み人数が足らず、50名に変更
  出発 9月17日(土) 集合時間:午後10時 集合場所:東別院
  帰名   18日(日) 解散場所:名古屋駅 午後9時30分頃・東別院 午後10時頃(予定)
        申し込み人数:27名


  台風12号被災地ボランティア第4回(定員 50人)
  出発 9月22日(木) 集合時間:午後10時 集合場所:東別院
  帰名   23日(金) 解散場所:名古屋駅 午後9時30分頃・東別院 午後10時頃(予定)
        申し込み人数:13名

  台風12号被災地ボランティア第5回(定員 50人)
  出発 9月23日(金) 集合時間:午後10時 集合場所:東別院
  帰名   24日(土) 解散場所:名古屋駅 午後9時30分頃・東別院 午後10時頃(予定)
        申し込み人数:6名

◎応募先  
愛知ボランティアセンター公式HP 応募フォーム


活動場所 
 三重県紀宝町

参加費(保険代・バス代含む)
 7,000円(※助成や補助などがないためにこの金額です)

定員 
 先着順です。定員に達した場合はブログにて報告します
 各回ごと定員に達しない時は中止を致します
 
◎朝食、昼食、飲み物持参

◎長靴、長袖、長ズボン、耐油手袋、マスク、着替え
 あればチェーンソー、その他の工具
 愛知ボラセンではスコップ、土嚢袋、コンテナボックスなど一通りのものは持っていきます。

◎なお、十八成仮設慰問ボランティアは予定通り実施します。

事務局長 久世義晃

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風12号 紀宝町活動報告

2011年09月12日 00時14分05秒 | [平成23年(2011年)台風12号]三重県紀宝町ボランティア

事務局長の久世です

10日に紀宝町鮒田地区でボランティアさん43名と
活動をしてきました。
その報告をします

(写真で報告出来ればと思いますが
写真が今手元にないので、準備出来次第
写真もUPしていきます。
今しばらくお待ちください)

その前にご報告が・・・
12日の朝、名古屋テレビのドデスカで活動が紹介される予定です。
ぜひご覧ください。

活動内容
①災害ボランティアセンターで職員2名が水やバナナを運んでる姿を見て
「お手伝いしますよ」と声をかけ、10名程で、あっという間の活動。
職員もあっという間に運ぶ姿を見て「スゴイ」の一言。
この活動で愛知ボラセンの見方が変わっていったと実感

②鮒田地区内(4件)
A・・・1階が工場、2階が住居と隣接している2階建てのお宅の作業 20名
工場内は区長さんから手をつけなくてよいと指示をされそれ以外の住居の作業。
主な活動は家の中の畳・家具を外へ運ぶ作業です。
畳・家具は全員で協力して運びます。重い・重い
2階の家具・畳は窓から下へ降ろす事もありました。
20名で1日の作業で1階・2階と綺麗になり、最後は床拭きまで出来ました。
お父さんは喜んで、テレビの取材で涙を流しながら
話をされていました。

B・・・女性2人住まいのお宅(10名から20名)

最初は住民の方だけでやる事を考えていたみたいですが
被害状況からして、2人では到底終わる作業ではありません。
まずは1階の冷蔵庫・食器棚・机・畳など
を運んでいきます。
2階も畳が大量に。
1階まで降ろすのは大変なので
畳をロープでくくりつけ、脚立を利用し、
2階から1階へ脚立を滑らせ、運びました。
畳20枚以上は降ろしました。
スゴイ勢いでした。テレビも同じ方法で運びました。
ただ最後は人の手で処分場まで運ばなければなりません。
大変でしたが、一致団結して運びました


C・・・男性と80代の女性2人で住んでいるお宅(10名)
Bの場所をやっていたら、一人で畳を運んでいる男性を発見。
「お手伝いしますよ」と声をかけて、お手伝い開始。
2階の畳の搬出でした。
Bと同じようにロープで1階へ。
作業が早い、早い。

D・・・今兵庫にお住まいのお宅(10名から20名)
午前中、鮒田地区を作業している姿を見て「うちもお願いしていいかな?」
と言われ喜んで作業しました。
作業内容はなんと、ピアノの搬出。それも、処分場まで階段があったり。
ピアノは重いのでどうしようと悩んでいたら、あるボランティアさんが
「階段に畳を敷いたらどう」との提案に、即実行。
それも大成功。あっという間にピアノが処分場まで動きました。

以上、簡単ですが、10日の紀宝町内4か所での報告です。
区長さんを初め、作業したお宅の方に、バスに乗り込んで頂き、
私たちにご挨拶をしてくださいました。

そして、今日一通のメールが届きました
紹介して、活動報告とさせていただきます。
写真はお待ちください

昨日は愛知ボランティアセンーの皆様に何から何まで助けていただき
本当にありがとうございました。ピアノ、冷蔵庫のみならず、他の家財道具、
廃棄物の片付けから搬出まで…。私たち二人だけでは到底終わる見込みがなく
先の見えない作業でしたので…皆様にお出会いできたことに心から感謝せずにはいられません。


日の出の写真です
早く復興・復旧し、紀宝町の方々が、気持ちよく日の出が見れる日常生活に戻れたらたらいいですね

コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【急募】台風12号被災地ボランティア 定員になりました

2011年09月07日 00時56分49秒 | [平成23年(2011年)台風12号]三重県紀宝町ボランティア

平成になって最悪の台風被害となった今回の台風12号。
愛知ボラセンでは今週末に被災地へボランティアバスを出します。

現在、被災各市町村で災害ボランティアセンターが起ち上げられています。
三重県紀宝町では県外からもボランティアを募集しています。

こうした災害ボランティアセンターで活動することが無難なことだとは思います。
8月の新潟県阿賀町では災害ボランティアセンターの活動をしました。

東日本大震災では愛知ボラセンは、社会福祉協議会の災害ボランティセンターでの活動は1度もしていません。
災害ボラセンの手が届いていなかった牡鹿半島十八成浜に入り、独自の応援活動を展開してきました。

災害ボラセンの手が届きにくい地域で応援活動をするのが愛知ボラセンと考えています。
しかも、今回は愛知ボラセンにとっては「地元」ともいえる三重県です。

そのために7日(水)から、事務局長の久世が現地に入りました。
さっそく独自に75歳の一人住まいの女性宅の泥出しの依頼を受けました。
久世の報告によれば、家は5mの水に浸かり、土砂まみれになっていて
40人でも1日で泥出しをするのは困難とのことです。
皆さんのご応募をお待ちしています。

◎日時
 出発 9月9日(金) 集合時間:午後10時 集合場所:東別院
 帰名  10日(土) 午後10時

◎活動場所 三重県紀宝町鮒田

◎参加費
 7,000円

◎定員(45人)になりました。
 
◎朝食、昼食、飲み物持参

◎長靴、長袖、長ズボン、耐油手袋、マスク、着替え
 あればチェーンソー、その他の工具
 愛知ボラセンではスコップ、土嚢袋、コンテナボックスなど一通りのものは持っていきます。

◎なお、9日~11日の十八成仮設慰問ボランティアは予定通り実施します。

代表 久田光政

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

活動予定カレンダー