医師日記

「美」にまつわる独り言です
水沼雅斉(みずぬま まさなり)

美しき夏雲に 5

2008年03月30日 10時04分57秒 | Weblog
 それに比べ、ドイツをはじめとするヨーロッパは徹底しておりますよね~。

 例えば温暖化で氷河が溶け出しているスイスの村では、村民にいっさいの車の所有・運転が禁止され、唯一電動カートはホテル業者だけに許可されているにもかかわらず、村民からは苦情も出ません。

 「氷河を守るのは当たり前だ」というオトナな考えからです。

 歪んだ人権をわがもの顔に振りかざす市民もおりませんし、恨み言を言う方もおりませんし、煽るプロや不満をたきつけるおろかなマスコミもいないようです。

 加えて、都市圏への車での乗り入れは禁止され、郊外で車は全部列車の荷台に載せられて鉄道移動です。






 もちろん年金やガソリン税も大切かもしれませんが、僕たち日本人は動き出すべきではないでしょうか?

 利権や政治家の思惑通りのままのこのエネルギー政策、現状維持(原発推進政策)ではいけないのではないのでしょうか?

 そりゃ、その分野での技術革新で後れをとるのは悔しいですが、原発はまだ人間が制御しきれないんじゃないかなあ・・

 あのフランスが、しれっと原発先進国ですが・・・

 自然エネルギーへの大転換には、わが国では電力会社の反対圧力も凄そうです・・・

 何かを始めるときは混乱はつきものなのです。

 【原発推進か、脱原発か?】

 これは、憲法改正や医療や外交(世界の貧困)と同じくらい大切で、そしてそれはガソリン25円よりずっと重く、急がれる政策ではないのかなぁ・・・

 このテーマは、国民の声を聴いた方がいいし、答えは明らかですが、そうすると答えたからには国民も、政治家やマスコミ頼みではなく、個人的にも責任を背負うべきです。

 民主党もこのエネルギー政策について弱くはないでしょうか・・・どうなのE野くん?





 ここで提案ですが、思い切って、日本中の車をハイブリッドにしたらいかがでしょうか?

 それでも巨大排気量のガソリン車に乗りたい方には、う~んと税金を払ってもらって。

 そりゃ自由が制限されるし、抵抗も凄まじいでしょうけれど・・・

 そういう車に乗りたい方は、どうしても乗りたいのだし、高い車を買えるくらいですから、そもそもお金持ちの方が多いでしょうからお支払いくださるでしょう。

 そしたらびっくりしますよ、外国からの旅行者は・・・日本に行ったら全部車がハイブリッドで、しず~かに走っていてら。

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