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あげちうのブロマガ

その、巨大な構造への悪夢

失望の後の、勝手な「自己補完」空虚なご都合主義、かもしれない。

ただ、”それ”が本物だったら、偽物が急に失望されたら面白い、とは思う。

「黄昏の狩人」それは、どういう感じだったか?だ。

平成唯一のヒット、「エヴァンゲリオン」その足場になって、更にはインターネットの土台とも成ったと作者は主張する、そう言う何か、それは一体?

”この”本物とは、果たしてどんな物だったか。

ともかくまず昔、自分が、「メイルプレイをやろう」そう考えた。高校を卒業した後は各自、進路が少し違う、中々会えなくもなるが、そう言う形式だったら。という事で、「東京で、幽霊騒動のクトゥルフ的な話をしよう」なんでもいいからキャラ送って?と言う感じに、知人らにメール等する結果、返ってきたキャラは多く、ファンタジーだった。

その辺を何とか纏めようとして、「黄昏の狩人」その世界観が出来る。そして?その後に様々微調整される末に、主人公を「小杉爛斗」と言う人物に設定し、物語を構築する事になった。

展開的には、以下の様な”感じ”を予定していた。

「黄昏の狩人」プロット原案
東京で記憶を失って、「竜二」と言う人物に匿われる様な形で暮らしていた爛斗に、「ガンマグループ」その配下のエージェントらが接触してくる。その際の衝突で竜二は重傷を負い、爛斗も殺されるが、彼はそのまま「変異種」としての変異をし、”彼ら”を逆に排除した。その後、同じく探していた”仲間”同種、の人々に匿われ、自身が「変異種(要するに妖怪、とかモンスターとか)」という”特殊な人間”で有る事、ガンマグループに捕まっていた存在である、という事を告げられる。回復した竜二らと共に、彼らはその戦闘力を買われ「ダークネスハンターズ」その一員としての、密かな活動に加わる事になった。一方、「ガンマグループ」それは、彼らの様な変異種の兵器的利用、そう言うのを模索しており…そのサンプルを欲していた。その捕縛の現場で、対立は激化していた。

状況は、そんな中で、爛斗は自身の中に潜む「影」自分以外の何か、との葛藤の様なモノに苦悩する事には成る。「本当の自分」とは、それは異なるのだ、あくまでも、自身に寄生した”何か”でしかない。”それ”が今は自身を安定させているからこそ、変異種としての戦闘力も出せるが、しかし。実際の「本当の自分」と言うのはもっと、異なるらしい。ガンマグループに捕まり、”調整”された末の現状は、”それ”を失ったままで、本来のそれとは大分違うと言う話。変異種の中でも特殊な「竜族」、そういう存在だと言うが、それは実感はできなかった。

しかし事態は、深刻さを際立たせていく。「ガンマグループ」を支配している存在もまた、実際には千年来を生きる古株の「変異種」だった。かつては日本を太平洋戦争へと誘った”それ”は、今も東京新都庁の最上位に住い、日本を再び、かつての世界支配を目論む戦争へと駆り立てんとして居た…このまま、負けたままでは終われない。その妄執は、凶悪な計画を発動していく事になる、人々を総じて、自身の忠実なる、そして凶悪な兵士とする為に。世界はその、東京新都庁から発せられるおぞましい怪電波により、総じて歪んだ変異種へと、変えられようとしていた。「新変異種」その脅威は、その結果だったのだ。

その事態が急激に悪化していく中、主人公らは、都庁への、”それ”を齎す構造の破壊、それを画策する。だがその突入は発見され、後は持ちうる能力での強行突破しか無くなる中、爛斗は何とか最後の部屋、その邪悪な変異種の”神殿”へと侵入に成功するが。そこに居た元凶、その古株の変異種の力は強大で、その「私は神だ」そう言う存在に彼は圧倒され負けそうには成るが。傷つき倒れ、諦め自身から離れていく「彼らに実験材料にされていた変異種」の霊、それとの会話などから、自身の存在する理由、そう言うのを思い出すかの結果、彼は伝説の竜へと変異し、その”神”を引き裂いて殺す事で、この事態は終息、危機は何とか回避された。


考えなくても、これ「小杉爛斗の話」でしかない。

全員が主人公じゃ無かったのか。

脇を固めるそれってのも大事でしょう?

等々、ともかく当時、微妙に上手く行かなかった、訳だが。

この、主人公「小杉爛斗」を提供してくれたのが、先日の知人、ここはS氏としよう、”彼”ではある。

つまり?この「黄昏の狩人」の”本物”とは、彼の提案を受けて、あげちうが創る、という形式のそれだった?可能性が結構ある、訳だ。今回不意に創る事になった「コアグランの悪夢」それは、実際には当時の「本物」のそれに今、最も近い、いやその物かもしれない。

”これ”が求められて居た、として。

それを見た人々は、今までの「偽物」に対して、何を考えるのか?

そこには少し、事態の変化、それを期待しない事も、無い。
今までこの「黄昏の狩人」を「私が考えた」とか言ってた人々は、総じて偽者だと断定して良い、状況に成ったんではあるまいか。偽者に対して、世間の反応とは?

一気に冷めちゃったりしたら。


「なんでもっと早く」

それはどうしても思うが、今までの経緯からして”その”事態を産んだ理由、それは重い面倒としてあった、という事だろうか。それに、「同じ結果」に成るならやらない方が良い、と言うのも、もちろんある。それをでも、可能性が見えていた、のかも。

結果はまだ解らない。

しかしそれは意外と、音もなく不意に現れるのだ。

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