医師日記

「美」にまつわる独り言です
水沼雅斉(みずぬま まさなり)

山菜の美食 2

2008年07月28日 12時08分07秒 | Weblog
 ましてや・・料理職人さんとしての流儀や仕事は、僕も職人ですので当然尊重いたしますが、あ~せい、こ~せい、命じられながら食するのも苦手です。

 ですが、さすがに山菜についての記載はそう多くはないでしょうし、原料代が基本・無料ってところがいいじゃないですか?

 いやらしい流儀もなけりゃ、決して卑しくも感じませんし、むしろ季節を自分で感じながら知識と経験と伝統に基づいて峻別し採取するなんて、風流な日本情緒を感じませんか?

 なので、少々・・・書き留めてみます。

 思いっきり、季節はずれですが・・・




 GWには、例年東北にお邪魔をしているのですが、ありがたいことに8月にも涼みにとお招きを頂戴いたしまして・・・

 大好きな東北は、このところ地震で被害に遭っておられ、住民の方のお気持ちをお察しいたします。

 東北の山菜は最高です。

 自分で採ってすぐ、てんぷらやおひたしや胡麻和えなどに調理をしていただきます。

 自分でするのは採るだけなんですがね・・・。

 お邪魔した際には、僕らが採るそれ以外にも、仕込みやあく抜きが必要なものは、新鮮な取れたてで準備してくださります。

 で、発見。。。。

 食事中の方には誠に申し訳ございませんが、山菜をたくさんいただくと、次の日、驚くべき現象が起こります・・・・緑色になります。

 それまでは、山菜など・・・山菜そば、な~んて特に、なんだか缶詰、というかビニールのパックもんみたいだし・・

 年寄りくさくて、食べる気も起きませんでしたが、このところは例の東北にお邪魔して、てんぷらなどでいただいて・・・

 それ以来、はっきり申しまして、人生観変わりました。

 山菜諸君、今までの無作法、すみません・・・

 な、なんてうまいんだ~!!

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