「意識の問題だけだ」と、言う言い方は有るのだが。
どうしてもやっぱり、創作は自分の衝動に忠実に成ってしまう、それは深刻に重い。
※「pixAI」にて、タイトルをプロンプトに入力して出力。
まあ悪魔と言うのは相手を堕落させてなんぼではある訳ですけども
理想の一枚としては、職に就きお金が有る80%が必要な物に、職の無い20%が従事しその対価を受け取る、という絵、ではある。しかし現実は、80%は自分らが必要な物を自分らで作ろうとしてしまう、その時、この理想は成り立たない。良くも悪くも「漫画」はハングリーカルチャーと昔は呼ばれた事もあり、まあ自身がその「失職中の20%」に入ってないと、”そこ”に必要な物、をイメージできない、訳だが。20%側が80%に必要な物を提案し提供し対価を得る、しかし。その要求が、20％の消滅に成ってしまっていた、それは深刻かも。
「パラサイトシングル」と言うそれが、ちょっと今は差別意識かの深刻さを際立たせては居る。
前にも書いたが本来は「パラサイトチャイルド」と言うべきではある、親と同居してる”自立できない経済力の”子供ら、だ。ワーキングプア、とも少し違うのが悩ましい。前者は単に「親と同居してる独身」の事だ。親の庇護下にある限り、月額数万円程度の収入でも結構良い暮らしをしてしまうが実際には、親が亡くなったら「終わり」ではあり。なのに、社会は彼らを否定し、その職能を得るチャンスを奪ってしまった、彼らを雇用する先を作れていない。自由市場経済の問題として、どうしても効率化の先で「余計」が発生する、今まで10人で担当してた仕事が8人で出来る様になったら、2人は要らない。切られた2人側の多くがパラサイトチャイルド、に成る時、しかし彼らは失職者的にはカウントされないのかも。もちろんそんな状態では結婚、なんてイミフな行為でしかない。
潜在的失業者が、想像以上に膨らんで腐っている、そんな悪夢も不意にか思う。当然か発生する、「何とかしろ」政治への圧力？はしかし、「パラサイトシングル」と言う言葉に現れる切り捨てに成ってしまって。上の理屈が正しいなら、税金をその「失職中の20％」の方に廻せばある程度は、の”筈”なのだが。社会は結局、増えすぎた人口を制御出来ないまま、日産のゴーン氏に代表されるリストラ作を選択してしまった訳で。
”それ”はでも、逆に酷い所では京アニの悲劇になり、そうでないにしても多くは、家族内の深刻な断絶を招いた。
現状、自分は意識的に、かなり他界、もとい高い所にある、感じはあって（…）。良い意味なら、その「パラサイトシングル」と言う言葉を作った存在より上位になった、のなら。分配も今後は”そう言う感じ”に成ってもいい、筈ではある。ただまあ、その際に有るのは何かの恐れかもしれない、過去に「パラサイトシングル」と罵倒した存在が自身の上位に来た、訳だ。「という訳で、君は首だ」安直なイメージではそうにしか成らない、それは状況を硬直化させてしまうだけだ、という気もするのだがしかし。
大衆は神である。結果、その信仰下にある自分も今のところ、そう言う権力は行使できない状況ではある。しかし、恐れはそう言う絵には成らないだろう。前に居る誰もが今、芦原氏に成りかねない、「切り捨てに加担してきた」のだ、その手のひら返しに対し、果たして被害者らは容認し得るか。
「元凶」は今も、あっちこっちに逃げ回っている？感じはまあ、ある。
そこを撃てばこの事態は終わる、訳でも無いのだろうが。
