医師日記

「美」にまつわる独り言です
水沼雅斉(みずぬま まさなり)

美しきヴィルトゥオーソ 9

2008年06月17日 12時39分00秒 | Weblog
 バリオスはなぜだかあのセゴビアからは認められなかったようですが、理由はきっと微妙なところ・・・宗主国としてのつまらないプライドなどにあったのでしょうか?

 バリオスの代表作の「大聖堂」は、前奏曲(郷愁)、宗教的アンダンテ、荘重なアレグロの3楽章から成ります。

http://www.youtube.com/watch?v=U7FRTE1I988&feature=related


 ベルタ・ロハスさんの演奏はよどみがなく、力みやぎこちなさを全く感じず、流れるようでありますが、女神の場合もやはり格別です。

http://jp.youtube.com/watch?v=KCE5aPnB5aI



 また、バリオスの「最後のトレモロ」を盲目の女流ギタリスト、ルーマニア系のカナダ人Ioana Gandraburが奏でると

http://jp.youtube.com/watch?v=LvL9xaUqZGA&feature=related



 同じ曲ですが、女神は

http://jp.youtube.com/watch?v=yKTKlFmtWlQ&feature=related



 帝王より女神のほうがいいよなぁ・・

http://jp.youtube.com/watch?v=StxpWgfhjIg&feature=related





 クラシックギタリストにとって、ブラジルのVilla-Lobos(ヴィラ・ロボス)による12の練習曲と5つの前奏曲は重要で、プロレベルではおそらくは誰しもが経験し、「あでやかな落日」では、ヒロインの女の子が、これをスモールマンでやるところから物語が始まります。

 特に前奏曲1番と、練習曲11番は有名です。

http://www.youtube.com/watch?v=IcNi-5moPe4

http://jp.youtube.com/watch?v=W--gAvhTRZw

 僕はPrelude No.5が好きですが。

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